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小学生の心理の内・外的要因

*この記事はあくまでも小学生と毎日関わる人間の個人の考察に過ぎません。

「小学生と毎日過ごす。それは毎日が観察と、研究です。」

50人以上いれば、個性なんてバラバラで面白いくらいです(笑)

上記の5項目の要因を勝手に考えてみます。


「1.何も気にせず我が道を進む」

メンタルが強いのか?と思いますが、
これは外的要因です。いかに周りに恵まれてきたかってことですよね。
力があるのも当然ですが、周りがそれを妨げるのではなく、
良い方向に伸ばす環境で育ってきた証拠です!

内的要因で考えると、よっぽど自信があるか周りを見る余裕がないかですね。
でも、そのまま行けるところまで行っちゃうというのも良いと思います。
ある程度大きくなってから気付いて、またそこから!って感じですね!


「2.周りを気にしつつ自分の意見を通す」

人が集まったところで、誰かの意見に賛同するのではなく、
意見を出し、半ば強引に通す子もいます。
しかし、そういった子はその後の周りの反応もよく見ています。
もし、退屈そうな子がいた場合、次の意見を出し次のものに移ります。

一番良い立ち位置であって、いわゆるリーダーシップですよね。
これらの行動は、内的要因が強いと思います。

意見が通るということは、人望が熱いです。
しかし、プレッシャーも感じる敏感さもあると思います。
優しさがあって良いですが、あまり気にしすぎず、
自分の人望を信じて良きリーダーになってほしいです!


「3.最も効率よく生活する」

全てにおいて十分な能力がある子の特徴です!

どんな意見にも対応ができ、優しもあるから
自分が先頭に立つことなく全てに順応する。

外的要因が大きいですかね。
周りをよく見て生活をできていて、
誰かが先頭に立つ環境にいるからそういう
行動ができるのだと思います。

プラスα その子に多少の責任感ある役職を与えることで
次のステップに進めるようになるかもしれませんね!!


「4.一歩遅れ続ける」

これは外的要因が大きいです。

遅れていても困らず生活をしてきた証です。
本当に何もできない子なんていないです。
待っている余裕がなく手伝ってしまう、
もしくは周りに合わせることなく生活させてしまった。
こういった環境で生活してきてしまったのが原因です。

考えられる状況は、
「集団生活の中で、他の子を待たせているからと
 大人が手伝って間に合わせてしまった。」
「他の子は先に始めていて、後から合流させる。」
という状況ですね。

改善する方法としては、
「他の子が待っていても、個人の力でなんとか間に合わせる。」

そうすれば、他の子も攻めるようなことはそこまでしないし、
本人も待たせていると自覚を持ちます。

実際、他の全員ができれば、その子もできるんです!

大人側が時間に余裕を持ち、接することで成長させられます。


「5.気にしすぎる」

心配の9割は起こらないなんて言いますよね。

子どもながらに心配ばかりして不安に陥る子がいます。

友達できるかな…
あそこはグループだから私は…
など、気にしすぎてる子どももいます。

内的要因がとても強く、
外的要因を受け入れる余裕がないんです。

小学生はまだグループの確立を強く意識していません。
だからよっぽどのことがなければ受け入れてくれます。

そう言った子には「心配しなくて良いよ」「大丈夫だよ」などは
届きません…

実体験をアシストしてあげないとダメですよね。
固定の友達を作ってあげるのも安心感になるかもしれませんが、
それでは結局他の子はグループなんではないかと
不安感が生まれるかもしれません。

「あの子にこれ渡してきて〜」
「あの子にこれ聞いてきて〜」
と、大人のお手伝い感覚で子ども達と接点を持たせていくことが
一番良い形なのかなと考えられます。

大人から託された仕事ということで
安心感が生まれると思います。


「まとめ」

毎日何人もの子どもたちと過ごし、1歩引いた立場から教育現場を見る機会も
多くある人間の勝手な考察です。
共感していただける部分もあれば、
そうではないこともあると思いますが、
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

radical放課後児童クラブ|高崎学童

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