見出し画像

#39 「目的」は何?

【私の仕事術:❹ビジネスで勝つ為に】
やる事が目的になっていないか注意する!

例えば、社会人になって、ボーナスも出て、お世話になったご両親に、親孝行で奮発してハワイ旅行でもしよう!と企画したとします。

ワクワクしながら、どこに観光にいくか、色々なアクティビティを検索したり、旅行の日程を考えたり・・。

ところが旅行のプランを考えていると、いろいろ意見の衝突が出てきます。
親 「2日目は、やっぱりホテルでゆっくりしたい・・」
子 「いやいや、2日目は観光に行くって決めたでしょ?」
親 「観光は3日目の方がいい」
子 「っていうか、ハワイに来たのにホテルでゆっくりって・・」
なんて、些細なぶつかりで終わるならいいですが、ケンカになると大変です。

あげく親から「別にハワイとか無理せず、国内の温泉でもよかったのに・・」と子供を心配する親心だったとしても、そう言われた日には

「せっかくハワイ旅行にいくのに・・・」

って、とても悲しい気持ちになりますよね。

そんな時にふと考えるのは「もともと何のためにハワイに行くんでしょう?」って事です。

本来、旅行をプレゼントしようとした目的は「親孝行をして親に喜んでもらいたい」だったのに、「親をハワイに連れていく事」が目的になって、いつのまにか本来の目的が変わっている・・・、なんて事ありそうじゃないですか?


ちょっと大袈裟な例え話でしたが、このように本来の目的が途中で変わるというのはプライベート以上に仕事でよく発生します。

「やることが目的になる話」は、あるあるというほどよく発生します。

例えば、業務改善を目的にしたシステム開発のシーン

画像2

業務改善の為のシステム開発が、システムをリリースする事が目的になってしまう。。上の絵だと、システム担当の人が悪いみたいになっていますが、もちろん、逆もあります。

画像2

本当は実現したい「目的」があったのに、いつのまにか「やる事が目的になる」というのは本当に多いです。そうなるとせっかく取り組んだことも中途半端な結果になります。

これまでいろいろなプロジェクトに関わってきましたが、「やる事が目的」になると絶対うまくいきません。

ですから、仕事が捗らない、担当している案件が変な雰囲気だったり、変な方向に進んでいるなと思った時は「やる事が目的」になっていないか、立ち止まって考えてみる事をおすすめします。



★★★
最後まで読んでいただきありがとうございます。これまでご紹介した仕事術がこちらからもご覧いただけます。お読みいただけると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?