見出し画像

#46 切磋琢磨

【私の仕事術:❹ビジネスで勝つ為に】
改善を繰り返して、磨いていこう!

転職や異動で新しい職場に配属になった時、周囲から「こいつやるな!」と早く思わせるには、どうしたらいいでしょう?

私のおすすめは、

「“謙虚に”改善提案をする」

です。

1つの部署に長くいると、普段の仕事が当たり前になって、よく考えたらおかしい事があっても気付かない、もしくは気にしなくなりがちです。そういう時は改善すべきポイントがいたる所に隠れているものです。

そして、異動してきたばかりの人は、過去の経緯や事情もわからず、とてもフラットな目線で客観的に物事がみれますから、ここおかしいぞと改善点を見つけやすいです。もし、改善提案をして効果が出たり、生産性でもあがれば、周囲から「やるな、こいつ!」って思われます。

ただ、大事なのは“謙虚に”というのがポイントです。

何も知らない人から頭ごなしに「これがおかしい」とか言われたら正当なものであっても指摘された方は気持ちいいものではないですからね?

私もドコモ時代、積極的に、大胆に改善提案をした事がありましたが、「ちょっとやりすぎかな?心良く思わない人がでてくるぞ」なんて言われて、釘をさされた事もありました。

その職場や会社の文化など色々ありますので空気を読みながら、事情を理解した上で、ちょっとおこがましくて申し訳ない感じもいれつつ、丁寧に改善提案するといいかもしれません。

と、転職や異動した先での活躍ノウハウを紹介しましたが、ビジネスで勝つ為には、この「改善」というのがとても大切なんです。トヨタ式カイゼンのように現場で意見を出し合って今のやり方を見直す取り組みはビジネスシーンでも有名な話ですね。

「そりゃ改善するのはいいに決まってる」と皆さん思いますよね?

でも、「改善」って、どんな事をするのがいいのでしょう?例えば、以下のように「お客様向け」なのか「社内向け」なのか、また改善するものが「コスト」だったり「品質」と色々ありますので、それぞれのポイントで、何が出来るかを整理し、考えてみるといいです。

■改善のポイント

画像1

もちろん、これ以外にも改善ポイントはあります。

これらの改善の中で、すぐに実施できて効果が大きいのは「やらない事を決めて、やめてしまい、無駄をなくす」のは効果的です。

だいたい、やめてもいいと思っていても、そもそもなぜその業務があるのか不明だったり、やめたいけどやめるって言い出せなくてやっているみたいな仕事はたくさんありますから、そこから探るのはいいかもしれません。

このように、常に改善を繰り返し、切磋琢磨する事がビジネスで勝つ為には大切です。

ちょっとした改善の積み重ねが将来の大きな改善につながりますので、「この程度でいいや」とあきらめずに改善を繰り返していきましょう!



さて、これまで「私の仕事術:❹ビジネスで勝つ為に」を紹介してきました。お役に立てたでしょうか?

次からは「❺仕事に役立つ交渉術」を紹介してまいります。仕事上、社内の人だけでなくお取引先など社外の人と交渉する機会が多いですが、その時にどうすればいいかをご紹介していきます。引き続き、読んでもらえると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?