パリ2024観戦女子一人旅 〜下調べ編〜


五輪のチケットと交通機関、宿の確保を終えたので、あとは美術館のチケットの確保。
ルーヴル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館。この3つは予約必須でしょう。
他にも行きたい美術館がたくさん…さすが芸術の都。その中でも個人的な好きな画家であるダリ美術館、やっぱり見ておきたいピカソ美術館を回る候補に。大学時代にスペインを訪れた際、バルセロナ(近郊)のそれぞれの美術館にも訪れているので思い入れがあります。
前者の3つはパリの中心地に位置するのに対し、後者の2つは少し離れた場所にあります。パリ五輪期間中というイレギュラーな時期のため、慎重に検討します。

美術館の休館日を調べると、基本は月曜休館。ルーヴルとオランジュリーは火曜休館のため、月曜にこの二つへ行くのは早々に確定。ダリ美術館は年中無休だそうです。珍しい。
日曜日は朝一でピカソ美術館からの五輪。そこからオルセーへ行く。五輪の会場からオルセーまでは程近いためそこまで大変ではなさそう。(集中力が保つかは別として)
残るダリ美術館を火曜日の午前中に。近くに有名なサクレクール寺院もあるので、のんびりと散策して帰路に着こうと思います。

事前にチケットを確保しますが、早くに公式HPのチケット予約ページにアクセスすると、休館日でない日でも予約が解放されていない日がありました。
後日にアクセスしなおすと解放されているなど、よくわからないことが多いフランスの美術館。
チケットの予約は1ヶ月前くらいがちょうどいいということでしょうか。(ルーヴルに関してはもう少し早めの方がいいかも)

次にパリの交通機関。
昨年末くらいに入ってきた衝撃のニュース。五輪期間中はパリの交通費が約2倍になるという。
そもそもの話、期間中に五輪を見に来た観光客は交通費が無料になるとかならないとか、そういう話だったはず。二転三転した結果、なんと真逆の方向に行政は舵を切る。さすがおフランス。そこに痺れる憧れる。
数ヶ月して、五輪期間中は特別な一日券が発行されるということが発表され、なんとなく事なきを得たような感じがしますが、そもそも一日券を使い倒すほど移動しない日もあるので、お得かどうかは…?という感じ。
結論として、一日券と10回券を日によって使い分けることになりそう。
この10回券が期間中は倍に値上がりするため、期間前にチャージする必要があります。(7月20日から値上がり予定)
ということで、某フリマサイトで早々にnavigo easyを購入。これで期間前にカードに券をチャージできるぞ!と思っていたら…
なんと、今年5月にiPhoneとApple Watchでのnavigoパスのチャージと使用が可能になりました。…五輪前だし、そりゃそうか。(Androidは対応済み)
せっかくなので、購入した navigo easyも使いつつ、iPhoneも使ってみようと思います。(私のApple Watchは対応していなかった模様)
ちなみに、特別な一日券「Paris 2024 Pass」は一日券€16。これで空港行きのロワシーバスも乗れるらしいので、移動がある日はまあお得かな。パリ中心部だけの日は持て余します。
郊外のカヌー会場に行く初日と、空港へ行く最終日だけ買おうと思います。

navigo easyカード ペラペラすぎて不安



交通機関について調べているとびっくりするのが、パリの交通機関は未だに紙チケットが普通に使われているということ。
五輪前になって急ピッチで電子化が進められたみたいですが、ほんの2年ほど前のブログや情報サイトの記事はまだまだ紙チケットベースで書かれています。
navigoカードもようやく普及し始めたようで、日本のICカードの普及が10年以上前のイメージだとすると、相当遅れています。
昨年訪れたオランダでは、クレジットカードのタッチで全ての改札機を通ることができたので、同じヨーロッパでもすごいギャップです。
五輪を機に、旅行者にもわかりやすい仕様になって助かります。(でも情報を出すのは遅い!)


ところでフランスといえばとにかく心配なのが治安。
去年のオランダでは危険なことは一つも起こらなかったですが、パリではそうもいかないでしょう。
去年購入した防犯リュックには今年もお世話になろうと思います。
それから、オランダでは全く使う機会のなかった現金も、まだまだフランスでは必要そう。残っているユーロを小分けにして持っていきます。
クレジットカードは違うブランドのものを2枚。
余談ですが、美術館やTGVの予約でカードを使うと不正利用を疑われて、決済が弾かれることが多かったです。オランダのときはスムーズに決済できたのに。
現地でのカード利用がカード会社によって拒否されるというのは今まで経験ないですが、今回は少し不安なので事前にカード会社に申請しておこうと思います。

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