パリ2024観戦女子一人旅 〜事前準備編〜


私の夢はオリンピックを生で観戦すること。
2020年の東京オリンピックの開催決定をめちゃくちゃに喜んだのも、もう10年前。
当時大学生だった私も社会人になり、それなりの経験を積みました。
2020年大会のチケットも手に入れて、あとは開催を待つだけだったのですが。
その夢は夢に終わったのです。


2023年1月、コロナ禍の終わりが見えてきた頃。初の海外一人旅を計画しているときに気付きます。

あれ?パリ五輪も行けるのでは?と。

登録したままのOlympicのメールマガジンからパリ2024のチケットのお知らせが届いたのもこのとき。
日程を調べると、閉会ギリギリなら行ける。
チケット購入の権利を得る抽選にエントリーして、メールを待つ。販売開始から数日経ち、チケット購入ができる順番が回ってきたと報せが届いた。
行けるのは最終日から2日間。
残っていてなおかつ手の届く価格帯のチケットは限られていた中、レスリング×2とカヌーを選択した。(本当は1枚でよかったのに、初回発売のときは3枚セットじゃないと購入できなかった)
閉会式のチケットは数ヶ月後のシングルチケット発売のタイミング。安い席はもう売れていて買えず。他の競技も時間的に難しそうで、結局最初に買った3枚で行くことにした。
最終の販売?で、Concorde urban projectという謎のチケットを購入した。アーバンスポーツのエリアに入れるらしい。(競技会場の座席ではない)


そんなこんなで、パリ五輪の観戦チケットを無事入手した私。
次なるミッションは宿の確保。五輪の宿がとんでもなく高騰するのは東京のときで経験済み。
Booking.comでの予約開始タイミングで宿探し。パリは治安が心配なので、泊まれる地区はかなり限られてくる。
3泊で14万円(激高‼︎‼︎)のオペラ座近くの2つ星のホテルをゲット。ちなみに五輪期間外は3分の1くらいの値段になるっぽい。
その後、5月に見たら同じオペラ座界隈で3つ星ホテルが10万円くらいで出ていたので、乗り換え。ただしキャンセル不可。
最初のホテルは部屋にケトルがなかったけど、乗り換え先はありそうで安心です。(味噌汁とお茶を飲みたい)


五輪期間中だし、超繁忙期だし、まあ3泊が限界かな…と思っていましたが、昨夏にフランスへ行った職場の人の話を聞き、やっぱりモン・サン・ミシェルに行きたい!と思い直しました。
パリに行く前日に行けないかシミュレーションしたところ、行けそうだとわかったので、急遽レンヌ駅近くに宿を確保。1万円ちょっと。やすっ!
レンヌ駅→モン・サン・ミシェルのシャトルバスも予約をしたほうがよいチケットの一つ。
現地でも買えますが、行きも帰りも日に3便ずつしかないので予約しておくのがベター。
パリからの日帰りツアーで来る人たちとかち合わない遅い時間帯にしてみましたが、どうだろうか。
https://www.destination-montsaintmichel.com/en/?uuid=87df736c-be3a-4455-9d3c-5152ba951f67



次に航空券。昨年オランダに行った際は朝に着いて、昼に帰るキャセイパシフィックの往復便を購入しました。
今回はどうしようかと考えたときに、気になったのは日程。
五輪閉会式は日曜日。次の日は月曜日。

月曜日=多くの美術館は休館日

つまり、五輪終わった後の月曜日に美術館を回れない!
ルーブルとオランジュリーは月曜も開いているらしいけれども、そもそも五輪観に行ってたら美術館回れなくない?となったため、最終日火曜日を飛行機にだけ使うのが勿体なく感じてしまう。
火曜日も観光したい!せっかくのパリなのだから!
となると、問題はフライトの時間。中部国際空港で現実的な乗り換え時間の航空会社は限られており、基本的には正午前後のフライトが多い。
夕方に出て次の日に日本に着く飛行機はほぼない。(ANAやJALの直行便が羽田・成田乗り継ぎであるものの、めちゃくちゃに高い)
そこで選択肢として浮上したのが、関空行きのフライトである。
昨年秋にフィンランドに行った母が関空からのフライトだったのを思い出し、パリから関空行きのフライトを調べる。夕方以降の便で現実的な乗り換え時間、金額の候補は二つ。
ターキッシュエアラインズとカタール航空。
ターキッシュエアラインズのメリットは、時間がちょうどいいことと、マイルが結構つく。デメリットは少しだけ高い。
カタール航空のメリットは一度利用したことのある航空会社と空港、少し安い。デメリットは乗り換え時間が短めなのと、マイルがあまりつかない。
悩んだ結果、カタール航空のチケットが値上がりしたためターキッシュエアラインズに決めた。
行きは値段と時間とマイルを考えた結果、中部発のキャセイパシフィックにした。本当は安い関空発のエバー航空にしたかったけれど、着時間がレンヌ行きのTGVの時間に間に合わなさそうだったので。
ハイシーズン&五輪期間なのでこの時点で去年のオランダの倍くらいお金かかっている。つらい。


3月に入り、TGVなどの高速長距離列車の予約が解禁。
SNCFの公式サイトで販売開始日をメールでリマインドしてくれるサービスがあったため、開始とほぼ同時に購入することができました。
TGVのチケットは同じ距離でも日付や時間帯で値段が変わります。
往路のCDG空港駅→レンヌ駅は€83
復路のレンヌ駅→パリモンパルナス駅は€60
席の種類は1等車と2 等車がありますが、早期割引なのか、ほとんど値段が変わりません。
1等車には一人席があるので、迷わず1等席を選びました。スーツケースを置ける荷物置き場の近くにしてみました。
TGVのチケットはQRコード形式。アプリで管理するのがよさそうです。
https://www.sncf-connect.com


そんなこんなで、各種チケットを確保しました。
スケジュールはざっとこんな感じ。

1日目 中部発キャセイパシフィック 香港乗り継ぎ
2日目 パリ到着 TGVに乗ってレンヌ駅へ モン・サン・ミシェル観光 レンヌ泊
3日目 朝一でTGVに乗ってパリへ 午前中五輪カヌー 夕方五輪レスリング パリ泊
4日目 昼に五輪レスリング パリ泊
5日目 パリ観光 パリ泊
6日目 午前パリ観光 午後に空港へ 夕方発ターキッシュエアラインズ イスタンブール乗り継ぎ
7日目 関空到着

細かい日程や訪れる美術館などはまた後日下調べ編で考えようと思います。


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