2023年に読んだ本たち
こんにちは、Raraです。
2023年に読んだ本たちをご紹介します。
早いもので、もう2023年が終わるとのこと。
前回のnote投稿からまた4ヶ月も期間を空けてしまいました。ふんわりやりたい気持ちだけでは、なかなか筆が乗らないものですね。
重たい腰を上げて、頑張って書いていきます。
紹介する本一覧
先に小出しにしておきます。
紹介しようと思った経緯
良い本とたくさん出会ったので知ってほしいというのもありますが、ぶっちゃけると自分のためです。
noteを始めた今年の2月、読書内容をnoteでアウトプットする宣言をしましたが、なんということでしょう。1年かけて2冊分しかアウトプットしませんでした🤦♀️
せめて取り返そうということで、ここで浅く全部アウトプットします(本当に浅いです)。
また、同僚のyuumiさんが毎年投稿されている読書記録のnoteにも影響を受けています。1年分のまとめ記事を書こうと思うきっかけになりました。
私も真似して毎年年末に記事を投稿していきいたいと思います。
ご紹介
Rara's Best3
今年出会って最も影響を受けた選りすぐりの3冊をご紹介します。
相当悩んで選びました。厳選メンバーです。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか/中島聡』
読もうと思ったきっかけは、「仕事が終わらないから」。
なぜ終わらないのか?述べられた理由3つがクリティカルヒットし、
どうすればよいのか?対処法が簡潔で分かりやすく、
それでも終わらない場合は別の側面からの対策が必要なのだと納得。
仕事への基本姿勢、向き合い方を正すきっかけとして、ヒントを与えてくれる本。
『1兆ドルコーチ/エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル』
ビルおじさんに惚れちゃう本。
チームづくりや人間関係が与える仕事への影響は計り知れないのだと語られ、ビル・キャンベルの人間とは思えない大人数への大きな貢献に感動する。仕事に愛を持ち込んで素敵なチームを築きたいと思うきっかけになった。
『問題解決力を高める「推論」の技術/羽田康祐』
推論力を身に付けるための3つの技術について解説された本。
これまでフレームワークに嵌めて思考するという手段を取ってこなかった私にとっては、突然強力な武器を得た気分。読んでいるだけだと簡単に見えるが奥が深い。使い込んでいきたい。ゼロ秒思考と相性が良さそう。
愛読書編
過去に読んでいて、また読み返した~い!となり2023年に読み返した本たちのご紹介です。大前提、大好きな本です。
『7つの習慣/スティーブン・コヴィー』
私の人生の教科書。毎年年始に読んで自分の至らなさを痛感し、気合が入り、やる気が漲る。これぞ自己啓発本の王者。ビジネス書という括りなのがもったいない。生きていく上で知っておくと得する原理原則がたくさん詰まっている。仕事にも家庭にも趣味にも何にでも活きる。
『スタンフォード式人生デザイン講座/ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス』
私の人生どうなるんだろ?一体どうしたいんだろ?という自分迷子状態の方におすすめの1冊。ワークに取り組みながら楽しく読める。読み進めるうちに自分の潜在的意思や価値観に気付かされたりして突き刺さる。
別途まとめたnoteはこちら。
『When 完璧なタイミングを科学する/ダニエル・ピンク』
How to本ならぬWhen to本。気分・パフォーマンスは日中揺れ動くものであり、「誰が」「どのように」やるかより、「いつ」やるかが最も重要だと書かれている。上手く活用できたら超生産性向上に繋がること間違いなし。マネジメントをされる方にもぜひ読んでいただきたい。
『「あたりまえ」からはじめなさい/千田琢哉』
挨拶をしよう、順番を守ろう、ありがとうとごめんなさいを言おう、時間を守ろう、返事はすぐにしよう、などなどの「あたりまえ」ができるだけであなたは突出できると断言している本。全社会人の必読書。定期的に読み返すと自分を見つめ直すきっかけになって良いです◎
著者に惹かれた編
もともと著者のファンだったり、著者が気になって手に取った本たちをご紹介します。
『危機の時代/ジム・ロジャーズ』
コロナを踏まえた投資家視点のトレンド本に興味があり手に取った。
1番強く訴えられていたのは、自分の分からない分野に投資するなということ。後半は著者の世界各国に対する考えや、現状・未来予測など雑学的内容が詰まっており、自身の無知を痛感。この本をきっかけにNewsPicksを追いかけるようになった。
『心。/稲盛和夫』
常に正しく、美しく、自分を律して利他に生きようという稲盛さんの仏のような人柄が眩しい本。私たちは「考える」ことばかり重視し「心、思い」を軽視している。という内容があり、簡単に書かれているが理解するのはなかなか難しかった。深い。壮大。
『CoCo壱番屋 答えはすべてお客様の声にあり/宗次德二』
CoCo壱に行きたくなる本。創業者が「超お客様第一主義」というこだわりをブレずに貫き通した結果、今のCoCo壱があるのだと理解できる。ちょっとやりすぎじゃない?というくらい顧客を大切にしているCoCo壱、ぜひ定期的に通いたい。
『リデザイン・ワーク 新しい働き方/リンダ・グラットン』
これまで通りの3ステージ型(教育→仕事→引退)を想定して生きるのは時代に合わないから、現実と向き合って働き方を根本から見直し、しっかり考えて適応していこうね。という本。
別途まとめたnoteはこちら。
『LIFE SHIFT2/アンドリュー・スコット&リンダ・グラットン』
大筋・テーマは上記『リデザイン・ワーク 新しい働き方』と同様。長寿化&テクノロジーの発達に合わせて、個人も変革せねばならないと訴えている。
前作『LIFE SHIFT』の舞台はアメリカだったが、本書は日本にフォーカスされてより身近な内容になっていた。
『ZERO to ONE/ピーター・ティール』
ゼロから何かを生み出すテーマで、スタートアップ、起業家、時代背景を踏まえ現代に必要とされる個人についてなど、著者の考えが記された本。ペイパルマフィアや関連企業も多々登場する。自身の創造物を世に発信したい指向の私には響くものがあった。やる気が出る本。
『2020年6月30日にまたここで会おう/瀧本哲史』
2012/6/30に開催された瀧本さんの講演の議事録をまとめたもの。若者に向けて未来を語り、これからみんな何かに挑戦して、8年後にまた集まろうよと呼びかける。8年経たず亡くなってしまったが、約束の当日は本人不在の中3800人集ったらしい。ご本人ご存命のうちにお会いしたかった。
『速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術 SPEED/赤羽雄二』
仕事のスピードを上げるためのノウハウが詰まっている本。赤羽さんの文章には「早く実践したい!」と思わせるような、モチベーションを上げる力がある。だらだらやってる場合じゃねえなと気合いが入るので大変助かる。生産性を上げて時間を有意義に使おう。
知り合いからのおすすめ編
人からすすめられたり、人の感想を聞いて手に取った本をご紹介します。
『知覚力を磨く/神田房枝』
みんな思考ばかりで知覚に着眼できてない。知覚も大事だぜ。という本。
知覚=自分を取り巻く世界の情報を既存の知識と統合しながら解釈すること。
普段意識していない観点からの新鮮なアプローチが満載でおもしろかった。知覚力を磨こうと絵画を眺めてみたり日常的に捉え方を意識してみた時期もあったが続かなかった。
『厄災の絵画史/中野京子』
知覚力を磨きたくて、未知の分野に挑戦。
慣れない内容をとても難しく感じてしまい読むのに時間がかかった。
『Deep Skill ディープ・スキル/石川明』
「組織の中で」働くことを前提としたスキルが散りばめられた本。
抽象度の高い指示のもと分解してどうにかしなきゃならない状況の人や、新規事業をやりたい人、コミュニケーションに課題を抱える人、考えすぎて行き詰まっちゃう人、いろんな人に響くであろうディープスキルが盛り沢山。
『書く技術・伝える技術/倉島保美』
ビジネス文書を前提とし、読み手に負担をかけない伝わりやすい文書の法則・書く技術について記された本。超実用的で即実践可能。なかなかできていない人が多いからこそ、習得できると突出できそう。
マネジメント編
突然トピックが内容縛り形式になってしまってすみません(まとめられなかった)。
Best3に登場する『1兆ドルコーチ』とともに、マネジメント関連の本を数冊読んだのでご紹介します。
『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた/中尾隆一郎』
弊社人事部長がおすすめしていた本。
この本の魅力ポイントは、何冊もの本当に良いと思える本と出会うきっかけをくれたところ。もちろん要約でも良いこと書いてあるが、紹介されていたそれぞれの本や、そこから派生して読みに行った本で得たものが大きかった。
『HARD THINGS/ベン・ホロウィッツ』
困難にぶち当たり乗り越えてきた人はかっこいいと素直に思える1冊。
本当の困難は、表現しきれない多数の要素が複雑に絡み合っていて、よく語られる物語や本の中からは見つけられず、経験した人にしか分からないのだろうなあと思う。自ら困難にぶち当たりに行く強靭な精神を持って生きていきたい。
『HIGH OUTPUT MANAGEMENT/アンドリュー・S・グローブ』
マネージャーのアウトプットはチームのアウトプットであり、チームのアウトプットはマネージャーのアウトプットになる。より高いレベルのアウトプットをするにはどうすればよいのかについて書かれた本。かなり難しく感じた。2-3年後にまた読み直したい。
『How Google Works: 私たちの働き方とマネジメント/エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル』
Googleでの働き方、マネジメントについて記された本。
考え方の基準が日本の一般的なそれとはまるで違っておもしろかった。ニューエリートと共通するものがあり、自由度の高い働き方を改めて魅力的に感じた。実力者には自由が得られて然るべきという考え方が素敵。
そのほか
『マーケターのように生きろ/井上大輔』
趣味の音楽で集客力を上げたくて手に取った本。
表現したい欲求が強い私には、顧客本位の創作や活動は無理だと断念した。
『冒険の書/孫泰蔵』
パケ買い。可愛い挿絵がいっぱいで衝動買いして読んだ。
想像していた内容とギャップが大きく読むのにだいぶ時間がかかった。
『ネクスト・ソサエティ/P.F. ドラッカー』
農業革命→産業革命→IT革命を踏まえた未来予測的な内容。
2002年出版のため目新しい情報がなく、のめり込んで読めなかった。
『1000円ゲーム/江上治』
営業のスタンスについて重要な考え方が簡潔にまとめられた本。
手軽に読めるので営業の方はぜひ読んでほしい。頭がすっきりしそう。
『崖っぷち父さんは、いかに戦略的にスーパー営業マンへ変身したか?/嶋基裕』
著者が、起業した実の父親に対し営業指導をおこない、実際に父親を軌道に乗せた話。
『山女日記/湊かなえ』
今年唯一読んだ小説。登山欲が沸いたが実際登るまでに至らなかった。
さいごに
全部書くのめちゃめちゃ疲れました。
書き切っておいてあれですが、絶対小分けにした方が良い。まとめて紹介するならせめて種別毎にタイトルだけ羅列するだけで良い。情報量が多すぎて誰も読む気になりませんね。書いた本人ですらもういいよってなっちゃいました。
今後に生かします。
来年はもっとマメにアウトプットするぞ~
良いお年を!