<Vol.91>リラクゼーションサロンでサブスクモデルを作るためには?
Subscription。サブスクリプション。サブスク。
これは月額料金を支払うことで、一定のサービスを受け続けられるビジネスモデルのことです。
もともとは雑誌における「予約購読」「年間購読」の意味合いがあり、
「まとまった期間で料金を支払えば、最新の内容を読めますよ!」
というサービス形態でした。
最近ではAmazonプライムやNetflixと言った定額課金型のサービスも多く出ており、これらもサブスクリプションに含まれています。
時代の流れが「購入・所有」から、「利用・共有」へとシフトする現代においては、比較的注目を集めているビジネスモデルの1つです。
今回はリラクゼーションサロンにおいても、このサブスクモデルは成立するのかを考えてみたいと思います。
<サブスク導入の壁>
リラクゼーション業態でサブスクモデルを導入する上では、同一時間帯での受け入れ数をどうコントロールするかが課題となります。
「月1万円払っていただければ、施術が受け放題ですよ」
そう宣伝しても、多くのお店では来店するお客様の時間帯が被ってしまうことが予想されます。
リラクゼーションは1件あたりのサービス提供時間が長く、かつ同時に1人のセラピストは1人のお客様しか対応できません。
そのため飲食等の業態と比べても、回転率は非常に低い(悪い)です。
平日の夕方〜夜、休日の昼間において
「せっかくお金を払っているのに、ぜんぜん施術を受けられないじゃないか!」
となってしまっては、サブスクモデルとして成立しません。
過去、リラクゼーション業態でサブスクモデルを導入しようとした店舗は数多くあれど、そこまでヒットに至っていない経緯はここにあります。
ではどんな方向性でいけばいいか…これを考えるのが「仕事」です。
いくつかアイディアをまとめてみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?