<Vol.68>"おじさん"とは何か〜働く人が喜ぶ一言をかける習慣〜

先日、ふと見かけた光景で気になることがありました。

とあるホテルの、とある朝食会場にてのお話です。

「おはようございます!」と挨拶をするスタッフさんと、ムスッとした顔で何も返事をしないおじさん。

ご飯を食べ終わった後に「ありがとうございました!」と声をかけるスタッフさんと、それに目を向けることもなく立ち去っていくおじさん。

あぁこれが"おじさん"か…と。

"おじさん"が"おじさん"になっていく所以は、きっとこういうところなんだろうな…と。

残念な気持ちになる一方で、僕はこうならないようにしようと心に決める出来事となりました。


<おじさんの定義>

僕は"おじさん"になりたくありません←

"おじさん"というのは、単に年齢的なことを指している言葉ではなく、

☑︎感謝の言葉を言わない
☑︎身なりに気を使わない(服装も、体型も、雰囲気も)
☑︎周りの人を喜ばせるアクションを起こさない

の3つにあてはまる人のことです(あくまで個人の見解です)。

年を取ってもこれに該当しなければ、それは紳士であって"おじさん"ではない…と信じています。

そう考えてみると、朝食会場にいたあの男性は間違いなく"おじさん"だなぁと。

きっと自宅でも「いただきます」や「ごちそうさま」「ありがとう」「行ってきます」を口にしていないだろうし、、

きっとお腹はたぷんたぷんだろうし、、

きっと周りを喜ばせるアクションも下手なんだろうな、、と想像できます。

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ではそんな"おじさん"にならないためにはどうしたらいいんでしょう…?

思考は習慣となりやがて人生となるので、"おじさん"にならないためにはやはり「思考」そのものを変えていく必要があると思います。

そしてありきたりの言葉かもしれませんが、そこはやっぱり「感謝」の気持ちなんだろうなと。

ホテルを利用する僕たちは確かに「お客さん」ではあるけれど。。

そんな「お客さん」に朝食を振る舞うために、朝から準備をする「スタッフさん」がいてくれます。。

当然のことながら、その「スタッフさん」にも生活があり家族がいて。。

子供がまだ寝ている時間から出勤しているかもしれないし、早朝から働くために昨日の夕飯は冷凍もので済ましているかもしれない。。

そうやって一人一人に目を向けてみれば、やってもらうことへの感謝の気持ちが湧いてきます。

「は?そんなの関係ねーよ。仕事だろう。こっちは金を払っているんだ」

そう思ってしまう人がもしいるとすれば、それはちょっと残念なことであって、そもそもその思考がすでに"おじさん"なんだろうな…と思います。

「ありがとう」「おいしかったです」

働く人が喜ぶ一声をかける習慣を持っている人はやっぱり魅力的で、できることなら僕はそっちの路線で生きていきたいです。

思考は選択できるものだからこそ、僕は"おじさん"にならないことを選びます。

まずはその立ち位置を決めることがすべてのスタート地点だと思う、今日この頃です。

さ、今日も1日がんばりましょう。

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