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統合失調症 闘病記③

こんばんは。しらすです。

今回は統合失調症 闘病記の第3回目。2回目の休職時について書いていきます。


2回目の休職に入った途端、過眠と気分の落ち込みがやってきました。

それまでは21時に寝て遅くても10時には起き上がれていたのに、12時にならないと起きられず、さらに昼寝も2~3時間するという状態でした。

合計で15~16時間くらい寝ないとスッキリしないというのが2週間くらい続きました。

食事を自分で用意するエネルギーもなく毎食出来合いのものばかり。なんとか食べておかなくてはという気持ちだけでテイクアウトなどを利用していました。テイクアウトがあって本当によかった。

とはいえ、食事以外は何に対しても関心がなくどうでもいい、本当に何をする気にもなりませんでした。


こんな状態であることに絶望を感じることもありましたが、そういえば昔うつ病だったときも同じように過度に睡眠を欲していたことを思い出し、

今はそういう時期なんだ、何もしなくていいんだ、となんとか自分を認めることができ途端、肩の荷が下りた気がして、少し気持ちが楽になりました。


一日をほとんど睡眠に使っていた日々を過ごしていましたが、3週目に入った頃、不思議と外出したくなり、公園やカフェに行くことを始めました。

初めは身体が重くてきつかったですが、徐々に時間も増えていきました。

食事も完璧になりすぎず、ちゃんと食べることを大切にして、自炊にこだわらないようになってから、

食事が【美味しい】と心の底から思えるようになりました。幸せな気持ちでした。


活動量が増えてからだんだんと睡眠時間も減り、今では12時間くらいの睡眠+昼寝で安定しています。

日中は外出していることが増え、気付けば読書も集中してできるようになってきています。


いちばん調子の悪い時期を脱し始めてきて思うことは、

今の自分を認めてあげることが回復にはいちばん必要なのかもしれないということです。

どうしても焦って早く良くなりたい!早く仕事に戻らなくては!と思うこともありますが、そういった逸る想いが回復を妨げているなと感じます。

現状のままでいいんだと、どんと構えることで無駄なストレスが取れるような気がします。


あと、私の場合は昔から自分を責めやすい傾向があるため、できるようになったこと、例えば

朝のうちに起きられるようになったこと

散歩できるようになったこと

本を集中して読めるようになったこと

ブログを更新できるようになったこと

Youtubeで病気の勉強を始められたこと

たまにヨガができるように調子が戻ってきたこと

などを自分で認めてあげるように心掛けているのもいい方向に働いてるのかもしれません。


私は幸い統合失調症の早期の段階で治療が始まったため、なんとか入院するまでには至りませんでしたが、それでも入院したくなるような辛い時期を過ごしました。

時間はかかりますが、焦らずとも服薬を継続して自分の身体に素直になれば回復していくと思います。

いま辛い時期をお過ごしの方もどうか、良くなっていくと自分を信じて治療にあたっていただきたいです。

私も希望を忘れず、病気とともに生きていきたいと思いますし、これを読んで自分も良くなっていくんだと思ってくれる方がいましたら、それほど嬉しいことはありません。


今回はここまで。いつもより長めに書いてしまいました。

次回はリワークプログラムに参加できるまで回復したことについて書きます。

それではまた。

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