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「お揃いの制服」ユニフォーム効果

おはようございます。お休みということで今日は、自宅でゆっくり過ごせそうです。今日の祝日は建国記念日ではなく建国記念の日が正式名称のようですね。この祝日は神武天皇の即位日である紀元節に由来しています。神武天皇とは、古代日本について記した歴史書「古事記」「日本書紀」の登場人物で日本の初代天皇です。諸説あり建国記念の日というように「の」が入っているのは建国自体を祝いましょうということのようです。改めて調べると面白いですね。さて、本校では専願合格者向けに本日制服採寸を行います。密を避けるという考え方をすると少しでも分散し、採寸をしてもらうということは良いことだと思います。いよいよ新入生もお揃いの制服に袖を通し、高校生になる自覚が生まれてくるでしょうか。この日本独自の学生服という文化も心理学の効果で考えると

ユニフォーム効果


です。この効果は着ている服装が持つイメージ・期待に合わせて意識が変化するというものです。それが集団になるとさらに仲間意識ができ、まさに制服はその意味が強いと思います。「◯◯高校の生徒になるんだ」と意識を変える良いきっかけを作ることができ、入学後もそれを着続けることで規範やルールを守ろうという意識を持つことができるはずです。


制服と校則

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制服には校則がつきものです。先日NHKでも取り上げている番組を観ました。

「学ランの詰め襟を留める」や「スカートは膝上5㎝以内」など厳しく決められている学校も依然として多いはずです。今、全国的にこの校則について改訂していく流れになっています。それは「自主性」や「多様性」を認めることが求められてきているからです。例えばLGBTqについて理解が進みスカート、ズボンはどちらでも良いとされたり、クールビズに限らず体温調節のために制服の範囲内であれば自由なコーディネートを認めたりです。


18歳成人に対して服装チェックは必要か


さらに大きな変化が現在の高校2年生から18歳成人へ移行し、来年度は3学年すべてがその対象です。契約や結婚を自由に選択できる成人に対してスカート丈や第一ボタンのチェックをすべきか疑問です。とても大きな変化だと思いますが私たち教師も意識変革が必要ですね。


見た目より「はた目」


小学生の頃に言われた言葉です。自分自身の見た目を気にするのではなく周りの人たちが見る、はた目がどのようになっているか意識することが大切だという意味です。自分だけではなく制服を着ているということは「◯◯高校の生徒」という風に見られていることは忘れてはいけません。それらを踏まえて自分たちで考え行動できる生徒になってもらいたいですね。


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