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「会話の糸口」ホットリーディング

一期入試も終わり久しぶりに学校で使える心理学の記事を書きたいと思います。常日頃から生徒との会話で意識しているのは高校生が今どのようなことにハマっているのかを理解するということです。倍以上年齢が離れてしまうと聴いている音楽も毎日やっているゲームも世代間ギャップで全くわからなくなってしまいます。先日も生徒とゲームの話をしていると「マエ主任、よく知ってますね」と驚かれました。これを心理学の効果で言うと

ホットリーディング


と言います。これは、相手の情報を事前に調べておき、相手の興味のある話をすることで会話を盛り上げることができるというものです。


プロスピという野球ゲームアプリ


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具体的には「プロスピ」という野球のゲームアプリを数年前から始め、無課金でそこそこのレベルまで育てることができました。このゲームをやろうと思ったきっかけはまず教室の男子生徒の多くがやっている姿が見られたからです。またゲーム依存で生活リズムが乱れてしまう生徒を理解するためには自分もゲームをやってみることが1番の近道だと考えました。実際にやってみると例えばログインボーナスを得るためには定期的にログインしないといけない仕組みになっているなど様々な「仕掛け」があることを知りました。ただ「ゲームをやめなさい」と言っても生徒には伝わりません。自分で体験したことをもとに話をすることで生徒に伝わると思います。


対話を促すための共通項


また自分と同じ要素があることで心理的な安堵感を生むはずです。「いやーこの前フォートナイトで落下していきなりゲームオーバーになってさ」や「なにわ男子のウブラブポーズって実際に流行ってるの?」など生徒の会話で出すと色々なことを教えてくれます。結果的に場を和ませることに繋がるので、面談や日頃の会話の中で相手の本音を引き出しやすくなります。流行りの曲を聴いたり、ジャニーズのグループのメンバーの名前を覚えたりちょっとしたことですが実践してみましょう!


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