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常にこだわってきた「入学者数」

10年目となった今年、教員免許更新をしながらふっと思ったことがあります。それは23歳から営業マンを1年半やり、そこで培った数字にこだわることを今でも続けていると感じています。本校が私立高校ということもあると思いますが特に2つの数を意識してきました。それは


入学者数 と 国公立大合格者数

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以前興味深いチラシを見かけたことがあります。中学校から進学校へ行くことができるのは5人に1人。さらに進学校から国公立大学へ合格できるのは5人に1人。つまり中学校1クラスが40人学級なら同級生のうち、1人か2人しか国公立大学に進学できないというものです。まだまだ地方では国公立大志向が強いと保護者の方からの要望で感じます。

本校は地方の1000人規模の高校です。130年以上続く学校ですが進学実績だけを見ればお世辞にも進学校とは言えません。私が働き始めた5〜6年前に「特別進学コース」というものが作られましたが国公立大へは初年度の1名のみ、その後は1人も国公立大学へ進学していない状況で、それからずっとゼロという数が続いていました。

そのような中、コースに加わりまず担任をやり、コース長をやり、ようやく現在ではコンスタントに国公立大へ毎年進学者が出るようになりました。私は今は教科担当として関わるようになりましたがずっと大切にしていたのが


「できない」を『普通にできるにする』

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これを達成するために様々な場面で実践してきました。5分前行動、毎朝の英語の小テスト、勉強合宿、メンター制度などです。振り返れば進学実績を上げるというのもやはり【入学者数】を増やしたいという強い思いがあったからだと考えます。

少子化が進み、私たちが住む地域も中学生の数がどんどん減っています。教師は授業を行うことは当たり前のようにできますがコストや入学者数についてはあまり考えていない人も多いように感じています。現在は1年生の主任としてChromebookを活用し、生徒の学力を高めることはもちろん地域へのアピールをしていきたいと考えています。


ピンチだからこそ変わることができる

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コロナ禍のリモート授業や1人1台端末が急速に普及したように今だからこそ私たちも変化していくことができるのだと思います。今ピンチを迎えている方々もぜひ一緒に頑張っていきましょう!

学校ICT化のために有意義に使わせていただきます😁