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EP.30 コンセプト【飛び交う会話、活気溢れるコミュニケーションの場】の新オフィス

いつもお読み頂きありがとうございます。

 noteに記事を書き始めて半年が経ちました。30本目!我ながらよく続いていると感心しているところです。
 9月より本社移転にて新オフィスで活動しています。今までは、創業の地のビルにて3フロアを使って活動していた中、1フロアにて全員の顔の見えるオフィスに新調!

 先日は、このオフィスにてRARECREWメンバーの撮影会を行いました。オフィシャルで使用される写真なので若手メンバーはド緊張状態!プロのカメラマンさんの巧みな話術で笑顔が自然と増えていきました。これもプロのなせる業ですね!

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 被写体に選抜されたメンバーは、メチャクチャテンション高く服装のコーディネートを先輩にアドバイスもらったり、家族に頼んだりと大イベントになってました。

 オフィス移転は大イベントですので、そのコンセプトから仕掛けについて少しご紹介いたします。


◆活気溢れるコミュニケーションの場

 コロナ禍でテレワークが一般的となり在宅勤務が一気に増えました。その為、多くの企業が本社ビルの売却やオフィスの縮小移転に動いているとメディアを賑わせているのは周知の事実です。

 最近のオフィス移転事情は、これまでとだいぶ様相が異なる為、お取引先様や金融機関から「こんな時期にオフィス移転?、それも拡大なんてすごいですね」と言われますが数年前から20周年記念イベントとして考えていたので、たまたまコロナ禍にあたってしまっただけのことなんです。

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 今回の新オフィスは、1フロアに拘りました。なぜかと言うと、フロアが分かれると部署ごとにコミュニケーションの分断が起こります。私のこれまでの企業経営の経験上、コミュニケーション齟齬は、すべての問題の元凶であることを体感しています。また、当社メンバーはよくわかっていると思いますが、比較的経営的な問題や商談内容、新規企画内容などの情報については、オフィスではオープン(プライバシー情報除く)に話をするのであまり隠し事がないのです。
 と言うか、財務や経営的な情報は働いているメンバーには、身近に感じるべきことだと思っています。他人事ではありません。

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 よく、大きな会社が倒産して、社員が出勤すると入口に張り紙があって、閉鎖されているみたいなニュースを見ますが、社員の本音で言えば、「もっとはやく、言ってよ」ではないでしょうか?それで辞めるも、一緒に乗り越えるもできたはず。この一緒に乗り越えるマインドのメンバーがどれだけいるかがとても大事だと思っています。

 その為には、情報の透明性を保つために開示しておくことが有効だと信じて活動を続けています!!

 現場で起こっている情報(クレームや事故なんてものも)から、経営的な情報まで聞けるオフィスは面白いと思いませんか?

と言うことで、1フロアそれも部署の垣根を超えたコミュニケーションが生まれるレイアウトに設計しました。

◆日々の風景が変わるフリーアドレス制度

 シンプル イズ ベスト!

オフィスルールは1つだけ、《前日とは異なる席に座ること》

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 これだけで、座席配置が自主的に変わり雑談を含め、日々違うメンバーとコミュニケーションが生まれています。
・お客様のケース会議なんてものは自然と発生。
・取引先との商談であれば、現場のメンバーから知恵を拝借。
・採用担当が悩めば、あちこちからアイディアが!
・来客応対もみんなで行うので、他のメンバーの仕事も把握

 もちろん一人になりたければ、個室ブースもあるので集中的に仕事もできます。オンライン対応の為のブースですが使い方は自由。そのほかカウンター席やカフェエリア、最近注目のハイテーブルデスクで座らずに仕事もできます。

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 コロナ禍でもありますので、使った場所は自身で清掃・消毒が義務です。まぁ、考え得ることはもちろん基本対策として実施です。

◆働き方のハイブリット、鍵は《自己選択》!

 今は、グループウェア、WEB会議システム等、wi-fi環境を整えれば場所を選ばすに仕事ができます。ただ、すべての人が自宅に仕事に集中する環境を持っているわけではありません。そもそも、仕事部屋がない、家族がそばにいると集中できないなどの声もあり、全社トライアルした時にその通りだと思いました。
 個人的には、余計な営業の電話がないのでとても生産性があがりました。テレワークは自己管理が出来るかどうかが、適正可否の分かれ目になりますね。
 テレワークになると勤務のプロセスを確認されません。つまりは、最終的に期日に100%の成果物が出せるかどうかのみで、評価されることになります。これは、結構キツい人多い印象です。勤務時間中に、先輩や上司に気軽に相談も出来ない為、より正確に業務の意図を確認し準備しておく必要もあります。成果物による完全な個人能力評価だということが要注意です。

 テレワークでのキャリア開発は、すでに問題として表出しています。新社会人やキャリアチェンジした方には、常に先輩や教育係が丁寧に仕事ぶりや所作指導なども行っていますが、これをテレワークでどのように効果的に行っていくのかと言うことです。自己管理が出来る人、上昇志向のある人、常にクリエイティブに活動しているアクティブメンバーは問題有りませんが、そもそも指導が必要な人は、ここに行きつく前の段階。試行錯誤の日々になりそうです。

 オンライン会議については、移動時間の削減などのメリットも大きいものの、発言が順番であったり内容の理解度を図り難かったりとデメリットも経験しました。オンライン会議の最適人数や内容の適否があり、効率的である反面、クリエイティブな議論には向かないと感じています。

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 テレワークの特徴を理解し、活動することが求められるのは間違いありません。ICTの活用は規定路線で進むので、個人の革新が今後の世の中では必要になると思います。RARECREWでは、決め付けず希望選択型の働き方を採用することしています。

 テレワーク制度はありますが、やはり顔が見えた方がコミュニケーションは活性化されると感じています。また、雑談から生まれるクリエイティブなアイディアは、とても価値あるものです。

 個々で仕事をすることをみんなが強要されたコロナ・・・、でも本当の意味での働き方の多様性とは、「自己選択」できることなんだと思います。

 この辺りも「対話」から生まれるもの。何を望み、どうしたいのか?
《個人の為に ⇔ 組織の為に》の両軸で皆が考え、取り組む集団は変化に強いですよね。RARECREWはそんな集団を目指します。

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そんなRARECREWメンバーが気になる方は、こちら もご確認ください。

 新オフィスに関しては、なぜかお取引先様の方々までテンションが上がるようで、打合せや商談の帰りに「いや~、新しいオフィスっていいですね。こっちもテンションあがりますよ!!」と言ってエレベーターに乗られて行きます。いろんな人の笑顔が生まれるオフィス、最高です!

 みなさんは、どんな働き方を希望しますか?オフィスに期待することはなんでしょうか?原点に立ち返って見つめ直すきっかけとなれば嬉しいです!!

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