余計なことなど忘れてしまおう

あいたたた。
左上の親知らずが痛み出した。
ストレスだなあ。
バロメーターにしてる場合じゃなくて
早く抜きに行きなさいよって話。

わたしは「これが食べたい」「あれが欲しい」「あれがやりたい」とか欲求が生まれた時、
なぜかブレーキをかけてしまうくせ？がある。
たまに欲のままに進んでしまうけれど。
食べ物だったら太るのを気にするとか、
買い物なら無駄遣いじゃないかみたいな
目先の欲だけにとらわれてないか考えるのは
ごくごく普通のことだと思う。

でもわたしはちょっと違って。
常に誰かに許可を求めてる感じ。
食べてもいい？買ってもいい？
こっちに行ってみてもいい？
なぜだろう。
好きに生きていいはずなのに。
好きに生きることをやったー！じゃなくて
ちょっとためらってしまう自分がいる。

多分あれだな。トラウマなんだと思う。
今日も楽しかったー！とか
いい買い物できたー！と満足した日に限って、
家庭の空気は最悪だった。
たまたまかもしれないけど、
わたしの気持ちが昂ってる時ばかり
ぐちゃぐちゃだった。
今だったら「せっかくいい気分なのに」って
さらっと流せたはず。
「またか」とスッと境界線を引けたと思う。
でも当時のわたしはどうしたものか、
自分を責めた。どうにかしようとした。
そしていつからか
「わたしが我慢すれば家の空気は良くなる」と思い込むようになった。
楽しむからいけないんだと。
コントロールできるわけがないのに
おまじないのように念じ続けた。
ぎゅっと目をつぶって
ただひたすら時間が流れるのを待った。
そしたらいつの間にかくせになって
そう思うことが当たり前になって。
ぎゅっと目をつぶって我慢するのは
得意になった。
感情を隠すのには慣れてしまうようになった。
比例するかのように楽しむことが怖くなった。
悪だと思うようになった。

自分を救ってたつもりが全然だった。
今も昔もわたしはずっと苦しかったみたい。
確かに心が動いた瞬間はあったのに
見ないふりをした。
自分が一番自分の味方になれてなかった。
ごめんね。
そりゃ何も信じられないわ。
自分を見失って訳分からなくなるわな。

穏やかに見えて実は我慢が蓄積されてるって
なんて最悪なパターン。
ちゃんと「不快だ」と言える術があれば。
まさにいま仕事やプライベートのもやもや
イライラが溜まって溢れそうになってる。
ぎゅっと目を瞑ることしかしてこなかったから
我慢の良し悪しもわからない。
今必要な我慢なのか、
それは違うと反発していいのか。
しかるべきものさしが全然身についてない。
だからこうやってフラフラしちゃうんだ。
ああ自己嫌悪。
いやものさしを信じられてない
という方が正しいかも？
自分で決められないって寂しい。
いいなあと思えるものに
まっすぐ向かえないって寂しい。
いつまでもこういうのに振り回されたくない。
自分にとって快適な場所を求めるのは
悪いことではない。そうだよね。うん。

わたしの好きなバンドの曲で
こんなフレーズがある。

心の行方を大切にしよう
世界は広くて美しい

そうか。自分の目が曇ってちゃ
美しいものは見えないか。
今いる場所が100パー正解ではないし、
自分が進みたいと思う方向が100パー間違い、なんてことはない。
ゆらゆらと旅に出よう。

【今日のよかったこと】
・マックを食べたてりやきおいしかった
・風が涼しくて快適だった
・休みの計画を立てた