転職先の希望条件について～現実的な転職条件を見極めよう～
こんにちは!
本日は転職エージェントR4CAREER小川が担当させて頂きます。
今回のテーマは、『転職先の希望条件』についてです。
弊社のサイトをご覧の方々は、転職をすでに決意されている方、応募を開始している方、情報収集中の方、様々いらっしゃるかと思います。
転職活動を開始すると、我々のブログでも何度かご案内しておりますが、まずは『キャリアの棚卸』をして頂き、ご自身のこれまでを振り返り、それから『転職の軸』を定め、情報収集、応募先の選定をしていく、こういった流れになります。
皆様、『転職の軸』を決め、希望の条件を定めるときはどのように決められていらっしゃいますでしょうか。
例えば、今の会社ではなかなかチャンスがないので、もっとチャンスが多く、スキルアップできる環境に移りたい、残業が多すぎるので、労働環境を改善したい、給与が低いので、上げたい等々、お一人お一人様々な軸がおありかと思います。これら軸を中心にして、ご自身の希望を定められていると思いますが、それぞれ客観的に見て、“妥当”なものでしょうか。
例えば、上記の軸で希望を仮定します。
①今の会社ではなかなかチャンスがないので、もっとチャンスが多く、スキルアップできる環境に移りたい
⇒今まで新規開拓の営業を中心にやってきたが、営業ではなく、今までのコミュニケーション能力を活かして、採用に携わりたい。
②残業が多すぎるので、労働環境を改善したい
⇒今は月で50時間くらいやっているので、残業なしの会社に転職したい
③給与が低いので、上げたい
⇒今は400万円だが、そろそろ子どもが生まれるから600万円はほしい
かなり極端な例を挙げましたが、客観的に本当に妥当かどうかというと上記はご希望を叶えることがかなり難しいです。
①の例でいくと、中途採用（キャリア採用）は、皆様の“キャリア”を評価して採用企業は採用することが多いです。20代の若手のビジネスパーソンの方であれば、ポテンシャル採用という形で可能性はありますが、30代以降になると難しいというのが現状です。
②の場合ですと、そういった会社もあると思いますが、残業なしというのは少し難しいかなと思います。繁忙期でも全くできませんというと、かなり限定的になってしまう可能性が高いです。
③の給与アップについては、そのご希望自体は妥当ではありますが、現在から200万円のアップを希望していることが妥当ではないかと思います。その200万円の根拠は何かということになってしまいます。
どうしても、お一人で考えていると矢印が自分に向きがちになってしまい、自分で考えた判断の客観性が乏しくなってしまいがちです。どうしても、譲れない条件はあるかと思いますが、それが転職市場において叶えられるか否か、転職のプロである我々に是非、一度、ご相談下さい。
自分が“やりたいこと”は“できること”なのか、自分がもらっている給料は一般的に多いのか、少ないのか、転職市場の具体的な事例を交えながら、ご説明したいと思います。
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