その面接の受け方、ちょっと待った!~NG回答と注意点~
こんにちは!東海でぴったり転職を目指す転職エージェントR4CAREERのコンサルタント都世子です。
本日は、面接時に「つい」やってしまう
『企業担当者からはあまりいい印象を持たれない回答集』
を“独断と偏見”で集めてみました。
※特にデータや根拠に基づいた内容ではなく、自分自身が7年近くHR領域にいる中で日々感じていた内容をつらつらと語る為、「あるある」程度にご一読いただければ幸いです。
意外と見られています。その面接マナー
面接会場での入退室時や身だしなみ、面接時の態度など…。
「それくらいいいじゃないか」と思われる方もいますが、企業は「それくらいもできないのか」と見ています。
特に選考ポジションが営業職やお客様の前に立つようなお仕事ですと、一次面接時に人事担当者は目を光らせている可能性があります。
昨今マナーについてはあまり言われなくなりました。
前時代的?根拠のない謎のシキタリ?等と揶揄されることもしばしば。
しかし、コミュニケーションの中で第一印象というのは非常に重要です。
自己表現は大切ですが、人によって意見が分かれるようなことは保険をかける意味も込めて控えるのがおすすめです。
つい、普段と同じような服装や態度、身だしなみで臨んでしまっていませんか?
知りたいのはそこじゃない
面接官からの質問を回答するとき、用意してきた回答で賄えるケースもあれば、時折全く斜めの確度から飛んでくる質問もあります。
人は緊張をすると、まして、話すことが苦手な人の特徴として、「話をしているうちに何を話しているのか分からなくなる」という点が挙げられます。
面接時も同様で回答時に言葉に言葉を重ねすぎて本来伝えたい内容から徐々に逸れていき、結局何が言いたいのか分からない文章が完成してしまうというケースです。
この場合は「結論から話し出すこと」を意識すると解消ができるパターンが多いです。
特に面接官から「志望動機は何ですか?」と聞かれた際には「私の志望動機は…」と話し出すと、結論から話すこともでき、文章が簡潔にまとまりやすくなります。
具体的な内容から話し出すことで、その背景や補足説明など情報量が増えていき、本来伝えたい結論が薄まってしまいます。
つい、詳しい話を伝えようとするあまり、言葉数や情報が増えてしまい、本当はとても素晴らしい経験を「話が長い」「冗長的」と低評価されてしまってはいたたまれないですよね。
思わず口走る悪口
上手な面接官は求職者の話しやすい雰囲気を作り出すのが非常に上手です。
そうすることで求職者の緊張が解れ、リラックスして会話ができるというメリットも大きそうですが油断は禁物です。リラックスしてしまうと「余計な事」や「少しくだけた話題」を口走ってしまうからです。
つい面接官から特に「それは大変でしたね」「それはひどいですね」等同調をされると、こちらもうっかり心を許し、前職の悪口や他人を批判する言葉が出てきてしまいます。
よく「他責傾向」という言葉を耳にしますが、もう一度、自身を振り返り、なるべくポジティブなイメージや言葉で言いかえれると良いかもしれません。
質問は「特にありません」
面接の終盤には面接官から「何か質問ありますか」と投げかけられます。
『大丈夫です』『特にありません』と答えずに、最後にアピールのつもりで何か質問をすると面接官からは「この会社に興味があるんだな」と感じてしまいます。
その際は、諸条件や福利厚生などについてだけではなく、仕事内容や、就業環境など、業務に関わることを質問し、積極的に仕事に取り組む姿勢 を見せるとよいアピールにつながります。
面接は自身の意欲や魅力を伝えるアピールの場です。
つい、面接の終盤だからと油断はせずに、最後までご自身を売り込むという姿勢で臨んで下さい。
いかがでしたでしょうか。
ついついやってしまう事、ついつい口走ってしまうこと、面接の場ではその一言が思わぬマイナス評価につながってしまう可能性があります。
ありのままや個性を重んじられる時代ではありますが、自分自身の評価が悪くなってしまっては本末転倒です。嘘をつく必要はありませんが、「相手がどう思うだろう」という思いやりや気遣いを忘れることなく、自分自身の魅力を最大限アピールしていただければと思います。
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