「35歳の壁」ってホント？～戦略を立てて転職活動しよう～

こんにちは！
本日のブログは転職エージェントR4CAREERの都世子がお届けします。
私事ですが、先日誕生日を迎えまして32歳となりました。
この年齢になると、年齢を重ねるごとの重みだったり、責任だったりを如実に感じるようになりました。改めて今後ともよろしくお願いします。

さて、今回はそんな誕生日を迎えた私がふと感じた、転職における年齢について少しお話させていただければと思います。
一昔前には「35歳の壁」と言われていたように、転職活動は35歳までに終えるべきだと考える方も多かったと思います。

そもそも「35歳の壁」というのは何故なのでしょうか。
簡単に分類すると以下のようになります。

・即戦力が欲しい
一般的に中途採用は即戦力を重視する一方で業過不問、経験不問の求人も多々ございます。
しかし、全くの未経験の状態でゼロから知識を身に着ける場合、企業側としては少しでも若い方に入社をしてほしいというのが本音です。特に、35歳超えると社会人経験も10年を迎え、仕事に対する自信の考え方や成功体験からくる行動力などが備わっている中で、新たな業務を覚える、またそれを管理していくというのは企業側としても懸念が残ります。

・条件に合う求人が少ない
続いて求職者の方々の事情を見ていきましょう。30代も中盤に差し掛かると、ご家庭を持っている方も多いかと思われます。中にはマイホームを購入された方、お子様が生まれたばかりという方いらっしゃるでしょう。「20代のうちであれば…」挑戦ができたことが、自身の熱意だけではどうにもならない外的要因に左右される機会も増えてきます。その結果、好条件の求人の競争率は必然的に高くなる傾向です。

成功パターンの考え方

それでは35歳を超えた方の転職は難しいのか？と聞かれると、上記事情があるにせよ成功しているパターンは多くあります。
それは転職に関する考え方です。

よく転職先を決定する軸を考える際に4つの軸で考えるといいます。

これまでの経験をもとに
１． 同業界×同職種（例：機械メーカー営業→機械メーカー営業）
２． 同業界×異職種（例：機械メーカー営業→機械メーカー生産管理等）
３． 異業界×同職種（例：機械メーカー営業→IT業界営業）
４． 異業界×異職種（例：機械メーカー営業→IT業界エンジニア）

この場合、1から4に行くにつれて転職難易度は上がっていきます。
これは年齢が上がれば上がるほどその傾向は顕著で、例えば40歳で全くの未経験でITエンジニアに挑戦できるかと言えば、その門戸はかなり狭くなります。
そのため、35歳からの転職は、自身がこれまで培ってきた知識・スキル（業界知識、職務経験）を活かすような企業を選ぶことが重要です。これまで自身が培ってきたキャリアは大切な資産となります。単に自身の「やりたいこと」だけを考えるのではなく、「やれること」を武器に転職先を考えるとよいでしょう。
そのために、面接でのアピールや作成する職務経歴書には自身の強みや、相場でのニーズに応えられるような内容の記載が重要になります。35歳からの転職は上記のような「戦略」が極めて重要となります。

冒頭でお伝えした「35歳の壁」について今回はお話をさせていただきました。
20代の転職との違いは、いかに「戦略」を立てて転職活動を進めていくかがポイントとなります。
そんな戦略作りについては、我々R4CAREERがお手伝いをさせていただければと思います。

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ブログ作成者→都世子塁（R4CAREERコンサルタント）
仕事面でのミッションは 「義をもって粘り越える」
趣味は温泉旅行とラグビー観戦（元ラガーマン）です。

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