希望の仕事が決まっていない方の転職事例（30代/男性）【R4CAREER】

• 前職　建設系企業での法人営業

• 転職先　金属系専門商社

• 年収　stay

【前職要約】

前職では、建設系企業での法人営業として、官公庁を中心に営業活動を行ってこられました。

【転職理由】

建設系の営業職は、官公庁から仕事を頂くために入札情報や今後の建設予定情報などをいち早く察知するために営業しますが、具体的な受注となると目に見える成果が出るまでに、数年かかる事もあるため、自身の行動結果が分かりづらく、会社への貢献度も、自身の成長度合いも分からなくなっており、仕事に対してのモチベーションを保つことが難しい状況の為、もっと分かり易く行動が結果として反映されるような仕事に代わりたいと希望し、転職活動を始められました。

【エピソード】

この方のご経歴は、大学を卒業後、業務用厨房機器のサービスエンジニアとしてキャリアをスタートされました。一度、同業の個人事業主からお声がけいただき転職されましたが、個人経営に対する将来的な不安と業界自体の将来性から、もっと長期的に勤続できる環境へ変わりたいとの想いで前職の建設系企業へ転職し、数年勤務されてきました。
　ご面談させていただき、お話を伺った当初は、30代中盤のご年齢で、恐らく未経験業界への転職になると予想したため、苦戦すると予想しました。案の定、ご本人のご希望や実現させたい事などが抽象的だったこともあり、なかなか応募先も定まらず、いろいろな角度からいろいろな求人をご提案する事となりました。どんどんやり取りをしていく中で見えてきた指標としては、まずは業種としては製造業に一番興味を持たれることが分かり、次にメーカー又は商社での営業がご自身には合っているとお考えなのがはっきりしてきました。
ようやくここからいくつかの製造メーカーや商社をご提案させていただき、選考に進んでいただく事ができました。
その中でも、第一志望であった電子部品メーカーは、業界未経験と言う事で書類選考でお見送りになってしまいましたが、鉄鋼メーカー兼商社の方は面接に進むことができ、これまでのご経験と人間性を踏まえ、最終的にご内定をいただく事が出来ました。
結果、この鉄鋼メーカー兼商社へご入社されることが決まりました。
このような、転職を考えているが「これがしたい！」など、希望するお仕事がはっきりしない場合は私たちにご相談いただければと思っております。
いろいろな角度からお気持ちやお考えを探っていく事によって、最終的にやりたい仕事や行きたい業界などがはっきりする事が多々あります。
この部分が定まらないと、いくら内定をいただく事ができても、最終的に決断できなかったり、条件面だけで決めてしまい「こんなはずではなかった」と後になって悔やむことになったりもします。
転職は、お仕事をしに行く会社を決めることです。
そのお仕事自体がある程度希望するお仕事でなければ続けるのは難しいと思います。
すべての条件をクリアーできる企業を探すのは非常に困難ですが、希望のお仕事を探していくのは、ある程度可能だと思っております。

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