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永久欠番

中学生の時、教科書に載っていた
中島みゆきさんの「永久欠番」。

歌があることは知らなくて、
詩として読んだのだけど、
当時受けた衝撃は今も忘れない。

どんな立場の人であろうと
いつかはこの世におさらばをする
たしかに順序にルールはあるけど
ルールには必ず反則もある

街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと

100年前も 100年後も
私がいないことでは同じ
同じことなのに
生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい

街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
かけがえのないものなどいないと風は吹く

愛した人の席がからっぽになった朝
もうだれも座らせないと
人は誓ったはず
でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの 

どんな記念碑(メモリアル)も 雨風にけずられて崩れ
人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう
だれか思い出すだろうか
ここに生きてた私を

100億の人々が
忘れても 見捨てても
宇宙(そら)の掌の中
人は永久欠番
宇宙の掌の中
人は 永久欠番 

(歌、作詞、作曲:中島みゆき)

今読んでもとても響く。

音楽をやる人には
HSP気質・繊細な人が多いように思う。

私も音楽をしていたし、
仲間たちにも多かった気がする。
たとえロックでもね。

やりたいこと、できること。時間は有限だ。

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