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ただそこに在り続ける

石炭の採掘は、過酷な環境だったという。

長崎県にある端島、通称「軍艦島」。
当時ここに住んでいた方が案内してくれた。
伝えること、残すこと。なんて意味のある仕事なんだろう。

実際に島に立ち、空気を感じ、朽ちる前の島を想像した。
人口密度は東京を超えていたそうだ。
多くの人生を乗せていたこの軍艦に思いを馳せる。

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男たちが採掘に向かう。
この島での挨拶は「ご安全に」だったと案内人が教えてくれた。

ご安全に。ご安全に。

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ここには、どんな生活があったのか。

資料からは感じることのできない、圧倒的な雰囲気に呑まれながら、何度も何度も思いを馳せる。

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1つの歴史を終え、今、寧静な時間が訪れる。

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