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sing/フジファブリック


大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。


第25弾は

Sing

2014年9月3日に発売された
アルバムLIFEに収録されている曲です。

アコースティックギターとピアノ、
アップライトベースの
シンプルな曲になっています。


曲が出来た経緯

作詞作曲は山内総一郎さん。
アルバムLIFEを作るに当たって、
曲の作り方を曲からではなく、
作詞から始めたとのことです。
singもそのうちの1曲とのこと。

「自分は何故歌うのかという気持ちをシンプルに書いた曲なので、3人でスタジオに入って、はじめて、歌と演奏を一発で録りました」(山内)

アルバムLIFEライナーノーツより

「これぞアナログ録音という醍醐味が凝縮されていて、アナログ・サウンドがより好きになりましたね」(金澤)

アルバムLIFEライナーノーツより

「この曲では歌に寄り添いながら、アップライトベースを弾きました」(加藤)

アルバムLIFEライナーノーツより


アルバムで一番最初にできたのが〈sing〉ですから。なんで自分は唄っているのかっていう(山内総一郎)

音楽と人 2014年10月号より


まず「sing」は「おまえはなんで歌ってるんだ?」ということを書いてみようと思って。歌詞というよりも、自分の気持ちをメモする感じだったんですけどね、最初は。拙くてもいいし、韻も踏んでなくていいから、とにかく自分の気持ちを文章にしてみよう、と。(山内総一郎)

音楽ナタリーのインタビューより


山内さん自身が“なぜ歌うのか?”
ということを考え、
なんの縛りもなく書いた歌詞が
このsingだということ。
曲名も“歌う”を英単語にしただけの
シンプルな感じなだけに、
考えたことをそのまま書いて、
メンバーに提示し、
曲になったと思われます。


歌詞について

月が笑い
虫が歌う
ああ
それは素敵な声さ

ほしがいない
夜に歌う
ああ
それしか出来ないじゃないか

この上記歌詞は秋の月夜に照らされて歌う虫と、
恐らく夜に開演された星の見えないライブ会場のもとで歌う自分自身を客観視して見ているようですね。

月はお客さん、虫は歌い手。
そんな光景を自分に重ねて、
自分自身は歌うことしかできない。
そう捉えてるようですね。

君をおもい
僕は歌う
ラララってね

最後の歌詞にはなんで自分は歌うのか。
“君”を思って歌いたいから。
シンプルな答えにたどり着いていますね。

ただ、この“君”は誰なのかそれは…
2014年のLIFEツアーと
日本武道館のライブで山内さんの歌に
隠されていました。

この時のライブでは
歌詞を少し変え、

君がいるから
僕は歌う
ラララってね

と歌っていました。

歌い終えた後に山内さんはMCで
歌詞を変えたことに触れ、
「みんながいるから」と答えました。
下記リンクより↓

自分が何故、歌うのかということに
向き合った時に出た答えは
山内さんにとって、
ライブでお客さんに向けて
歌うことなのだと。

アルバムSTARを出し、
アルバムVOYAGERを出し、
数々のシングルを出し、
singを含め、アルバムLIFEを山内さんの
パーソナルな部分を歌にし、
バンドの曲として消化をし、
新たに前に進めたのでしょう。

今でも、フジファブリックは
お客さんに感謝の気持ちを忘れず、
たくさんの曲を世に出している。

その気持ちを忘れないために、
いつでも歌って思い出せるように
singを作ったのかもしれません。


♠♥♣♦♠♥♣♦

いかがだったでしょうか✨
sing紹介させていただきました。

これ読んで、伝わらなくとも、
曲を聴いてくださったらとても嬉しいですし、
あながち私の言うてること間違ってないな〜
なんて思ってもらえたら幸いです♡

また次も気まぐれで一曲ずつ紹介と
思ったことを投稿したいと思います☆

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