富士谷御杖 訳古今集 初稿 序
1.01.1
(空白)
1.01.2
やまとうたは人のこゝろをたねとしてよろつの
▼やまとうたは、人のこゝろをたねニして、オビタヽシの
▲〈「人の」の「の」右傍〉つイ可用
∥読点は原状は朱筆で本文中にある。以下同。
ことのはとそなれりける世中にある人ことわさしけき
▼ことのはとナニカシラズなツテユクコトジヤ、世中にある人、言ヤシワザガしけイ
ものなれは心におもふことをみるものきくものに
▼ものジヤニヨツテ、心におもふことを、みるもの○ヤきくものに
つけていひいたせるなり花に