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小川のほとり

読みに来てくださってありがとうございます!
また、絵を見てくださって嬉しいです。
この絵の題名は、小川のほとり、です。

ずっと前に夢で見て、その雰囲気を絵にしてみました。
青い光の世界で、座っているすぐ前には、小さな小川がありました。

当時画学生だった私は、一生懸命描いていたある大木の絵を、尊敬する先生に

「大木に見えんやん」

と、あっさり指摘されてしまいました。
もう絵をかなり進めていたので、もうなおせない…。
描きなおすにも、どうやったら大木に見えるのかもわからない。
デッサン不足です。

思いのほか元気をなくしてしまい、家に帰って寝て、夢を見ました。

ほんの数秒でした。
青い光の中、さわやかな木々がたくさんあるところで、私は草の生えた土手のようなところに座っていて、すぐ前には小川がありました。
隣に、ある尊敬していた方が座っていました。

その方は外国の方で、私に何か、静かに語りかけていました。
責めるのでもない、なにか諭すような話し方で、
外国の言葉なので、何を言っているのかわからなかったのですが、
励ましているのだということが分かりました。

すぐに目が覚めました。
学校に行きたくない気持ちがありましたが、
そんな夢を見ては、へこんでいることも出来ませんでした。

その絵はどうにか頑張って仕上げましたが、
今思うと先生の助言も確かだし、その失敗は経験でした。
だから、次は気を付けて描ける。

今でも、木は好きなのでよく描きます。
私なりの絵をまた、描こうと思っています。

この「小川のほとり」は、私にとってはそういう絵ですが、
見る方によって、中央の人物の左が自分、または右が自分で、
隣に座っているのが、隣にいてほしい人を想像していただけても
いいです。

見る人によっては、左がおばさんに見えるそうです(笑)
でも、それでいいです。
心和んでもらえたら嬉しいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
良い一日をお過ごしくださいね!


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