見出し画像

大谷翔平選手と内村航平さんの共通点! ~新概念?「マルチ・スペシャリスト」~ in医療・介護・福祉


1.大谷翔平選手と内村航平さんという人物

先日、大谷翔平選手についての私の考え方は、ジェネラリストでありながらスペシャリストであるとnoteに投稿させてもらいました。

スポーツ全般好きな私なのですが、
今回は、大谷翔平選手と元体操選手の内村航平さんについて共通する点があると思ったので、あらためて書いてみることにします。

以前の記事はコレ ↓ ↓ ↓

大谷翔平選手は世界中の人がご存じの現役選手でもありますし、
キャリアについてはちょっと省略させてもらっちゃいます。
以下に、内村航平さんのキャリアを載せておきますね。

内村航平さんのキャリア)

内村 航平(うちむら こうへい、1989年昭和64年)1月3日 - )は、日本の元体操競技選手

オリンピック4大会(2008年北京2012年ロンドン2016年リオデジャネイロ2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む19個のメダル(金メダル10、銀メダル5、銅メダル4)を獲得している。個人総合において、2008年北京五輪で10代の選手として史上初めて銀メダルを獲得したことを皮切りに、2009年世界体操競技選手権から2016年リオデジャネイロ五輪まで前人未到の世界大会8連覇を達成。国内外において2008年の全日本選手権から2017年のNHK杯まで約9年間に渡り個人総合で40連勝を記録したことから、「史上最高の体操選手」との呼び声も高い。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということで、
内村航平さんも、体操界において、すさまじい功績をおもちです。
また、数年前まで現役でいらっしゃったので、
大谷翔平選手に負けじと、ほとんどの方が知っているのじゃないかと思いますけども(笑)。
まだ現役っぽい雰囲気すらありませんか?

2.2人とも「ジェネラリスト」という概念では到底言い表せない

ジェネラリスト」とは、総合職、オールラウンダーという言葉が当てはまります。人によって聞こえ方が違うかもしれませんが、なんでもこなす「何でも屋さん」です。
医療介護福祉系においても、いまひとつ普及していませんが、
ジェネラリスト」という概念自体はあります。

大谷選手もですが、とくに内村さんが現役時代は、
解説者からもオールラウンダーとか言われていたことをよく覚えています。
そうなんです、オールラウンダーは「ジェネラリスト」という概念が近いんです。

しかし、
体操競技の6種のどの種目をとっても高いレベルで行ってきた内村さん
メジャーリーグで投打二刀流で他選手を圧倒する大谷選手
このお二人には、当てはまらないと思います。

ぴったりな表現は、「マルチ・スペシャリスト」でしょう!

3.「マルチ・スペシャリスト」とは

マルチ・スペシャリスト」とは、
その名の通り、
 ● マルチ(;multi:複数の、多くの)
 ● スペシャリスト(;specialist:ある分野に特化して一流)
    が合わさった用語かつ概念です!

つまり、
「(一つではなく)複数の分野においても専門的な知識や技能を持ち、それぞれの分野全てで高いパフォーマンスを発揮できる人のこと」です!

4.世界の頂点まで上りつめても、まだ上を目指すこころ

大谷選手と内村さんは、世界でトップ的な存在まで上りつめたにもかかわらず、「まだ上を目指したい」という考えがあったことも共通しています。

そのためには、競技をする上で何をしていけば良いか、とても幅広い視点で捉え、自分を高めるための強い意志や情熱があったと考えます。
あと、プラスαで「楽しむこと」もすごく持っていますよね!!

お二人とも、いつも笑顔でニコニコしていますよね?
やっぱり競技を「楽しんでこそ」向上心が生まれるのだと思います!!
ときに、試合で負けても、他人のせいにすることはしませんしね!
試合中であっても、ライバルに経緯を払いますし!

※私見ですが、お二人とも、
名前に、平ら・フラットを意味するような「」の文字が入っていますよね?なので、どんなときでも、物事を「フラット」に見つめて考える思考があるのかと思います。

※この視点は、「医療・介護・福祉界」でも共通しています。
看護をしているとき・介護をしているとき・障害者などを支援しているときなど、いずれにしても一喜一憂せず、フラットに考えて冷静に対応することが求められます。
  (命にかかわったり、事件・事故にもつながりかねませんしね。)

5.まとめ:大谷選手、内村さんは      「マルチ・スペシャリスト」

大谷翔平選手と内村航平さんの「共通点」は、ジェネラリストを超えた存在である「マルチ・スペシャリスト」です。

今後もおそらく、
お二人ともそれぞれの分野で、
新しいことに挑戦し、切り開いていってくれることでしょう!

私が出た福祉系大学では、まずはジェネラリストを目指してから、その一部をスペシャルな能力を身につけることは学んだように思います。

しかし、大谷選手・内村さんは、まずはジェネラリスト(幅広い種目を経験し吸収)になり、それから(その一部ではなく)その全てでスペシャルな能力を身につけるようにしていったのでしょう。

◆番外編(せっかくなのでジェネラルつながりです)⇒[医療・介護をジェネラル(総合的)に考えるとしている厚労省さんの情報です]

私も、「自称医療介護福祉のジェネラリスト」なのですが、

国(厚生労働省)も、
医療と介護をジェネラル(総合的)に考えよう!」って感じで言っているページがあったので、下に貼っておきます。
やっぱり時代は「ジェネラリストの育成・普及」ですね!

ただ、まぁ、「カテゴリー分け」されているとかで、
ここには表示されていないだけ??とかなのかもしれませんが、

私がパッと目を通した感じの感想なんですが、
ここに「福祉」がほぼ入っていない感じなんですよね。

まぁ、一部かろうじて触れていますが、
文字としてなさそうです・・・
なので、医療介護のことは考えても、
どうやら「福祉」のことはあんまり考えてはいないようですね・・・


「福祉」は、医療と介護を考える際には、絶対に入れて欲しいですね!!
切り離して考えて欲しくはないのですよね!!!
(これって私の主観なのでしょうか??客観じゃないの??)

でも、ピラミッドに例えるなら、
「福祉」が一番下でしょうね!生活そのものの部分ですもの!!!
「介護」が福祉の上!医療も福祉よりは(たぶん)多めに絡んできます!
「医療」は、命に関わるから一番上でしょうね!!!!


“ みんなの普段の暮らしが幸せに ”  ならないような
「狭義(狭い範囲)」のことを書いてもねぇ。

狭義でしか、お国さんは考えられていないのに、
下記には「総合的」って表現ですか(;゚ロ゚)

医療及び介護の総合的な確保の意義
 我が国の医療・介護の提供体制は、世界に冠たる国民皆保険を実現した医療保険制度及び2000(平成12)年に創設され社会に定着した介護保険制度の下で、着実に整備されてきました。一方、高齢化の進展に伴い疾病構造が変化し、これに併せて必要な医療・介護ニーズが変化するなど、医療・介護の提供体制を取り巻く環境は大きく変化しています。

 いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる2025(令和7)年にかけて、65歳以上人口、とりわけ75歳以上人口が急速に増加した後、2040(令和22)年に向けてその増加は緩やかになる一方で、既に減少に転じている生産年齢人口は、2025(令和7)年以降さらに減少が加速します。

 全国で見れば、65歳以上人口は2040(令和22)年を超えるまで、75歳以上人口は2050(令和32)年を超えるまで増加が続きますが、例えば、要介護認定率や一人当たり介護給付費が急増する85歳以上人口は2025(令和7)年まで75歳以上人口を上回る勢いで増加し、2035(令和17)年頃まで一貫して増加します。また、外来患者数は2025(令和7)年頃、入院患者数は2040(令和22)年頃、在宅患者数は2040(令和22)年以降に最も多くなります。

 一方で、都道府県や2次医療圏単位で見れば、65歳以上人口が増加する地域と減少する地域に分かれ、入院・外来・在宅それぞれの医療需要も、ピークを迎える見込みの年が地域ごとに異なります。

 生産年齢人口が減少していく中で、急激に高齢化が進行する地域もあれば、高齢化がピークを越える地域もあるなど、人口構成の変化や医療及び介護需要の動向は地域ごとに異なります。こうした地域の実情に応じた医療及び介護提供体制の確保を図っていくことが重要です。その際、中山間地域や離島では、地理的要因によって医療や介護の資源が非常に脆弱な地域も存在することに留意する必要があります。

 また、求められる患者・利用者の医療・介護ニーズも変化しています。高齢単身世帯が増えるとともに、慢性疾患や複数の疾患を抱える患者、医療・介護の複合ニーズを有する患者・利用者が増加しており、医療・介護の連携の必要性が高まっています。

 特に、認知症への対応については、認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人やその家族の視点を重視しながら共生と予防を車の両輪として施策を推進していく必要があります。

 また、人口構造が変化していく中で、医療保険制度及び介護保険制度については、給付と負担のバランスを図りつつ、両制度の持続可能性を確保していくことが重要です。

 こうした中で、医療及び介護の提供体制については、サービスを利用する国民の視点に立って、ニーズに見合ったサービスが切れ目なく、かつ、効率的に提供されているかどうかという観点から再点検していく必要があります。また、高齢化が急速に進む都市部や人口が減少する過疎地等といったそれぞれの地域の高齢化の実状に応じて、安心して暮らせる住まいの確保や自立を支える生活支援、疾病予防・介護予防等との連携も必要です。

 このように、いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる2025(令和7)年、その後の生産年齢人口の減少の加速等を見据え、患者・利用者など国民の視点に立った医療・介護の提供体制を構築し、国民一人一人の自立と尊厳を支えるケアを将来にわたって持続的に実現していくことが、医療及び介護の総合的な確保の意義です。

厚生労働省

↓ もっと細かく見たい方は、厚生労働省のホームページを直接どうぞ ↓ 

<最後に>
読んでいただいて、本当にありがとうございます。
日本中に「福祉」を広げましょう!

――――  以 上  ――――