カンガルーとともに過ごす夜
素敵な海とカンガルーに囲まれてこんばんは。
驚くほどのスピードで昨夜泊まったAlstonvilleから南下し、Arakoonという岬のキャンプ場にやってきました。
Sydneyまで376キロ!東京から名古屋+αぐらいなので、だいぶ近づいてきた感があります。
今日もノープランで出発し、近くのコーヒー屋さんで美味しいコーヒーを一杯テイクアウェイ。オーストラリアは土地が広すぎて、遠くに持っていくというニュアンスでテイクアウトではなくテイクアウェイと言うのかな?
昨夜はシャワーを浴びれなかったので、街中のコミュニティセンター内にある無料のシャワーを利用。
トイレの中に一つだけシャワーがある形で、一応リンスインシャンプーやボディシャンプーも付いてある。
しかもアメニティ(トイレタリーと言うらしい)もあって、なんとも気前の良い施設!やはりシャワーを浴びると清々しさが違う。
洗濯物が溜まっていたので、ランドリー付きのキャンプ場を探す。
3時間もせず、Glenreaghという地のキャンプ場に到着するも、周りにローカルスーパーしかなく、14時以降時間を潰せる気がせず、もう少し南下しようと提案。
ここまで運転してくれたのは夫だし、キャンプ場を探してくれたのも夫なので、キャンプ場変更は少し申し訳ない気持ち。でも、あまりに過疎すぎていることと、しばらく天気が崩れそうなことから今日は走れるだけ走ろうという折衷案にたどり着く。
このロードトリップを通して、お互いに意見をすり寄せるスキルが上がったと思う。その時々のシチュエーションに応じて何が一番最適かを考える臨機応変さや思いやり精神の育成。結婚1年目、いい具合に夫婦関係の基盤を作れていると思います。
というわけで予定変更し、Arakoonにやってきました。到着したのは17時、すでに受付時間が終了。
これから薄暗くなりカンガルーとぶつかる可能性もあるため運転はしたくない。なんとかして泊まれないかと調べると、ネットで予約ができた。いい時代!
一安心してサイトに行くと、すでにオージーたちが日本とはレベルの違う装備で設営済み。
と、ともにカンガルー発見。
ひたすら草を食べてる。尻尾長すぎでしょ!
最初はテンション上がって写真を撮っていたものの、続々と発見してしまい、嬉しさはすぐに引っ込み、恐怖に襲われる…
調べてみると、基本的には温厚だけど襲われる事件もあるみたい。オスの体重は60〜90キロと、細身の体型とは裏腹に結構重い。車とぶつかると車が廃車になることもあるようで、余計に恐ろしい。。
ジャンプの瞬間の激写に成功。
というわけで早めに夕食を終え、ビーチ沿いを散歩。
そこにはプライベートビーチと錯覚してしまうような美しい光景が広がっていた。
カモメたちが浜辺に近づく魚を食べる様子や、キャンプ場をうろつくカンガルーを見て、改めて人間が自然界に住ませてもらっているということを実感。
魚を食べるカモメ
ビーチではSUPしたり写真を撮ったり散歩したりみんな自由に過ごしていて、私も久々にヨガをやりたくなってジーンズでヨガ。こんな景色で毎朝ヨガできたら、ストレスという概念がなくなりそう。
海はみんなのものだな〜とハッピーな気持ちになれました。
写真撮影でにぎやかなオージー御一行。
まんまるの太陽のまま日の入りまで見届けられて、今日も安全に旅ができて自然に感謝の気持ちが湧き出てくる。健康第一。
カンガルーに襲われないか不安ですが、テントで眠りに尽きたいと思います。カンガルーにすぐそばで見守られながら寝る経験ってたぶん一生に一度。笑
人生いろいろありますが、今しかできないことに挑戦していきます♩