アメリカ映画に出てくるような、同じ映画みて一緒に寝るという結婚を夢見る人へ
アメリカ映画によく出てくる夫婦像。
ソファーに寄り添って座り、毎晩同じ映画を見てから同じベットで眠る。
まだ独身で、これからの結婚生活を夢見る人はこんな理想を持っている人も多いことだろう。
とても気持ちはわかる笑。
確かにそんな夫婦生活はとても幸せそうに見える。
マイホームを販売するためのモデルハウスなんかも、そんな生活をイメージさせる広告を作っている。
こういう夫婦はお互いが愛に溢れ、とても仲が良さそうに見えるものだ。
では、実際の結婚生活の現場でこういう生活を送っている夫婦がいるかというと、それは皆無に近いだろう。
理由は結構簡単で、愛情うんぬんの前にそんな時間を捻出するのが難しいという問題がある。
毎晩のように映画を見るのが趣味だという人はいるだろうが、夫婦揃ってというのは難しいだろう。
一つ屋根の下にいたとしても、お互いにやることはあり、別々の時間が流れている。
夫婦であっても、時間を合わせるというのは中々に難しいのだ。
お互いに別の仕事を持っていればそれは当然だし、片方が専業主婦(夫)だとしてもそれぞれの時間が流れているのは変わらない。
夫婦になった途端に同じ時間の流れを生きると思ってしまいがちだが、そんなことはないのだ。
これから結婚を考えている人が気づかないところだろう。
そして、同じ映画を見るというのは映画の趣味も似ていないと難しい。
夫婦はやはり尊重し合わないと関係性を維持できないので、お互いが自分の好きなものを見るというのが自然になってくる。
交際中のように、デートで映画館に行き、同じ映画を見るというのは夫婦になると減ってくるだろう。
自分のタイミングで自分の好きな映画をNetflixなどで見る方が多くなるはずだ。
同じ映画を同じ時間に見ることよりも、違う映画をパートナーのタイミングで見ていてもお互いに気にならないのが夫婦でいるということなのだ。
お互いに愛があるというのは、同じ時間を生きることを強制するものではなく、別々の時間を尊重することなのだ。
ここはとても勘違いしがちなところだ。
アメリカ映画の夫婦像のような関係を望んでいると、パートナー探しは難しくなってしまう。
映画の趣味が違うくらいで「この人とはやっていけない」とか思ってしまうからだ。
もっと言うと、
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