Overjoker宇宙人

地獄の門の上に坐って考える大日本自民強和国住人。 血液型は中型、ホロスコープはギョウ座。

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地獄の門の上に坐って考える大日本自民強和国住人。 血液型は中型、ホロスコープはギョウ座。

マガジン

  • 道草日剰記

    日々、なにをおもいますか? 自分が思っているかに思っていても、じつは思わせられているというのは、よくないことです。そんなことと乖離する思いの芽が、日常の細かい隙間に出ようとしているなら、大事にしたい。 言葉が心を作るなら、世間というものが刷り込んでくれた言葉には用心しなければなりません。自分を見つめることは世界を見つめること、世界を見つめることは自分を見つめること。世間と離れた自分、自分と別の世界を設定することはできません。三角法によって地球と太陽の距離をかなり正確に算出した古代エジプトのプトレマイオスのように、自分の言葉を見つめることで、遠くにあるかに見えるものを、なるべく狂いなく見つめることができるなら・・私がいい表現をするときは、誰もが思っていることを過不足なく言い表しているときだろうと思います。

  • ウクライナ戦争

    即時停戦協議を求める立場から

  • スケッチブック

  • 日曜言語学

    言葉を知ることは自分を知ることだと思って、言語学の本を、70年代の言語学ブームの時いらい、読みかじっては、あれこれ考えるのを楽しみにしてきました。プロの学者になる気がないので、初歩的な思い違いをしたりしているかもしれませんが、日本人は日本語をもっと知ったほうが哲学ができるだろうと思います。古代ギリシャ以来、哲学者は日常の言葉を検討することから議論を始めてこなかったでしょうか。哲学というもの自体が輸入の日本では、日常の言語についての自覚のない議論が多すぎる気がします。

最近の記事

消費税廃止も5%もダメ

現に消費税があるのに、なくせと言っても無理。既成のものは強い。れいわや共産に、そんなことをできる勢力はない。 れいわや共産は、消費税をなくせ、かわりに法人税をうんと取れと言う。道義的には正しいかもしれない。大企業が自分たちに課せられる税金を減らしたくて消費税と言い出したんだから、そんな税金はやめたらよいというのは、道義的には頷ける主張だ。 しかし、ことは、道義ではない、政治的駆け引きだ。 すでにあるものは簡単になくせないし、大企業は既得権にしがみつく。 だから、消費税を、無理

    • 日本とスイス・・・

       上にかかげたのは、あるひとがFBで投稿していた日本とスイスの比較。  惨憺たるものだ。  そのひとは、こう述べている。 「悲しいですね。私達日本国民は、こんな国に住んでます。選挙は必ず行きましょう。どうしてこうなのか、今の日本の政治経済を良く考え、政党をきちんと選択して投票しましょう。」  私はそれにこうコメントしておいた。  幸福度とともに、個々人の自己評価の高さも調べたい。たぶん日本の順位はもっと下がります。  平均年収と最低賃金には、住宅費と教育費を合わせて示すべき

      • 赤ちゃんはオイタはしません

         生後数ヶ月の赤ちゃんのいる女性が「いたずらが激しくて」と笑ってる。    目にとまったものを、あれこれ、つかむんでみる、口に入れてみることを、オトナは、いたずらだの、オイタだのと呼んでいる。  だが、赤ん坊は、さしあたり、五感で世界を認識することを始めているのだ。目、鼻、耳は、離れたものを感じるが、手と口は、じかに、そのものに接触できる。母親のおっぱいが、赤ん坊の前に出て来たごく初期の世界。  それを、いたずらとはなんだ、と、私は腹が立つ。この母親も愛情豊かな母親なんだろ

        • Outraged Psychiatrist Accuses the Kingdom of Sexual Harassment in Japan

          "Scars from Sexual Abuse Last a Lifetime" points out Hideki Wada, psychiatorist, about Hitoshi Matsumoto Issue Weekly Bunshun 2024/02/07  ”The Matsumoto Hitoshi case is just one example of corruption in the Japanese entertainment industry”

        消費税廃止も5%もダメ

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        • 道草日剰記
          73本
        • ウクライナ戦争
          12本
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          4本
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          4本
        • 翻訳
          2本
        • 寸言録
          11本

        記事

          小澤征爾の二面

           小澤征爾が逝った。皆が悔やみを述べるなかで、こういうことを言うのもなんだが、私にとって、小澤氏は二面的なひとだ。  一面は、私が中学生のとき、日フィルを指揮したコンサートを聴きに行ったとき見たナマの小澤さん。近所の男の子たちを集めて空き地で野球を教える、どっかの店のお兄ちゃん、という感じがした。きっとそれで、いろんな人に好かれるんだろう。  もう一面は、たとえば、今日の東京新聞に書いてあったが、ぼくは日本から追い出された、などと言うときの小澤さん。この記者は、物を知らない。

          小澤征爾の二面

          ウクライナ戦争 停戦と協議こそ必要

           ウクライナ応援派を称するひとたちは、ロシアがウクライナを一方的に侵略していると言いますが、それは正しいでしょうか?  ウクライナ国内で2014年のマイダン・クーデタ以後ロシア系人が少なくとも3000人はアゾフ大隊などによって虐殺されているのです。しかもウクライナのロシア系人は総人口の2割を占めます。  なのに、ロシアが一方的に侵略と断ずるのは、短絡的で、全体主義的な反応です。  そういう情緒的反応こそ、今一番危険だと思います。私は、新大政翼賛状況だと思っています。あの戦争は

          ウクライナ戦争 停戦と協議こそ必要

          日本は新大政翼賛状況

          <プーチンを懲らしめるために停戦反対と言う人に、ウクライナ市民の命をどう考えているのですか、と何度も聞いてもそれについては答えてくれない。命が最優先は当然のことと思っているが、そうでない人もいるようだ。でも、そういう人もプーチンを懲らしめに戦場に行くとは決して言わない。そう、それでいいのです。本音は命大切、と言うことだと思ってます。> という投稿が、ウクライナ戦争とその後の諸戦争というグループで出た。「その後の諸戦争」まで言うとは、なんと好戦的なグループだろうか・・  私は

          日本は新大政翼賛状況

          2022年2月21日のプーチンのスピーチ

          【以下は、昨年2月21日、ウクライナ侵攻を3日後に控えたプーチンが国民向けにテレビを通じで行った談話の全訳である】  ロシア国民の皆さん、友人の皆さん、  私はこれから、ウクライナで起こっている事態について、お話しようと思います。そして、どうしてそれが私たちにとって、ロシアにとって、かくも重要なのかをご説明したいと思います。この話は、もちろんウクライナにいる私たちの同胞にも向けられています。  問題は非常に重大であり、深く論じる必要があるからです。  ドンバスの状況は、決定

          2022年2月21日のプーチンのスピーチ

          お前はロシアの侵攻を容認するのか!

          「あなた、ロシアの侵略を容認ですか?」 というコメントが、Facebookでの投稿に対して、寄せられたので、返事をした。  * * *   xxさん、ご質問ありがとうございます。以下長くて恐縮ですが、なるべく読みやすく書きますから、おつきあいください。  私は侵略を是認はしません。しかし、現にロシアのほうが軍事的には優勢です。ロシア軍を追い出せるのは、NATOだけですが、直接介入すれば第三次世界大戦になるから、それはやりません。  このような事態になった原因は、米国を中心とす

          お前はロシアの侵攻を容認するのか!

          ウクライナ戦争とLGBTQ

           Facebookのウクライナ戦争関係のグループで、 「あなた、ロシアの侵略を容認ですか?」というコメントをもらった。  ウクライナ戦争からその後のいくつもの戦争につなげていこうという大変好戦的な、大政翼賛的グループのなかで、こんな紳士的なコメントは貴重なのでお答えする。  ご質問ありがとうございます。以下長くて恐縮ですが、なるべく読みやすく書きますから、おつきあいください。  私は侵略を是認はしません。しかし、現にロシアのほうが軍事的には優勢です。ロシア軍を追い出せるのは

          ウクライナ戦争とLGBTQ

          唯一神信仰か多神教か・・・?

          § パレスチナでアラブ系人を殺して平気なユダヤ人(平気でないユダヤ人もちゃんといるが、それは労働党支持者で、イスラエルでは今は劣勢。優勢を占めるリクード支持者は平気なのです)は、あの土地が神の約束したもうた土地だという自民族中心主義のドグマに凝り固まっているから、あんなことができるのです。  古代から、民族の離散や、あちこちの国での差別迫害にさらされながら、ユダヤ教という宗教を拠り所にして民族のまとまりを維持してきたしぶとい民族には、その頑強さと表裏一体の歪みがあるんだと思う

          唯一神信仰か多神教か・・・?

          ユダヤ的狂信を抑える可能性はBRICSに

          【上の写真はイスラエルでは労働党寄りの論調とされる代表的日刊紙「ハ・アレツ」に載った「イスラエルは苛酷な代償を支払うことなしには200万のガザ住民を牢獄に入れることはできない」というタイトルの論説で、「これらすべての背後にイスラエルの傲慢がある。我々は何でもやりたいことを出来、その代価を支払うことも罰せられることもない、という・・」とあります】 § ユダヤ人は、イスラムは狂信的だと思っているひとが多いようですが、私の見るところでは、じつは、ユダヤ人こそ狂信的です。お断りして

          ユダヤ的狂信を抑える可能性はBRICSに

          ウクライナ危機とアフリカの目覚め

          以下は、サウジアラビアの新聞「オカズ」に掲載された論説です。 すでに昨日投稿したのですが、その後、元の訳文に問題があることがわかったので、原文(アラビア語)をいったんGoogleで英語とフランス語に訳し、それにもとづいて訳し直しました。 グローバルサウス、BRICSのサミットが開かれている今、こういう視点を知ることは不可欠です。ウクライナの正義に酔って一面的なロシア非難ばかりしているひとたちは、これでも読んで、少しはアタマを冷やしてほしいものです。この記事が日本に何をつきつ

          ウクライナ危機とアフリカの目覚め

          狂気せしめる風景

           色相はばらばら、いずれも魅力のない無難そうな色の石くれが、おびただしい数、似たり寄ったりのくせに不調和にただひしめきあって広がるなか、不規則な間を置いて林立する憂鬱な色の縦長の結晶の群れ。  ただ、そればっかりだ。  今や取り立てて高さを誇ることもできなくなった赤と白の塔が建ったころ、手前の水場は、水ぎわの砂地を歩くことができた。すぐ近くに黒塗りの貨物船が停泊しているのが見られ、桟橋もあって、外国に行くひとたちというのはそこから、色とりどりのテープを投げられたり投げたりして

          狂気せしめる風景

          熱中症は水風呂に限る!!

           関東地方で38度を超える日がつづく。熱中症にやられないよう気をつけたいもんですが、運悪くやられてしまったら、何と言っても水風呂が一番です。  ある、良心的で腕のいい医者に教わった方法です。  平常体温より2〜4度程度低い水温の水風呂にします。  プールみたいな、要するに「涼しくていい気持」と思える水温にすることです。思いきりぬるい風呂を焚いて、それに入浴しながら、水を足していく、というのでもいいです。ともかく涼しい、気持ちいい、と言える水温に。  なぜそういう温度にするかと

          熱中症は水風呂に限る!!

          wikileaksのジュリアン・アサンジが危ない

          Wikileaks という、秘密情報の暴露で鳴らしたサイトを運営していたジュリアン・アサンジが英国で投獄され、いつ米国に強制送還されるかわからない。言論の自由にとって見過ごしにできない重大なことだ。 以下は米国の左派のニュースサイトTruthoutの記事である。   * * *   これまで5年間、ジャーナリストで出版社主のジュリアン・アサンジは米国への強制送還を免れるために闘ってきた。米国の戦争犯罪を示す証拠を世間に発表した彼が帰国すれば、175年の禁固刑が待っているの

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