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【麦酒芸術研究所28】 ビールを飲みながら、いまのストレス状態を考える③

 本日は、ビール片手に、前回に引き続き、『 いまのストレス状態を考えてみた 』お話をいたします。今回は中国のインターネット事情とかもおりまぜてみたいと思います。

1. 御挨拶

 こんにちは。

 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 ビールで実験を、ビールに貢献を 』を合言葉に、ビールへの貢献活動をしております。

 今回でvol.28。本日は出張で、江蘇省と上海市のはざまのホテルに滞在し、スマホでピコピコ、noteを打っております。


2. いまのストレス状態の原因に対する向き合い方を考える③

 さて、前回、ビールを飲むための『 健康 』を考える一環として、『 いまのストレス状態と、その向き合い方は? 』の3部作のうち、2つ目を御報告させていただきました。

 今回は最後として、残る1つについて御説明していきたいと思っております。もう少々、お付き合いください…

 まず、おさらいとして、『 今回のストレス状態になった原因 』3つを以下に記載いたします。

原因

 ① 忘れもしない3/28に外国人渡航制限が発令された(いまも継続中)

 ② コロナで勤務スタイル・制約が変わった

 ③ インターネット環境の制約の重要性が増した

 今回はこの『 ③ インターネット環境の制約の重要性が増した 』の向き合い方を御説明いたします。

■ 概要

 まず、そもそもこの③の意味についてです。これを説明するには、中国特有のインターネット事情を説明しなければなりません。

 昨今はもうご存知の方も多いのですが、中国本土は、『 Google、LINE、Facebook、twitter、Instagram、youtubeなどが使用できない 』ため、これを使用するためには『 VPN(制約) 』に繋ぎ、各アプリケーションに繋ぐ、という操作を行わなければなりません。

 ここの『 なぜ使えないの? 』という部分は長くなりそうなので、上記サイトで御確認頂きたいのですが、中国では、政府がインターネット使用状況を検閲していることもあり、使用できるアプリケーションが制限されています。そのため、上記サイトを閲覧するには、『 VPN 』が重要になります。

 こうなると『 ではVPNって何? 』ということになります。この辺りも上記サイトに詳しく載っておりますが、端的に言うと、

① 上記サイトを閲覧しようとすると、中国政府のグレートファイヤーウォールというインターネット世界の壁にぶつかる。

② 壁にぶつかるとアクセスできないので、VPNというトンネルを壁に作る。

③ そのトンネルを通って、中国外(海外)のサーバーに繋ぎ、サイトにアクセスする。

 こういったシステムになっております。ですので、VPNを立ち上げると、サーバーのある国を選択することになります。

 この背景のもとで、昨今のコロナ環境と相まみえた場合、何が問題となるかというと、以下2点です。

(1) 在宅になることが多くなり、人とオンラインで交流するためのSNSに繋げようとすると、一回一回VPNに認証し無ければならない煩雑さがある

(2) 中国国内の外国人の多くはVPNを利用しているため、皆が繋げて利用したいような時間帯(夕方~23時とか)では、VPNの繋がりが悪かったり、通信しにくかったりする

※なお、中国では、VPNは個人で契約するのは違法とのことで、企業単位での契約は問題ないとのことです。とはいえ、中国人も多くの人がVPNを個人契約して使用しているので、この辺りはグレーなのでしょうか。ここは調べておきます。

 ということで、端的に原因を結論づければ、上記の通り、インターネットを『 見たい時にすぐに見られない 』、『 利用したい時にすぐに利用できない 』といったことがストレスの原因になってきております。

■ 対応 : 今後の向き合い方

 今回のストレス状態を生み出しているポイントは、インターネットを『 見たい時にすぐに見られない 』、『 利用したい時にすぐに利用できない 』ということでした。ではこれにどう向き合っていくか。

 ポイントは、『 見たい時に 』・『 利用したい時に 』という部分と考えました。もう少しここを深く考えると、この2つを考えてしまうようなそもそもの『 時間 』が多いのではないか、と解釈していきました。

 つまり、『 時間 』があることによって、インターネットに繋ぐ、あるいはSNSに繋ぎたい、という思いになり、そこに繋ごうと思ったら、『 見たいのに見られない 』、『 利用したいのに利用できない 』ということになり、ストレスになる、ということかと。

 よって、この『 時間 』のコントロールが取るべき対処と捉えました。

 こういったことから最近、『 絵を描く 』ということに取り組み始めました(もちろんこの理由だけで絵を描き始めた訳ではなく、もともと絵を描くことは好きでした)。既にnoteには記載しておりますが、このような絵です。

 『 絵を描く 』と、集中して没頭し、あっという間に2~3時間、経っています。それも下書きだけで。そこに色付けしていったら、もっと時間がかかります。これにより、『 時間 』をある意味で有効に使え(ストレスになるような時間の使い方にならない)、疲れも生まれてぐっすり寝ています。

 しかも、『 絵 』という成果物が残る。

 ここは大事なポイントと考えており、『 ただ時間を使った = 時間を浪費した 』という価値観にならず、『 有効に時間を使った 』という感じ方をするので、ストレスになりません。あとは、やっぱり描けば描くだけ、上手くなっている錯覚になれます(笑)。この成長を感じる点も重要だなと思っております。

 こういったことから、今回のように、SNSのようなものなど浪費的に時間が奪われるケースにおいては(もちろんそうではない有効的にSNSを使うケースもあります)、時間を『 浪費 』ではなく、『 消費 』する別の活動・手段を探し、没頭し、成果物を残す、というのが有効な手段だと考察します。

 以上、3回に渡ってストレスコントロールを記載して参りましたが、皆様におかれましても、参考になりますと幸いです。


3. 自由研究

1. Background

 大変雑で申し訳ございませんが、やはりネットの情報力には敵いません。そのため、以下の通り、外部情報を参照させていただきます。

 GOOSE SESSION IPAの基本情報は、以下公式HPを参照。

 GOOSE SESSION IPAのWikipediaは以下を参照。

2. Sample

【試料】 GOOSE SESSION IPA

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【購入場所】 CITY SHOP

【原材料】 ①水 ②大麦 ③ホップ ④酵母

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3. Results and discussion

【試験環境】 温度:22℃ 湿度:49%RH

【麦酒環境】 温度:7.2℃(MITIR製 水温計)

 以下レーダーチャートに、試飲の官能試験結果を示す(n=1)。なおBlankは、2019年日本国内で最も購入されたビール銘柄である、Asahi superdryを用いた。

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 コク・香り・フルーティさで、飲みやすさに繋がっていると感じる。

【ペアリング】

本命:ポテトフライ

対抗:チキンナゲット

大穴:堅あげポテト ブラックペッパー味

4. Conclusion

『 ポップでキャッチ―な日に笑顔で飲みたい一品 』

Reference

・GOOSE SESSION IPA 公式HP

・GOOSE SESSION IPA Wikipedia

Data

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