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みなさんにご購入頂いたNFTを絡めた面白いアート作品で、アートコンペに挑戦してみようと思っています。

= 自己紹介 =

技術系会社員をしながら、アート活動や塗り絵本を世界の子供たちに届ける活動をしております、KENTA AOKIと申します。

これまでに、「インドネシア、タイ、日本の幼稚園や学校で塗り絵授業」を行ったり、「上海日本総領事館・上海伊勢丹との協賛で塗り絵ワークショップ」を行ったり、「アメリカのギャラリーコンペで年間6件受賞」をしたり、そんな活動を行っております。

↓ただいまHAMACHO HOTELロビーに展示中

本日は、『 みなさんにご購入頂いたNFTを絡めた面白いアート作品で、アートコンペに挑戦してみようと思っています。 』の進捗報告をブログに書いてみたいと思います。


= NFTをアート作品に =

今日は、ようやく自分なりのNFTの使い方が見つかったので、それを記事にしています。まだまだ調べが甘いですが、それでもこれまでこんなアート作品はあまり見たことないかな…、という感じで、比較的新しいアート作品になるかもしれないな、と考えております。

↓支援型NFT販売中。25点お迎え中です!(新たに2点、ご購入頂きました!)

で、どんなアート作品になるかと申しますと、作品自体はこんな感じで、、、

↓まだまだ試作中

一番の特徴が、『 この1体1体の作品(キャラクター)自体にNFTホルダーさんがいること 』です。言い換えれば、この絵は" 複数人で共創した1つの作品 "であって、この絵自体は複数人の共同の持ち物、ということなんです。

何となく伝わりますでしょうか? 笑

通常のアート作品は、「 1作品に1つの鑑定書 」あるいは「 1作品を複数プリントして、複数エディション(1作品1エディション1持ち主) 」というのが王道です。一般的にはこの2つのやり方かなと思っています。

ところが今回はそれらとは異なり、「 1枚の絵の中の要素要素に、鑑定書が用意されていて、それらを複数人がそれぞれ保有している 」という考え方です。この概念自体が、新しく、今っぽくて、アートっぽいなと。

若者っぽく言えば、

" 1つのアート作品も、共有して保有するのでも、良くないっすか? "

…っという感じです 笑


= なぜこのコンセプトを? =

シンプルに、" いま "っぽいなと感じたからです 笑

メルカリだの、クラウドメイキングだの、ブランド品やアートのサブスクサービスだの、web3だの。どれもこれも、共通要素は" 所有から共有 "で、いまの時代感は" 所有 "の概念が薄れ、" 共有 " の価値観が色濃いです。ただ、個々人の" 所有感 "は無くなっていない。

↓クラウドメイキング

この時代感を作品に持たせたく、今回のコンセプトを選択しました。

また、時代感で言うと、より世界全体がフラットになってきており、人種も民族も性別も、“ 差別 ”はどんどんなくなっています。その感じも表現したく、1体1体に個性はありながらも、ベース部分は同じ、といったような表現になればとも思っております。

極めつけは、“ 構図 ”にもその特徴を持たせています。美術の世界では、その一つの技法あるいは表現方法として、ジャクソンポロックが提唱した「 オールオーヴァー 」というものがあります。実は構図全体は、その技法の代表作品からインスパイアを得て、構図を決めています。

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( 解説 ) ジャクソンポロックとオールオーヴァー

ジャクソン・ポロックは、アメリカの美術家で、抽象表現主義の先駆者とされています。彼が生み出した美術の技法「オールオーヴァー」は、キャンバスの全面を均一に処理する手法です。

具体的には、ポロックは画面に絵の具をドリッピングやポーリングすることで、全体的な均質性を追求しました。この技法は1947年以降に主に使用され、50年代以降に広まりました。批評家のC・グリーンバーグは、オールオーヴァーの特質を「明白な対立を欠いた」「多声的な」絵画と形容しています。

ポロックの作品では、部分と全体の階層差が打ち消され、奥行のない平面性や均質性が強調されています。

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つまるところ、、、

“ 所有から共有へ ”

“ 階層や差別のない社会へ ”

これが今回の作品のメッセージとして込められている、そういうことです。

そしてこの“ 所有から共有へ ”を表現するのに、“ NFTのアート利用 ”が今回必要だった、ということです。


= 出品するアートコンペはこちら =

何に出してみようか…と考えておりましたが、今回はこちらに出品をしてみることにしました。

アートオリンピア2024

これまでキャラクターアートが受賞している例というのはほとんどないのですが、だからこそそれも面白いなと思いました。前回はこんな作品が受賞をされています。

さすがにここにキャラクターアートは入りにくいだろうなと感じさせる、そんなラインナップです 笑

ですが、アプローチ手法自体や表現の概念、それらは時代性がありますし、これまで見られなかったような表現なので、そういった意味でもアート性は高いんじゃないかと思っております。

ひとまず、試しにやってみたいと思います。賞は授かりものですが、どんな評価を頂けるか、本当に楽しみです。

以上、今後ともよろしくお願いいたします。



頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。