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【 休日の芸術 】 『 個展のグッズ制作での失敗 その① 』のお話
1. 自己紹介
こんにちは。
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 制約の中でこそ 面白いことを 』をモットーに、技術系会社員の傍ら、画家活動として『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
今日は『 休日の芸術 』に関する進捗記事です!
2. 今回の報告のテーマ
前回は、『 結局は『 想いを持つ人 』に人は集まるのかな 』と思った出来事を報告させていただきました。
本日は、『 個展のグッズ制作での失敗 その① 』をご報告いたします。『 その① 』とありますように、いくつか失敗談がこれから数週間続きます(笑)。
ちなみに、個展は9/25〜10/23で行われたこちらです。
3.『 個展のグッズ制作での失敗 その① 』のお話
◾️ 最大の失敗、『 ティッシュボックス 』
まずはこちらをご覧ください。
何だと思いますか?
これは小さなティッシュボックス500箱なんです。こんな感じです。
よく中国では、火鍋を食べる時など、このタイプの小さな紙ナプキンが1人1人に出てきます。
これが本当に便利なんです。火鍋だと油が沸騰で飛び散るし、食べたときに口元がテカテカになるので。紙ナプキンは必需品と言っても良いくらいなんです。
#神ナプキン
ここで一旦、個展準備の話に戻します。
今回、個展は、このようなカフェで行われました。つまり、『 飲食店 』です。
この飲食店にどうやったら多くの人がご来店されて、どうやったら多くの人の目に自身の作品が目にとまるか?考えました。
結論、『 お店の満足度を上げる以外無い 』、と判断しました。
その一つの取り組みとして、
『 いつも使うもので、快適にご飯を食べて帰れる 』
ということを意識しながら、
『 プラス自身の作品が自然に目に入る 』
ということを期待し、パッケージをデザインしたティッシュボックスを準備することにしました。
◾️ 実際作ってみると…
先に失敗のポイントを言ってしまいますと、
『 思い通りの色が出なかった 』
です。
制作過程を共有します。
・ お店
『 淘宝 』という、ネットショップのお店で、店員とやりとりしながらデザインを決め、作っていきました。
#お店はこちら
・ デザイン案
デザインパターンを先方にお送りし、先方でデザインをアレンジしたものがこちらです。
こちらは当方がお送りした通りの色でデザインがなされていました。
この雰囲気、このカラーであれば大満足でした(笑)。
・ ティッシュボックス生産
ここがポイントなのですが、今回の業者は
『 サンプル制作が無い! 』
会社でした(涙)。加えて最小ロットが500箱!。
普通なら、10個単位くらいでサンプルを作り、風合いや色味を確認しながら、最終決定する訳です。
(心の声:だって500箱出来て、それが失敗したときの衝撃は大きすぎるから!)
#クリティカルダメージ
でもどれだけ交渉しても出来なかったのです。。
中国語能力もままならなかったため、今回はこの会社で一発勝負することになったのです。
#こういうときは大抵失敗する
#一か八かは九や十にはならない
で、結果は冒頭の通り。全然違う色で出てきました(笑)。
そして、今回、『 ティッシュボックス 』は個展で出さないことに決めました。
◾️ 回避策はあった?
以上が今回の失敗です。どうしよ、ティッシュ500箱…当面、ティッシュに困らなそうです(笑)。
さて、最後に反省の意味も込め、どうやったら回避出来ていたかを列挙して、今回のブログの締めとしようと思います。。。
・ 紙の材質を聞き、別の店で印刷テストしておく。
・ ひたすら小ロットのお店を探す
・ 飲食店関係者に良いお店を聞く
・ 一か八かではやらない
当たり前のことが多いです(笑)。
以上、『 休日の芸術 』でした!
今後ともよろしくお願いします!
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。