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スポーツを頑張るジュニアアスリートたちへ

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ジュニアアスリートたちに向けた考え方を書いたnote記事をまとめたマガジン
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#ジュニアスポーツ

ナショナルU14合宿 2日目 〜どんなことやっているのか〜

2日目は最高気温20℃でとてもいい天気。 突風さえ吹かなきゃ最高のテニス日和。 さて、ナショナルの合宿ではどんなことやっているのか??といいいますと・・・。 練習開始の2時間前に朝食です。 9時開始なので7時に食事 8時半に移動して9時からコートに行きます。(現在は春の大会前なのでランニングなどはなし) コートに入る前に大事なのはコンディショニングチェック。 検温と筋肉痛や体調の変化がないか各選手に質問します。 怪我している選手はテーピングなど・・・。 オン

自己分析力をあげること

先週末に部活動の顧問の先生に向けての講習会がありました。そこでわたしがお伝えしたことは2つ!! 1つはインテグリティ2つめはスタッツから考える練習方法1つめのインテグリティ。指導者なら知らなきゃダメな領域の話。でも現在多くの指導者がこの言葉を知りません。こちらは現在スポーツ界で取り沙汰されている多くの問題に直結する内容なので、また後日詳しく書いていきたいと思います。 2つめのスタッツ(統計)から考える練習方法とは、スタッツをよく読み解くことから得られることが多いという話。

身体を動かすだけが練習じゃない

どうも! さて、みなさんはオンコートだけが練習だと思い込んでいませんか? テニスだと打った数と比例して上達する、 サッカーだとボールを蹴った数と比例してうまくなる、 それは初心者から初中級レベルまでの話になります。 そこから先の伸びしろは打っていないとき、蹴っていないときの時間をどれだけ その競技のことを考えているのかが重要になります。 具体的には何から始めればいいのかというと・・・ みなさんは毎日ノートに日記を書き込んでいますか?そこには何を書いていますか?

スポーツは算数と国語

どーも! 今日は身体を動かすだけが上達への道じゃないよってお話です。 スポーツは身体を動かすことが大好きな子が夢中になりやすいですが、実は算数と国語もとても大事になります。 なぜかというと、算数は数字が読めて分析できなければいけないから。 そして国語は自分が考えていることや、感触や表現しようとしていることをコーチや親御さんに言葉にして伝えなければいけないから。 例えば陸上や水泳はタイムで評価されるスポーツだから、タイムがどれくらいの差なのかを知っていないといけない。

自己肯定感

どーも! 今日は「ポジティブシンキングにならなきゃ!って気負わなくていいよ」ってお話。みんなは自分のことをポジティブな人間だと思っていますか? ポジティブとは前向き、積極的、楽観的 ネガティブとは怒り・恐れ・不安・恥 ポジティブが良くててネガティブはダメではありません。ポジティブ3:ネガティブ1これが黄金比です。ということはバランスが大切です。 特にネガティブ感情は反すうしやすいです。忘れていたのに、いつのまにか思い出して考え込んでしまいます。 この溢れるほどのネ

試合の潮目を見極める

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。 さて今日は試合の流れを見極められるための一丁目一番地のお話です。 先日長野県長野市で高校生の講習会に行きました。わたしは北信地区の長野市に行くのは初めてでしたが、先生も選手たちもとても積極的にコミュニケーションを取ってくれて、とてもやりやすい講習会でした。みなさん、本当にありがとうございました! さて、そこでこんな質問をしてくれました。これ、とっても良い質問でした。 Q「ファーストサ

自分のサイン持ってる?

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、ジュニアアスリートへの宿題です。みんなは自分のサイン持っていますか?持っていないなら、すぐに作りましょう! 競泳のメダリスト先日、日本スポーツ協会のコーチ4という資格を取る講習会で競泳メダリストの話を聞きました。話をしてくれたのはそのメダリストの元指導者でした。オリンピックでメダルを獲った選手が子どもたちと一緒に泳ぐというイベントを開催したそうです。そのイベントで子どもたちはもちろん刺

アドバイスの受け入れ方

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日はアドバイスを聞くときのコツのお話。聞き方を変えるだけで、アドバイス発信側ももっとアドバイスしようとさせられます。 皆さんはアドバイスを聞くときにどのように聞いていますか?聞こえているけどBGMになっていませんか?聞いてる風は誰でもできます。ただ自分のモノにしようとするには少しコツがいります。 アドバイスを受ける≠指摘を受け入れるアドバイスは提案。決めるのは自分です。やるかやらな

あいさつするってなんで必要なんだろう

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて今日は「なんでだろう」テーマです。少し深く考えますが、これをルールだからやりなさいは納得いなかい皆さんに読んでもらえたらと思います。 あいさつってなんのためわたしは子どもの頃、特に真面目なタイプではありませんでした。先生の言うことはそれなりに聞くけど、なんでこんなことしなきゃいけないんだろうといつも感じていました。ルールだから、文化だから、当たり前だから・・・に流されてなんで必要なのかは

専門家の意見を聞こう

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日は「専門家に相談してからでも遅くないんじゃない」というテーマです。 プロのスポーツの現場にはそれぞれの専門家(スペシャリスト)がいます。コーチ、トレーナー、ドクター、栄養士、メンタルケアトレーナーなどなどそれぞれが専門的知識を持っています。 例えば「フットワーク改善のために体重を落とす」という目的があったら、トレーニングを変えたり、食事を変えたり、と様々な角度からアプローチしていき

自信と経験

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。 さて、今日は自信と経験の因果関係についてお話します。 自信を持つ 先日U12全国大会を視察して感じたことは、ほぼ全員の選手が全国大会出場は初めてだけど、自信に満ち溢れている選手が多いと感じました。おそらく、U12から全国大会に出場できる選手はエリート街道にのっている選手で、小さい頃から地域大会での成功体験を積んできた選手が多いこと、そして初めての全国大会という会場の雰囲気がそうさせていると

コンディショニングは究極の自己管理

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。今日はコンディショニング(体調管理)のお話。 みなさんは体調管理をどこまで突き詰めてやっていますか?体調管理ほど自己管理するものはなく、ルーティーン化(習慣)が答えを出してくれる典型だと考えています。 パフォーマンスが素晴らしい選手でもコンディショニングができない選手は試合で成果を発揮することは難しいです。 コーチにオンコートで言われること以前の問題なので、見落としがちですが、コンディション

負けたくない気持ちが大事

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日は当たり前だから忘れがちなこと「負けず嫌い」のお話です。 負けるのが好きな人はいますか?さて、皆さんの中で「負けるのが好きな人はいますか?」 たぶん、いないと思います。 負けるということを最初から受け入れている人はいないということです。 勝敗には時間軸が関係してきます。 自分の競技で負けることは悔しいと思います。では、違うスポーツやゲームで負けることはどうでしょうか? どこかで負け

働くということ

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日は私が働く「アオヤマスポーツ」に職場体験の高校生が来ました。ということで今日は「お仕事」についてお話します。 彼女は高校3年生でテニス部員です。もう3年生なので部活動は引退してしまいましたが、今回弊社に職場体験を希望してきてくれました。2日間ですが、プロテニスショップのお仕事ってどんなことをするのかというのが感じてもらえたと思います。 働くと動くは違う働くとは言われたことをやって