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プロジェクトマネジメントに必要なリーダーシップとは

プロジェクト推進ツール_PYXIAを開発中の小栗です。

プロジェクトを推進していく上で、「リーダーシップ」の能力は、プロジェクト全体を統括し、チームを成功に導くために不可欠です。チームのモチベーションを高め、効果的な戦略を立案し、困難に直面した際にも柔軟かつ創造的な解決策を見出すことができます。

本記事では、プロジェクトの設計時に役立つ、リーダーシップおよびリーダーが考えるべきポイントをご紹介します。

複数のプロジェクトに携わる方向けに、WBSをメインとしたプロジェクト推進ツール_PYXIDAを開発中。だれでもプロジェクトが推進しやすくなるようになり、計画の質を高めるタスク提案と具体的なアクションに落とし込むタスク分解の機能を持ちます。

資料はこちら:https://drive.google.com/file/d/1qL8WMTnecZnvU_xoypOiS4BN52BB-VZe/view?usp=sharing

ちょっと紹介させてください

できるリーダーとできないリーダーの違い

できるリーダーもできないリーダーも、IQなどの人間的な能力は50歩100歩です。

では、できるリーダーは、なにが違うのか?
それは、「やるべきこと」と「やるべきではないこと」を的確に判断できること。つまり、仕事をシンプルにすることができる人ができるリーダーです。

「仕事をシンプルにする」=「仕事を捨てる力」と言い換えることもできると思います。

仕事を捨てる力がないリーダーは、優先順位が定まっていない方が多いです。すべての仕事が同じくらい重要であると思いこみ、ある種もったいない精神で仕事を抱えてしまう。そして、チームメンバーや資金などリソースとの折り合いがつかず、プロジェクトを立上げたはいいが、ゴールまでたどり着けないなんてことも多発するでしょう。

リーダーとしてやるべきこと

1)どの数字を伸ばすのか?

現実と理想のギャップを把握し、感情でなくロジカルに、どの数字を伸ばすできなのか?を考える必要があります。

たとえば、売上をある地点まで伸ばすことが理想であるとした場合、現実の売上データを分析し、売上に寄与する数字を洗い出します。洗い出したときに、どこにビジネスインパクトがあるのか?どこが伸びしろがあるのか?の視点をいれる工夫が必要でしょう。

インパクトがでかいところを狙おう

2)立ち止まる

仕事全体の進捗状況(プロジェクトの現在地)を確認するための時間を設ける必要があります。

推進だけに時間をつかってしまうと、トラブルに気づけないだけでなく、立ち上げ時に設計した計画の問題や方針転換、軌道修正ができずゴールまでたどり着かない可能性も高まります。

走り続けるのはNGです。意図的に現在地を把握するための時間をとりましょう。

3)長期的な視点を持つ

だれがターゲットで、どんな目的で、この数字をあげてほしい。この情報があれば優秀なメンバーは自ら動き目標達成に向け邁進できます。

ただ、リーダーは長期的な視点を持つ必要があります。

たとえば、売上が直結する数字と売上がすぐには上がらないが、長期視点でみると影響するインパクトが大きい数字。

どちらもやるべきミッションです。リーダーが目先の数字ばかり追ってしまうと、いずれ枯渇していく可能性があります。

その配分やタイミングを見ることもリーダーとしての必要スキルです。

長期的視点をもつ

仕事を捨てるステップ

1)プロジェクト・タスクをリスト化

まずは現状把握が必要です。チームメンバーにも共有することを考え、可視化しておきましょう。

2)優先順位ではなく、後回し順位を決める

優先順位を決めるとき、長考される方がいます。

そんな時は、後回しにする順位を1~5位まで決めておくと、話がスムーズに進むときもあります。

3)メンバーに振る?外注に振る?やめる?を判断

とくにリーダーは作業をしてしまうと、プロジェクト全体を遅らせる可能性があります。

リーダーとしての役割を改めて見直し、自分にしかできない仕事に注力しましょう。

そのうえで、リソース状況を見て、メンバーなのか外注なのかを判断していくことで、プロジェクトが推進していきます。


Tips:初心者リーダーが陥りやすい状況

メンバーがぜんぜん報連相してくれない

必ずと言っていいほど、リーダーが通る道だと思います。

なぜ、メンバーは報連相をしてくれないのでしょう?

それは、報連相を自らしにくい環境にあるからです。
リーダーから、「いつでもいいから相談してくれ」と言われると、一見リーダー視点だと、都度状況変化が起きたときにスポットで入れるので効率的に見えるかもしれません。

しかしメンバー視点ですと、いつも忙しそうにしているリーダーに、このレベルの相談をしてもよいのだろうか?と、メンバーによる判断が必要になり、結果的に報連相を怠っていきます。

また、リーダーとの信頼関係が不足している可能性もあります。メンバーがリーダーに対して十分な信頼を持ち、オープンなコミュニケーションができる環境を整えてあげましょう。

まずは、報連相の時間をセッティングするところから始めると、コミュニケーションがスムーズにいきますので挑戦してみてください。


メンバーが成長しない

その原因は、答えをメンバーに渡しすぎているなどの、さまざま要因がありますが、1つはプロセスを褒めすぎている可能性があります。

メンバーを育成していくにあたて、ほめて伸ばすのが一般的です。

しかし、ほめ方に注意が必要。

結果も出していないのに、褒めすぎてしまうことで、本人の成長意欲を妨げるだけでなく、本人が納得いていないポイントで褒められるとリーダーへの不満にもつながります。

褒めるポイントは、成果や結果に対してのみ褒めるようにしましょう。

長期プロジェクトだった場合は、中間地点をつくってあげて、その目標が達成していれば褒めましょう。
そうすることで、長期プロジェクトでも成長を感じられ、モチベーションにもつながります。

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最後に告知させてください。

プロジェクトマネージャーは、複数のプロジェクトに携わるケースが多いです。そして複数のプロジェクトを持つことで、状況把握や瞬時の判断など、ハイレベルなスキルが求められます。

そんな方をサポートするため、プロジェクト推進ツール_PYXIDAを開発中です。

PYXIDAを利用することで、だれでもプロジェクトが推進しやすくなるようになり、今までのプロジェクト管理ツールとは違い、計画の質を高めるタスク提案と具体的なアクションに落とし込むタスク分解の機能を持ちます。

資料はこちら:https://drive.google.com/file/d/1qL8WMTnecZnvU_xoypOiS4BN52BB-VZe/view?usp=sharing

2024年7月にテスト版をリリース予定。
ぜひ、テストユーザーとして、ご協力いただけないでしょうか?


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