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パタゴニアのフリース比較

いよいよ冬到来となって来ると、その身体を暖めるウェアが必要となりますね。

そんななかフリースは各ブランドが発売しており、定番アイテムとなっているという方も多いと思います。

そこでアウトドアブランド『パタゴニア』のフリースについて、私が着用したものについて比較をしてみたいと思います。



レトロX・ベスト

ご存知、パタゴニアといえばと思い浮かべる方も多いデザインのレトロX。

胸のポケットの色の切り替えが印象的。参考にしているブランドもありますよね。

こちらは厚手でしっかりとしたモコモコ感のフリースです。

フリースのヘタリもしにくく毛玉も目立ちません。

袖の有り無しについてなのですが、ベストですとやはりなんといっても身動きがしやすい。それでいて体幹が暖かいのでかなり快適です。

腕が露出するので、シャツなどと組み合わせるコーデが楽しめます。

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ロス・ガトス・クルー

フサフサ系のフリース。レトロXと比べて毛並みが柔らかく、軽め。

これ一枚でかなり暖かいです。

唯一の難点は、脱ぎ着しにくいこと。

特に脱ぐのは手こずります。

まぁ、サイズをゆったりめを選んでいるとすれば、ある程度楽に脱ぐことはできると思います。でもモコモコで膨張したシルエットになると山から下りてきたUMA感が出て来てしまうので要注意です。

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ロス・ガトス・フーディ

こちらは上記と同じくロス・ガトスのフーディタイプ。

毛並みなどはクルーと同じですが、ジッパーが前面についており、フードもついています。

シーズンとしては、秋口から初冬において活躍します。

レトロXと比べて柔らかく、コンパクトに畳めます。

フードがついていて、モコモコした質感ですので、可愛い印象になります。

このモコモコ加減が長所だと思うので、ヘタりが目立つと残念です。

なので長時間のリュック着用などはオススメしません。

重さや圧で毛がヘタってしまいやすいのです。

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ロス・ガトス・ベスト

現行モデルはフロントがボタンとなっております。

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私が保有しておりますのは、【25926】というフロントがジッパーで襟もついているモデルです。

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こちらはロス・ガトスですので、上述のアイテム同様、毛足のヘタりが生じやすいので、リュックなどの跡が残りやすいです。

このモコモコ感がなんともいえない表情を醸してくれます。秋口から活躍しますし、真冬はさらにアウターがあればインナーとしても重宝しています。




レトロX・ジャケット

こちらも有名なレトロX。

こちらはジャケットタイプ。

レトロX・ベスト同様に厚手でゴワっと感はあるしっかりとした毛並みのフリースです。

防風、防寒はしっかり強め。

肌寒いレベルでは時として暑い場合も。

朝は冷えても昼が日差しが出てポカポカという日には暑過ぎることもあります。

ヘタりにくいので、重いリュックを背負っても見た目の変化がほとんどみられません。

やはり最強の1枚といえます。

「パタゴニアのフリース何か1枚買うなら何がよい?」というお訊ねには、機能とお洒落さを考えて、まずはこのレトロXを買っておけば間違いないとオススメします。

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レトロ・パイル・ジャケット


数年前、高橋一生さんがドラマで着用したことから一時期品薄になった商品です。

暖かさはあります。ロス・ガトスよりは暖かさは上回ります。レトロXよりは僅かに劣りますでしょうか。

シルエットが心なしか『なで肩』にみえてしまう気がします。

何よりも難点は、毛玉が出来やすいことです。

またリュックの端などが当たっていると、表面が毛羽立って傷みます。

よって結構繊細で扱いに気を遣います。

1着目に、とか、手堅くあるいは長く使えるもの、機能性の高いモノなどの期待を持ってフリースを購入希望される方にはオススメしません。

見た目は格好いい、可愛いなどで人気なモデルかもしれませんが、気に入っている想いが強ければ強いほど、傷んだり残念な思いが強まってしまいます。

おそらくレトロXと比べても長年着続けられるような商品ではないような気がします。

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シンチラ・スナップT・プルオーバー

私が持っておりますのは、現行モデルとデザインはほぼ同じなのですが、20年近く前に古着屋で手に入れた米国製のもので、かなり厚く暖かさも際立ちます。

現行モデルとどれほど違いがあるのかは判りません。

このレトロなちょっとダサさ感(失礼!)もいいんですよね(褒め言葉)。

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シンチラ・ベスト

保有しているのは以前のモデルですので、現行モデルとは異なる点もあると思いますが、概ね写真のような商品です。

肌寒い日には1枚重ねるだけで暖かさがありますが、ロス・ガトスやレトロXには及びません。

下に着る袖付きウェアーとの組み合わせは案外難しいです。

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マイクロD・ジャケット

写真は現行モデルですが、

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私が保有していますのは、こちら11年製で現行モデルとは異なります。

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薄手のフリースで毛足はとても短く手触りもやみつきになる心地良さがあります。それゆえヘタりなどは起きません。ちょっとした暖かさを求める場合は効果は充分ありますが、紹介した他の種類と比べると保温性は弱めです。

Tシャツ姿では少し寒いと感じるような時には重宝します。

薄いだけあってかさばりにくいので、持ち運びも行いやすいです。



おわりに

以上、個人的に着用経験のあるパタゴニアのフリース紹介でした。

これからの購入などを検討されている方に僅かでもご参考になりましたら、幸いです。

外を出歩く機会も増えつつある時期ですので、しっかりと防寒しながら心弾むお出掛けを過ごしませんか。


おしまい





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