サンショウウオタクシー【絵本さんぽ】
シジミの冒険
水の中で生活する二枚貝のマメシジミが、なんとサンショウウオに運んでもらっているというニュースに驚きました。
その「乗車」方法ですが、なんとサンショウウオの指を2枚の貝で挟んでしがみつくというちょっぴり痛そうな方法なのです。
しかしこのような方法でサンショウウオによって陸地を移動させて貰う賢い手段をとっているマメシジミには本当に感心させられます。
かたつむりタクシー
虫の親子が、おばあちゃんのお家まで、かたつむりのタクシーに乗って向かうという話の『かたつむりタクシー』という絵本があります。
かたつむりなので雨が降っても、水の中もへっちゃら。逆さまになっても天井にペタっとくっつけるので平気です。中に乗っている虫たち親子は逆さまになって大変な思いをするのですが。
かたつむりといえば
サンショウウオに乗るマメシジミのニュースを知り、上記の絵本を思い出しました。
かたつむりといえばこちらの絵本。
『こちらムシムシ新聞社 〜カタツムリはどこにいる?〜』
こちらは「最近、カタツムリを見かけません」という手紙をもとにカタツムリについて取材する新聞記者のナナホシテントウムシさんの奮闘記。
カタツムリやその捕食者の生態についてかなり詳しく描かれています。
よっぽどカタツムリや虫に詳しい方ではない限り、オトナでも知らないことが書かれておりとても勉強になる素晴らしい本です。
情報量が多いので、読み聞かせはラクではありませんが…。
おわりに
生き物の生態は驚くことがまだまだ沢山ありますね。
研究成果からも絵本からも教われることがあり、とても楽しいです。
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。