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給与を上げたいと思ったら、まず会社の人事制度を理解しよう

会社の人事制度をちゃんと理解していますか?

 意外にこれ、ちゃんと理解していない人いたりするんです。
 逆にいうと、ちゃんと意識して行動をしている人の方が早く昇格していきます。ぶっちゃけ。

 で、会社の制度の多くは、ここにある図みたいに「等級」「役職」「専門職」の大きく3つがあって、このなかのうちのいくつか(もしくは全部)だと思います。

 こういった「基準」を早くから理解しておくのって、大事ですよ。

総合職で生きていくか、専門職として生きていくか

 日本の企業は総合職が多かったイメージなんですけれど、要求されることが次第に専門化されていって、専門職のキャリアを整える会社が以前より増えているように思っています。

 それか、総合職なんだけど入社してキャリアが定まったら部門から原則は出ないなんて言うのもある。これ、会社にとって都合が良いのは「原則は」なので、何か理由があればキャリアを変えられることですな。

 ちなみに、私はキャリアでもやもやして、10年くらい無駄にしました。

ちゃんとした上司は部下のキャリア戦略を知りたいと思っています

 周囲のマネージャーと話していると、転職や退職しちゃう部下に対して「そんなキャリアを希望しているのならそれに合わせて考えたのに!」っていうケース、あるんですよねえ。

 実際に相談しても相談に乗らなかったりする人もいるけどな。

 まあそれでも繰り返し話して、相談することってすごく大事で、その礎になるための「キャリア戦略」って大事だと思います。

 で、思ったよりも評価されないみたいな人は、なぜ評価されないのかを上司と話すことって大事だと思うのです。不満をぶつけるんじゃなくて「どこをがんばればいいのか」ってことですね。

 とはいえ「そんなのお前が考えろ」みたいな人は、それだけの上司なので、少し「切り口」を書いてみたいと思います。

評価に対する勘違い~一生懸命がんばれば評価される

 これ、割と勘違いしている人多いんですよねえ。別に会社の評価制度って「情意考課」的なものもあるので間違いではないのですけどね。

 このような「がんばれば評価してもらえる」みたいなことだけを考えている人は、最初は良くても途中から頭打ちになってしまうことが多いです。

会社が求めるのは成果を上げること、チームとして成功すること
会社の求める目標を達成することなので、
君ががんばることじゃない

 ちなみに、基本的に「残業が増える」って悪ですからね。むしろ、自分の時間をちゃんとマネジメントできる人の方が、がむしゃらにやる人よりも評価は高いわけで。

 そりゃ腹立つよねー。

評価に対する勘違い~成果を挙げれば評価される

  これはまあ、自分の失敗経験から思っていることですが、ひと言でいうと、個人で成果を上げてもダメで、チームを巻き込んで、上司もチームも味方につけないと、なかなか評価には結びつきません。

 私みたいに、上司に「いや、これは偶然で、施策のせいじゃありません」なんて言われたりしますよ(´;ω;`)。

 マジで。

うまくいかないなら、社内転職という選択肢も考えよう

 これをすっ飛ばして転職しちゃう人いたりするんですけど、ちゃんと考えた方がよいと思うのですよ。

 上司との相性だけなら、チーム替えるだけで世界が変わったりしますしね。チーム替えだけなら課長の胸三寸でできたりもするしね。

 あとは、「負のスパイラル」に入ってしまうということがあって、そういったときには二次上長と会話するのも一つの方法だと思います

 おしまい。


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