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情シスよもやま

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情シスに関連して、仕事や、学びや、気づいたこと、TIPSなど、さまざまなことを徒然のままに書いています。
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2021年11月の記事一覧

丁寧にほめることでチームの雰囲気は変わってくるという話

丁寧にほめることでチームの雰囲気は変わってくるという話

自分がやったことを人に返そう。

50代男子が変わったひと言 進捗定例をやっていまして。少しずつ、少しずつ、自分のやったことを自分の言葉で報告させる、ということを続けております。地味な改善。 

 チームの中に、固定作業+αしかできない(やらない)50代の男性社員がおりまして。何も報告せず、できるだけ周囲におしつけようとするタイプ。
 ちょっと注意すると「じゃあいいよ俺、プロジェクト自体から抜ける

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システム開発では、疑問を徹底的に追及することも大事という話

システム開発では、疑問を徹底的に追及することも大事という話

 先日、情シスではまっとうな感覚を持つことって大事ですよねという話をしました。

まあ、情シスに限らず仕事ってそうですよね。

素朴な疑問を追求する これ、よくあります。現場の担当者は何の疑問を持たずに「ハイハイ」みたいな感じのことが多いですけど、これがわりと大事。突っ込んでみると、下記のような思いが隠れていたりします。

・本当はAの要求なんだけど高そうだからBにした
・本当はこんなことしたくな

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ビジネスフォンと電話の未来をシステムサイドから考えてみた

ビジネスフォンと電話の未来をシステムサイドから考えてみた

ビジネスフォンの手配は情シスマター 電話の手配は情シスでやっているところがほとんどだと思います。工事は資格がないとできませんので「手配」ですね。
 通常電話もLANも取り扱っている業者が多いですし、工事も一緒にやってしまったほうが効率的というのもあって、システムが電話の管理を抱えているケースは多いです。

意外に奥が深いビジネスフォンの世界 「電話?電話一本かけて手配して終わりじゃないの?」って思

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業務システムは、ルーティンを変えるのが苦手という話

業務システムは、ルーティンを変えるのが苦手という話

とある賽の河原事件 以前、とんでもなく仕事に難がある人がいました。

 その人がいろいろあって、本当にいろいろあって退職することになってですね。仕事の棚卸をやったのです。
 当時私は現場のリーダーになったばかり。彼の仕事の説明をいったん受けて今後の体制を考えるという立場でした。

 で、その人の仕事の中に、毎週とある発送物の帳票を「ファイリングする」ということを仕事にしていたのです。

「これは何

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