8時間睡眠を2週間続けて起こった変化

2022年の秋に1か月ほど8時間睡眠を自分の中で義務化していた時期がありました。
その当時の記録を読み返すと、8時間睡眠によって感じた心身の変化が克明に記録されており、見返すと我ながら興味深く思ったので、紙の日記やtwitterへの投稿の内容を改めてnoteの記事として整理することにしました。

0日目(2022/10/11)

当時の紙の日記の記録を振り返ると、この日より8時間睡眠をスタートしていました。
普段の私は大体は午前1時前に寝て、7時過ぎに起きるという感じで6時間と少しの睡眠時間をとっていますが、普段より2時間早い22時台に寝て、6時半くらいに起きることで8時間睡眠の確保を目指しました。

1日目(2022/10/12)

22:30に寝て6:40に起きました。朝はいつもより起き上がりやすかったです。普段よりも早い時間に無理やり寝たせいか、中途覚醒が多かったです。この日、仕事のパフォーマンス面での8時間睡眠の効用はあまり感じませんでした。

2日目(2022/10/13)

睡眠時は相変わらず中途覚醒が多かったです。朝は頑張って起きるというよりも、寝るのに飽きて起き上がる感覚でした。
8時間寝ても仕事中は眠くて、挙句の果てにお腹の調子も悪くて、仕事はあまり捗りませんでした。
私は会社まで片道およそ30分の電車通勤をしているのですが、帰りの電車ではいつも電車酔いする傾向があります。ですが、この日は電車酔いが少なく、疲れの蓄積のようなものは減りつつあるようでした。

3日目(2022/10/14)

朝がダルくて寝過ごすようなことがなくなってきました。朝がダルいのは怠けの問題ではなく、慢性的な寝不足によるものだった感があります。寝付きは3日目にしてかなり良くなってきました。明け方には少し大きめの鮮明な夢を見たようです。良質なレム睡眠がとれている証拠なのかもしれません。睡眠が十分に足りているときは、これまでの経験上、鮮明な夢を見ることが多いです。

5日目(2022/10/16)

10/15-16は土日でしたが、平日と変わらずに6時台に起きました。土日は昼前まで起き上がれないこともしばしばです。土日特有の布団に体が貼りつくようなしんどさが皆無で、自然と起き上がることができました。
また食欲が落ち着いてきて、お菓子ばかり食べないようになりました。

10日目(2022/10/21)

朝は「辛くても頑張って起きる」→「寝るのに飽きて起きる」へと意識が変化してきました。睡眠負債をすべて返し切った感があるようです。

14日目(2022/10/25)

紙の日記によるとこの日を境に8時間睡眠が崩れているようでした。
仕事が忙しくなってきて、8時間睡眠を確保できる時間に帰れなくなってきたり、自分の中で「もういいかな」と思い始めてきたことが一因のようです。なので、8時間睡眠の死守はちょうど2週間続けたようでした。

8時間睡眠の効果のまとめ

① 朝起きるつらさからの解放(頑張って起きる→寝るのに飽きて起きる)
② 休日の有効活用(寝溜めする必要がなくなった)
③ 仕事中のコーヒーの量が気持ち減った
④ 寝起きや夜中の尿意が減った(コーヒーの量が減ったからか)
⑤ 22時就寝には1週間くらいで慣れた
⑥ 毎日、鮮明な夢をよく見るようになる(レム睡眠をしっかりととれているからか)
⑦ 仕事のパフォーマンスが上がるとかはそこまでない。
⑧ 気分が安定するとかもそこまでない。
⑨ 体調がよくなるとかもそこまでない。
⑩ お腹があまり空かなくなる。

自分の場合、起床時の辛さの解放や、睡眠が安定することでの(休日の寝溜めの必要がなくなることでの)、時間の有効活用的な部分に8時間睡眠のメリットがあると感じました。
睡眠を十分にとると痩せると聞いたことがありますが、たぶん⑩がそれです。今回は2週間しか続きませんでしたが、長時間睡眠を継続すればダイエット効果も得られるのではないかと思いました。

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