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入社5年目までに知っておくと違いをだせる会社員になれるちょっとしたコツ㉞

1.TOSA先生@パラレルワーカー中小企業診断士
 皆さま、こんにちは!TOSAです。8月が終わり、9月に入りました。30℃を下回る日が出始め、アパレルショップでは秋物を目にするなど、季節の変わり目を意識します。昨日まで、広島と神戸を旅行してました。野球が大好きで、広島カープファンであり、マツダスタジアムでの野球観戦が主目的です。今シーズンのチーム成績は不調ですが、若手の活躍を楽しみに観戦してきました。
 
2.英語の必要性
 私の勤務先には、契約書や技術資料の翻訳を行う定年延長再雇用の社員がいます。入社2年目の営業担当者が、先日、自分のプレゼンテーションツールの英訳を頼みにきていて、再雇用の社員は、資料の英訳に協力しました。
 後日その若手から聞いた話ですが、若手が完成品を受け取った後に、自分の上司から「プレゼンテーション資料の英訳ぐらいは、自分でできるようになってほしい」と注意を受けたそうです。
 業界・業種によりますが、「上司から英語は学んでおいた方がよいと言われた」「会社で、TOEICの点数は、昇進昇格要件になっている」「英語学習の費用は、会社から補助が出る」など、英語の必要性は皆さん感じられていると思います。

3.英語は自分のキャリアに役立つか 
 英語が必要なのはわかるが、どのように自分のキャリアに役立つかわからないという意見があるかと思います。私の体験談ですが、英語を学んでおいてキャリアで役に立った話をしたいと思います。

①  TOEICの点数が昇格要件の場合
 会社が求める人物像の中に、英語を要件とする会社が近年増加傾向です。多くの会社は、TOEICを基準としていますが、点数を取ることで、昇格昇給に影響がある、つまり、給与に関わってくるならば、英語を学ぶ必要性はあるといえます。
 
②  英語ができるイメージで新しいビジネス機会の獲得
 海外企業との取引が増えてはいますが、英語が苦手な人は、一定数存在します。そのような中で、社内で英語ができるという印象を出せると、海外とのビジネスに取り組むチャンスを得られる可能性が高まるかもしれません。社外の取引先からは、海外企業との取引を手伝ってほしいとのことで、新しいビジネス機会が増える可能性がでてきます。私の場合は、このケースでした。新規ビジネス機会が増える、売上が増える、営業成績が向上する、給与へ反映される、昇進・昇格へつながるならば、英語を学ぶメリットと言ってよいですね。

③  情報収集能力のアップ、提供価値の向上
 最新のビジネスの手法、技術、ビジネスモデルなどは、欧米の方が進んでいるケースが多いです。英語の文献が読める、英文のインターネットサイトを読み、情報を収集し、日本国内のお客様へ提供することで、提供価値の向上につながり、新しいビジネス機会の獲得につながるかもしれません。
 
 「英語ができる」という表現を使いましたが、中途半端な英語力はあまり②、③においては効果がないと感じています。TOEICの点数を目安とするならば、できれば600点以上という話をよく聞きます。私の感覚では、800点以上で「英語ができる」というイメージを出せると感じています。なので、英語を学ぶと決めたならば、ぜひともTOEIC800点以上を目指してほしいです!
 今回は、英語というテーマで入社5年目までに知っておくと違いをだせる会社員になれるちょっとしたコツをご紹介しました。また次回をお楽しみに!

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