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失礼しました!自己紹介します

こんにちは。今日もお読みくださりありがとうございます。

いくつか投稿したのですが、まだ自己紹介の記事を書いていませんでした😭ので、今更ですが書いてみます。

私は冬でもコートを着ていたら汗をかくぽっかぽかの静岡で生まれ育った、B型女子です。女子というか、もう小学生の子供が2人もいる40代のおばさんですが、いつも年齢を言うと驚かれ、結構目尻のシワが深いにもかかわらず、30代前半かと思ってたと言われるほど童顔ですww

それはさておき、そこそこに年齢をとっている分、キャリアは積んでいます。3000文字超えとちょっと長くなりますが、時系列でお伝えしたいと思います。

日米両方の大学を6年で卒業し、最初は日系のPR代理店に就職しました。アメリカの大学でPRの魅力に取り憑かれ、バイトでもいいから私を雇ってくれと懇願したPRの代理店で、実際は正社員で入れてもらえました。仕事は楽しかったですが、アメリカの大学時代に比べると暇すぎて、エネルギーを持て余した私は、週3くらい、退社後に銀座のスナックでおじさんたちの話をふむふむと聞いて社会勉強していました。そんな20代半ばでした。

代理店でいろんな業界のクライアントを担当し、中でも化粧品会社の仕事が多かったためクライアントだった世界有数のグローバル企業に出向させていただき、当時ベストコスメ総ナメのコスメブランドでたくさん勉強させていただきました。

その経験を活かして、外資の化粧品会社に転職。素晴らしいミッションを持った、オーガニック全盛期のコスメ業界で絶好調のブランドのPRに。そこでいわゆる女性メディアを相手にお仕事しつつも、メインは販売チャネルの一つであるヘアサロンがお店をオープンする際のPRを手伝っていました。(余談ですが、ヘアスタイリストは私の中で素晴らしい職業TOP3に入ります。だって、たった1-2時間で、たくさんの女性を心から幸せにできる職業ですから!)

その後、いろいろあってPRからプロダクトマーケティングへ。いつくかのチャネルに合わせた販促キャンペーンを次から次からロールアウトしていました。ひと月にいったい何回プレゼンしていただろう。。。10年弱の間に、新製品のコンセプト提案やテスト含む製品開発、新製品発売に向けてのオペレーションや既存製品の販売促進プラン、ノベルティ制作、店頭のポスター、POP、パンフレット、製品説明ボードなどのクリエイティブ、百貨店の新店オープンのマーケティングサポートやVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)、百貨店などでの販売促進イベント、買ってくださったお客様へのコミュニケーション、などなどなどなど。製品周りのことはとにかく何でも経験させていただきました。人手不足でエデュケーションや営業のお手伝いまでさせていただいて。本当に、感謝感謝です!

うまく説明できないほど素晴らしいブランドで、「大」好きでした。30代は全部247、365日、どうやったらもっとたくさんの方にこのブランドのことを知ってもらい、このブランドの製品を手に取ってもらえるか、そればかり考えていました。ここまで頑張れたのは、このブランドのミッションが「地球環境を守る」ことだったから。化粧品会社かと思いきや、実は化粧品は手段であり、環境保全を目的に企業活動を行う会社でした。だから、私が頑張ってたくさんの方がこの会社の製品を使ってくれるほど地球が守られる、世の中にいいインパクトを与えられる!そんなパッションを持って仕事していました。

ですがブランドも生き物ですし、時代も変わっていきますので、いろいろあって、先のキャリアを考え始めた頃、ちょうど夫のパリ駐在が決まりまして。ずっと英語にコンプレックスを持っていた私は、とにかく子供をバイリンガルにできるという喜びに満たされ、何の迷いもなく仕事を辞めました。(これについては後々いろいろ思うのですが・・・)

で、パリに来て専業主婦になり、もぅ、最初は生きるだけで精一杯でした。思ったより英語がつうじない。そしてパリのおばさんは意地悪。道が犬の落とし物で汚すぎる。綺麗な建物に浸って上を向いて歩いたり、歩きスマホをしたら大変なことになります。もともとパリに憧れはなかったですが、それでも、毎日毎日カルチャーショックの連続でした。そして上の子は最初3ヶ月は荒れていましたし、下の子は最初1ヶ月毎朝泣くのでおんぶして学校に連れていき、夜も毎日「明日学校行きたくない」と泣くという生活で、本当にクッタクタでした。

9月からのそんな生活もクリスマス頃にはだいぶ落ち着いてきて、シャンパンカラーのライトでいっぱいの美しいパリのクリスマスに、ちょっとワクワクしているうちに、3月にはコロナの襲撃。。。3ヶ月日本に一時帰国したり、世界中の方々にもれなくウチもサバイバルの日々でしたね。

一方で、現地の新聞で見つけた求人からフランスの会社と地道にコネクションを築き、単発で仕事をもらったり。専業主婦を抜け出す策を立て始めました。東京でずっとバイバリ働きてきて、コロナ生活からの鬱憤もあって、有り余るエネルギーの矛先が見つからなかった私は、とにかくもくもくと、森を毎朝10キロも走っていました。

そのうちにフェイスブック広告で、コーチングプログラムを発見。「女性の人生戦略」という言葉が「うー。。。人生戦略なんて立ててこなかった」と私のど真ん中にぐさっと刺さったのでした。このコーチングプログラムで、これまでのキャリアを棚卸しして、自分がブランディングとコピーライティングで人のお役にたてると思い、ちょっとずつ起業準備を開始。。。。した頃、コネクションを作っていたフランスの小さなアジアのコスメトレンドリサーチ会社からフルタイムで働かないかというオファーをいただき、思い切って飛び込むことに。プロマネをしていたとき、散々競合調査をしていたのでやれると思っていたのですが、蓋を開けたら、リサーチという仕事は、何となくいろんなことを卒なくやってきた私が、本当に苦手でできないことだとわかったのです。。。そういうスキルのミスマッチに加え、何でもふわっとはっきりしないフランスのビジネススタイルが私にはダメすぎて、会社にとって私はどんでも使えないヤツだったと思いますし、私にとってその会社は本当に効率の悪いフラストレーションの溜まる職場だったので、決裂、4ヶ月で終了しました。。。。ちーん。。。。ですが、やってよかったと思っています。いい経験でした。

で、気をとり直して起業を進め、おかげさまでご紹介でお客さんも絶えることなくサービスをご提供できています。やりながら、自分の提供できるものの精度を上げている真っ最中です。

さらに、今年の前半からはキャリアコーチとしてのキャリアも積みはじめました。キャリアに悩む女性に向けてコーチングサービスを提供している方の元で、体験セミナーのファシリテーション、その後の個別相談(プログラムのセールス)、そしてプログラムのファシリテーション、個別コーチングセッションなど、幅広くお手伝いさせていただいています。数えてみたらキャリア迷子な女性と半年で100セッションくらいやっていました。ご縁に感謝🙏🏻✨

数年後、駐在妻を終えて日本に帰った時にパワーアップしていたいという思いで始めたコーチングのキャリアですが、図らずも私の人生に非常に大きなインパクトを与えています。自分の経験をアウトプットすることで、過去のトラウマ的な失敗でさえも誰かの役に立った実感で、自己肯定感あがりまくりです。コーチング技術を習得したことで、本業のブランディングコンサルタントとしても、お客さまのニーズをより深く引き出せるようになりました。何より、仕事が大好きで、自分のことは後回しにしながらとにかく仕事と家事と育児を必死で頑張ってきたたくさんの女性たちの、ポジティブでエネルギーに溢れる話を聞かせてもらうことで、私の心が大きく成長していることを感じています。

そんなこんなで、この頃は結局、PRxマーケティングxコーチングで、なんか作ってきたものにしっくりきていないリブランディングが必要な日本人個人女性起業家と、すっごい頑張ってひと段落しちゃってこの先のキャリアがイメージできない30-40代の日本女性に向けて、何とかして私の知恵と経験で力になりたいと思考巡らしながら、パリで暮らしています。

長くなりましたが、私の自己紹介の丁寧バージョンでした。
読んでくださり、本当にありがとうございました💚



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