とりあえず成長し続けてみる、正解なんてどうでもいいから

人間には人から認められたいという承認欲求がありますね。
この欲求が満たされないと、自分が価値のない存在のように感じてしまったり、人から嫌われているのではないかと疑心暗鬼になってしまうと言われています。
さらには、人からのアクションがないので自分からアピールしたい気持ち、自己顕示欲が顔を出してくるという流れになります。

承認欲求が強いことはとても良いことだと思いますが、自己顕示欲に姿を変えてしまうと人に迷惑をかけることになってしまいますよね。
なので、適度に承認欲求を満たすことは大事です。
ただ、人から認めてもらうことでしか満たせないとなると難しい状況になると思います。

人が人を認めるとき、最終的には好みになるからです。

ブロッコリーを食べて美味しいという人もいれば、不味いという人もいます。
これは仕方のないことですからね。
一度美味しいと感じた人も、次に食べたら不味かった。
よくよく考えたら、最初はマヨネーズがついていた。
そうなると、ブロッコリーではなくてマヨネーズが美味しかっただけです。
マヨネーズのついたブロッコリーを不味いと感じた人も、シンプルな塩茹でのブロッコリーは美味しいと感じるかも知れませんし、もう基準はどこか分からないです。
そして、ブロッコリー自身は、人から美味しいと感じてもらうより不味いと感じてもらったほうが承認欲求を満たせると思っているかも知れません。

人の人に対する評価は、コロコロ変わります。

人によって、どこを褒められたら嬉しいのか、何を評価されたら認められたことになるのか全く違うので、そこを追うのはやめたほうがいいと思います。

そう考えていくと、人から認められること以外で承認欲求を満たすことができれば良さそうですよね。
承認欲求を満たすことで、どうしたいのか？を突き詰めれば答えは出ます。

自分は価値のある存在だと感じたい。

他人からしたら本当にどうでもいいことですよね。
なので承認欲求って悲しい欲求だなと思うんです。
でも、必要な欲求です。

自分が価値のある存在だと感じる為には、成長するしかないから。

どこまで成長したら価値のある存在になれるのか分からない、だからとりあえず成長し続けてみる。

ここにフォーカスしていればいいんだと思います。
人に認められたいを追って、なかなか認められずに自分を逆に追い詰めてしまっている人が多いはずです。
自分の最大限を出すことを目標にして、人の好みにハマったらより嬉しいくらいの気持ちでいるのがいいんじゃないかと思います。

あと、それから、価値のない人なんて１人もいないので気にしないで全然大丈夫ですからね。