『朝ルーティーン』は、四股と一緒に！
こんにちは、ぷるるです。
お題「朝のルーティーン」に応募しようと思い、概要を読んだ途端、迷いが生じました。
フレッシュな朝の空気の中、自分のペースで運動をしたり、勉強したりしている、あるいはここまでアクティブではないけれど、コーヒーを飲んで気分をあげて１日をスタートさせているなど、そんな「あなたの朝の習慣」についての投稿を「#朝のルーティーン」で募集します。（後略）
企画側が求める作品と私の朝が、1mmも重ならない気がしたんですよね。
でも車は急に止まれない、今更記事は変えられないということで、このまま書き進めたいと思います。
私の朝ルーティーンはこの15年ほどずっと同じでした。
冷たい水で顔を洗い、お手洗いのち、白湯でほっと一息・・・・
それからヨガをやりつつ、ゆっくり自分を呼び覚ましていく。
たった30分だけれど、どれもが大切な時間でした。
けれど１年ほど前から、私はこの流れに物足りなさを覚えていたんです。
KA・RE・Iにより、すこしずつ変化していく心と体・・・。
もしかしたら、新しいファクターが必要なのかもしれない。
それは、まだ見ぬ局面を開くかもしれない。
でもそれは一体何なのか・・・全然見えないでいたのです。
そんなある日、私は長野県へ遊びに出かけました。
素晴らしい快晴の中、大自然を眺めつつのドライブを楽しんでいた時のこと。
ふと、このようなものが視界に。
トツゼン 『土俵』 ガ アラワレタ！！！
ごく普通の国道沿いですよ？思わず目を疑いましたよね。
ご参考までに、Google earthの画像を添えます。伝わると良いのですが。
この土俵に強く惹きつけられた私は、当然に立ち寄りました。
平日のせいか、人影はまったくなし。
車を降りれば、暑い空気が身を焼きました。
でも相撲場は、妙にひんやりとしています。
調べたところ、ここは長野県木曽町にある『町民相撲場』でした。
国民スポーツ大会や、学生相撲の練習でも使われるそうです。
私は正直言って、相撲にはまるで興味がありませんでした。
よって生で土俵を見たのも、この時が初めて。
それなのに私は、土俵に漂う『神聖さ』に圧倒されてしまったのでした。
ところで日本には古くから「相撲は神事」という考え方があります。
（前略）
大相撲の土俵入りのとき、拍手を打つ力士の姿を見た事があるかと思います。土俵には神が宿るとされている為です。
本場所初日の前日には、立行司を祭主、幕内行司・十両行司各1人を脇行司として「土俵祭」が行なわれます。この祭りは、新しく作った土俵の地鎮祭の儀式にあたるもので、祭主となる行司は祝詞を奉上し、供物を捧げて場所中の安全と興行の成功、さらには国家の安泰、五穀豊穣を祈念するのです。
（後略）
この見解には異論もあり、相撲をスポーツの一種と考える方も多いようです。
もちろん私は「どっちでもいいじゃん」派。
でも実際に土俵を前にした時、「相撲は神事」という考えがとてもしっくりきました。理屈を超えて、この血に訴えかけるものがあったのです。
その瞬間、私にひらめきが訪れました。
そうだ、四股を踏もう！
四股。それは新しい１日を敬い、奉る気持ちの現れ。
そして、体幹を鍛え基礎代謝を上げる運動でもある！！
探していたファクターが見つかった瞬間です。
この気づきのために、私は長野へ出かけたのでしょう。
決して観光写真を撮ったり、濃厚ソフトクリームを食べるためではなかった！
それから毎朝四股を踏むようになり、約２ヶ月が過ぎました。
体、ますます調子いいです。
仕上がってます（多分）❤️
でも。
朝の５時半から相撲協会の動画「関取と一緒に！四股」を見ながら踏んでいると、時々こう思うんです。
私、何やってるのかな・・・って。
この動画、とても丁寧に四股の踏み方を教えてくれる優れもの。
琴奨菊をはじめとする１０人の力士が、一緒に踏んでくれるから寂しくないし。
だから感謝しかないんです。
ないんですけど、私の望んでいた「朝のルーティーン」から、どんどん離れていく気がするんですよね。おしゃれさとか、爽やかさとか。
そりゃ相撲ファンなら眼福動画だと思いますよ。
けど、私は力士にアレっていうか。
朝から会いたいわけではないっていうか・・・・。
ヨガの時といい、本当に本当に不思議です。なぜこうなってしまうのか。
その謎が解けないまま、私は今朝も四股を踏みました。
早く上達して、中級編・上級編に進みたいです。
興味をお持ちの皆さま、私と一緒に四股を踏んでみませんか？？
上級編ではあの名横綱、白鵬が登場するゾ！！！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？