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私は自由・無限大!〜しあわせ刺しゅう時間11〜

こんにちは、ぷるるです。

皆さま、GWはいかがお過ごしでしたか?私は・・・

①マイナー観光地に遠征(失敗)
②メガネの購入(度が進んだ・・)
③個性の強い店にて異国料理の食べ過ぎ(命の危険を実感)

などを満喫しました。

あとは・・・・

刺しゅうを思いっきり楽しみました!!


刺しゅう祭りの開催だぜ!!!


4月に時間が取れなかった分を、ばっちり取り戻しました。
やっぱりイイですねえ、刺しゅうって!!



今はエコバッグへ刺しゅうするプロジェクトに取り掛かっています。
「プロジェクト」って書くだけで、かっこよさが増しますね。


図案は、家紋などでお馴染みの「紋様」選びました。むかい鳩です。

出来上がりはこんなイメージ。


伝統的な「紋」の1つです、グルッポー。


また、今回はちょっとしたレベルアップに挑戦!それは・・・

ステッチを自分で選ぶこと!


今までは敬愛する川畑杏奈さん(無許可弟子入り中)の図案を使っていたので、当然ステッチの指定もありました。でも今回はそんな指定ないですからね。

やっぱり何か新しいことを試したいんです。
失敗しても経験は増えるじゃないですか。
すると世界が広がりますよね。それが本当に楽しくて!

私にとって刺しゅうとは、冒険の一つでもあるのです。

でも冒険には準備が大切!そこでまずは習作を刺しました、チクチク。


習作の案AとB。

色合いも試しています。案Aは色がお気に入り。


違いは胴体を横方向に刺したか縦方向に刺したか。それと尾羽に使ったステッチです。
縦方向に刺した案Bでは、動物の毛並みっぽさが出たと思います。でも私が刺したいのは「紋様の鳥」。つるり感を出す方が求めるイメージに近い気がしました。

また、案Bの尾羽では初めてフライステッチに挑戦。

動物の胸毛に使っている作家さんがいたので、真似っこ。


目を細かくしすぎたかもしれませんが、イマイチでした。頭で考えるのと実際に刺した印象って違いますね。


続いての2案では、より「つるり感」を求めてみました。

縁取りはしません。単なる好みです。


「4つとも同じに見えるけど?」

いえいえ、実物はそれぞれ違った印象なんですよ!同じに感じるとしたら、それは刺し手の腕の問題で・・ゴニョゴニョ。

と、とにかく!

案Cでは鳥の胴体をアウトラインで埋めました。
本来アウトラインは、名前の通り縁取りに使うことが多いステッチ。
しかし、刺しゅう作家の北村絵里さんがこの手法にて、みっしりと質感を出されていたので、真似しちゃいました!

北村絵里さんの「みっしり北欧ポット」。可愛い・・・

でも刺してみてわかったんですけど(ってそればっかり)、アウトラインで埋めると硬質感が出るんですね。無機物には向いているけど、今回はちょっと違う気がしました。

そこで案Dは尾羽以外をサテンステッチにしたところ、つるり感が一番出せたと思います。色もかなりお気に入り。

ちなみにロングアンドショートステッチは、本来サテンステッチで埋めたいけれど、1ステッチの長さが1cmを超えそうな時に使う手法です。

今回は案Dで決めようと思います!



ロングアンドショートステッチはずっと苦手でしたが、Youtubeで良い動画を発見し、助けられました。もし苦手な方がいらしたら、参考になるかも。




今回は刺しゅうの自由さに改めて驚きました。

ステッチを変えるだけで、全く違う質感になることを体感したんです。今まではとにかく、お手本通り刺すので精一杯だったので。
(私の写真からは読み取れない?それはひとえに技量の問題でありまして・・・)

また先ほどの動画で、「刺しゅうでもグラデーションカラーが作れる」事実に衝撃を受けました。

つまり刺しゅうって

色✖️ステッチ✖️アイディア=無限大


なんですね!!

特に重要なのは最後の「アイディア」だと思います。ここに何をはめ込むかで、どこまでも自由に、うーんと大きく羽ばたくことができるんじゃないでしょうか。

そう、まるで鳩みたいに!!

  セトロニンがついに具現化して羽ばたいた!


うん、うまくオチがつきました。



自由とは本来心が決めるもの。自分で選べるのですよね。
私も刺しゅうをするとき、自宅にいながら心は「刺しゅう世界」に飛んでいます。

今回の刺しゅう世界はこんな感じ。風も心地いいんです。

そして、ただ無心に針を刺しているときの解放感ときたら!

真の解放感は集中より生まれるのではないか・・・そんなことを思ったりして。
ちょっと格好つけすぎかな〜。


さあ次は本番。エコバックに刺しゅうです。布地が荒いので心配ですが、アイディアを自由に使って、素敵に仕上げたいと思います。

楽しみです!



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