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私が好きなものを並べたら、好きだった人が好きなものでした。

好きな音楽、
好きなエンタメ、
今の食生活、
並べてみたら全部元カレや好きになった人由来のものだなー、と気づく午後。

別に未練がある訳じゃないよ。
ただ、こうも人の価値観って一緒にいる期間で影響されるんだなーって。
そしてその1つ1つが私の価値観や、凹んだ時に元気をくれるものになってるなー、って思うのです。

自己紹介に好きなものはあまり書いてないから、メモついでに書いてみよ📝
その他の成り立ち云々はこちら👇

【中3の時に好きだったあの人が好きだった音楽】

Def Tech
・ORANGE RANGE


この年に出場した英語弁論大会で、なんのまぐれか佐賀県1位になって全国大会に行けた私。
全国大会はさすがにレベル高すぎて予選落ちだったんですが、全国から集った同世代との出会いはかけがいのないものだった。
この時出会ったの彼でした。
知的で言葉遣いがほんとに同世代かと思うぐらい大人びてて、「すてきー!」ってなったなー。

好きな音楽の話題になって、当時洋楽しか聞いてなかった私にとって、J-popの中でもメッセージ性強めの歌詞歌ってるこの2組に出会えたのは、その後の私の人生においても大きい。

特に、Def Techの「My Way」と、レンジの「以心電信」はめげそうになったら絶対聞いちゃう。
自分を信じる大切さ、自分は決して1人じゃなくて自分を思ってくれてる友人はこの地球上にいる事実、を思い出させてくれるから。
人生の応援歌に近い存在の曲に出会わせてくれて、感謝感謝。

【初めてお付き合いしたあの人が教えてくれたエンタメの面白さ】

ラーメンズ(と、小林賢太郎作の作品の数々)

初めてお付き合いした人は、関東圏の人だった。フィリピン人のお母さんを持つミックスルーツの彼。初彼から遠距離恋愛とか冒険したなー自分。
中学時代からの友人だった彼とは、国際的視野が似てたりすることもあって、自然な流れでお付き合いを始めたのは20歳手前の頃。

なんの流れか、ラーメンズの「不思議の国のニッポン」を教えてくれて、
それまで漫才やテレビのバライティー番組の形しか印象になかった【芸人さん】のイメージを良い意味で覆された。

言葉遊びが面白いだけでなく、表現の豊かさも相まって、ただ笑うだけの『面白い』にとらわれないエンタメの姿がそこにあった。

ラーメンズとの出会いをきっかけに、それまで英語学習に貪欲になっていた私に日本語の面白さに気づいた。

彼と別れてからもラーメンズや小林賢太郎さん作品は定期的に見たくなる。
作品や公演それぞれにメッセージがあって好き。
だから去年、小林さんがパフォーマーを引退されたニュースはバリショックだったなー… しゅん
でもこれから彼が関わる作品が楽しみだったりもする。わくどき

【アメリカ人の彼から教えてもらった日系人のポテンシャル】

Kishi Bashi

ボランティアワークで日本で来ていた彼とサマーロマンスに落ちたのは2013年。彼は独学で日本語を勉強する日本好きのバンドマン。自らも様々な楽器を演奏する彼の音楽の趣味は幅広かった。

彼から教えてもらったのは日系アメリカ人歌手のKishi Bashi。
テクノとバイオリンの融合だけでなく、音の混ぜ方が今まで聞いたことの無い音楽でただただ衝撃だった。

音楽性に衝撃を受けただけでなく、彼が日系として日本ルーツをアイデンティティを、自身の音楽の基盤にしてるのも、素敵。
国籍としての『〇〇人』じゃなくて、自分のルーツや内面を大事にしよう、と思わせてくれるアーティストです。

【コーヒー好きの彼と話す話題が欲しくて、コーヒーを勉強したあの日々】

珈琲

スタバでアルバイトしていたフリーター時代、同じ店舗で働いてたバリスタさんに片思いしていた時期があった。
彼は所属してた店舗でもコーヒーの知識が豊富な人だった。
スタバ入社時、ブラックがやっと飲めるぐらいでコーヒー豆の違いなんて知らなかった私が、コーヒーを最初の勉強するきっかけになったのは彼でした。

気づけばその片思いが終わった後も、コーヒーの飲み比べを楽しめる自分がいたし、何より、誰かに美味しいコーヒーを淹れる楽しさやわくわくを感じれるようになっていた。

コーヒーブレイクを更に豊かにさせてくれるきっかけをくれて、ありがとう。☕

【これからの生きる意味を教えてくれた、感謝な存在】

菜食になるきっかけ
・クラシック音楽の奥深さ

ドキュメンタリー好きならおすすめあるよ!
そう言って彼が見せてくれたのは、Netflixドキュメンタリーの「Cowspiracy」でした。
彼はアメリカ人で、ベジタリアン。出会いは日本だったけど、すぐ遠距離になって、彼の誕生日であるクリスマスに私がアメリカまで会いに行った時に見せてくれたのがこの映画。菜食や気候変動に関心がある方々の中では有名な作品ですね。
元々自然派ドキュメンタリーが好きな私を誘うには、なんとも自然な導入だった。
しかも冒頭10分を見たところで1回一時停止して、
「見るのつらい内容ならここで止めるけど大丈夫?」と聞いてくれる優男。
まあ、結構リアルな統計とか現実出てくるからね、『お肉を食べない世界』を身近に感じない人にとっては辛い面もあるかも。
でも私は新しいことを学ぶ楽しさが勝って、最後まで見ることを選んだ。
そして最後まで見終わって彼が言った、
これが僕がお肉を食べない理由。そして今ヴィーガンを目指してる理由。」だと。

スッと腑に落ちた。
お肉を食べない人が全員が全員、健康オタクな訳じゃなくて、動物愛護者じゃないってことを知った瞬間。
この経験がきっかけで私はお肉を食べるのを減らし始めるのです。
実に大きな人生の変換点を作ってくれたなーこの人は。

食以外にも、音楽の面でまた違うアプローチをしてきたのもこの人だったりする。
彼は小学生からチェロを習ってたチェロ弾き。
彼の日本語の勉強にと、一時期一緒に「のだめカンタービレ」を見てたのだけど、その時教えてくれるクラシックの名曲の裏話が面白くて、ただの美しい音っていうより、その曲に込められた想いを感じながらクラシックを聞けるようになったのは彼のおかげ。
元々低い音に心地よさを感じるから、チェロって学期の音色も落ち着くなーっても気づけました。

結婚まで考えたこの人とは思わぬタイミングで別れを切り出されたけど、ほんと付き合ってよかったなーと、いい思い出しかない。
ソーシャルメディアを使う人でもないから、近況とか全然知らないけど、元気に幸せに生きてるといいな。

【結論:無駄な出会いなんてない。出会いが自分を作るはホント。】

人と話し、通じ合い、関係を持つことで、学ぶことって多いなって、上記つらつら書いてて改気づきました。

最後のベジタリアンの彼を最後に恋愛なんてしてないですけど、ほんと他者から気付かされる新たな世界とか価値観って面白いなって、思います。

どれも出会わなければ深く知ろうとも思わなかったし、聞くことのなかった音楽やエンタメ。
これらを知って、触れたからこそ今の自分に活かせてて、ありがたいなーって心から感謝の気持ちを持つことが出来る。


これからどんな出会いを通して、どんな新しいことに出会えるのか、ってのも生きる楽しみだ。わくわく

(げっ、気づいたら3000文字近く書いてやんの。いつも1000文字も書かないのに… (笑)長文失礼しました!)

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