イギリスのお菓子vol.14「自家製ベリーベリー・スムージー」
小さい子というのは、見たまま聞いたままをすぐに真似したがるもので、とりわけわが家の下の子は、テレビや本を見てはすぐさま“創作活動”に勤しみます。やれ「布をくれ」だの「厚紙がいる」、「ビーズが欲しい」云々・・無限の要求が続き、こちらも材料を揃えるのに難儀します。
もう全然「小さい子」でもない娘は、ほかの子供たち同様、イギリスの国民的アニメ『ペパ・ピッグ(Peppa Pig)』(関連記事)がお気に入りでした。特に登場動物たちがスムージーを作っているのは、何度も繰り返し観るほど。
ラビットさんが作る「恐竜ジュース(Dinosaur juice)」の材料は以下のようなものです。
バナナ1本、イチゴ4粒、さくらんぼ5個、桃1個、パイナップル半分、スイカ1切れ、ニンジン1本
ん〜、なんとも豪華版🤤
これを・・当時始終作りたがっていて(未だに作らされる🫠)、また面倒なことになっていました。なにが面倒って、スムージーは電動ブレンダーやジューサーなどの器具が必要ですが、わが家には日本から持参したものがあるので現地のは買っておらず。
コレを使うには2階で使っている鉛のように重い(これでも昔と比べたら大分軽量化されているのですが)、変圧器を台所まで降ろしてこなければなりません。
刃とか洗うのも面倒なんだよねー、と元来ものぐさな母はそんなことを思いながら毎回聞き流していたのですが、教育上?無視し続けるわけにもいかず、ついに根負けして作ることに😑。
材料はいつものように、もちろん庭から取れるものがメインなので、まずはリンゴとブラックベリー(関連記事)に、そして冷蔵庫を開けると丁度うまい具合にスイカがあったので、これらを単純にブレンドしました。水を一切入れてないので完全100%果汁♪
はじめは気乗りしなく仕方なく作っていたのですが、でき上がりを見て気が変わりました。
なんか・・普段は常備しない、たまたまあっただけのスイカのおかげで、赤の色味がすばらしく、予想以上の出来ばえに✨
子供にはさっさと飲ませて、母は急遽写真撮影をするために小道具やら構図やらを頭フル回転させ(ぬるくなってしまうので)、必死でした(このインスタ写真は、随分前に初めて作ったときのものです)。私はもともと細かい作業や手の込んだことは苦手なので、お菓子作りなんかももう、前ほどはしません。
なので、この「イギリスのお菓子」シリーズであるマガジンはほとんど、というよりほぼ全て、こういった子どもたちのリクエストから成り立っています。
その点ではいつもネタを作ってくれる子供たちに感謝です。面倒なんだけどね😅
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