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メルボルンでメロメロとクラクラ

2023.02

翌日、エアーズロックからまたメルボルンに帰ってきました。

その日はヤラバレーというワイナリーのツアーを予約していたのですが、さすがに飛行機のバタバタ事件や昨日のツアーで疲れもあったので泣く泣くキャンセルすることにしました。

ということで、今日はメルボルンの街でゆっくりしよう。

まずは朝食から。

朝から結構ヘビー
朝から濃厚な食事
少し並びました

その後も図書館に行ったりマーケットに行ったりカフェに行ったり街をブラブラ。

カラフルな野菜って可愛い
お天気が良い日でよかった
お気に入りカフェ
無料のトラム
こんな図書館毎日通いたい
可愛い路地裏


カフェでゆっくり休憩してると、なんだか身体がボーっとしてくる…コーヒーに何か入ってた…?でも同じ物を飲んでいる彼は大丈夫そう。

あれ、そしてなんか寒い…
こんなに日差しがポカポカなのに寒気を感じる私…

あ、やばい、なんかクラクラする…

連日の疲れもあったかと思います。体調が悪いんだと気づくまでにそう時間はかかりませんでした。

「ちょっとホテルで休もう、体調が第一だから」と彼が言ってくれたので一旦部屋でゆっくり睡眠をとることに。

こんな最高のお天気の日にメルボルン街デートが台無しになってしまいました…
行きたいところもまだまだたくさんあった…
悔しい思いもありましたがエアーズロックが見れたというだけで来た意味はあったじゃないかと自分に言い聞かせながら眠りにつきます。

2時間ほど横になっていたら…

まさかの奇跡の復活。

あともう一つ、メルボルンに来たのであれば行きたかった場所がありました。

「ブライトンビーチ行こう!」

と自分から提案し、ノリノリで準備を始めました。

今思えばここが私の地獄への始まり…

ブライトンビーチへはいくつかのトラムやバスを乗り継いで行きます。バスが時間通りに来ることは少なく、大体1時間ほどかけてやっと到着しました。

どこを見ても可愛い
お気に入りの小屋探し

やっぱり可愛い〜!

写真をパシャパシャ撮りながら大はしゃぎ。
さっきまで体調が悪かった人とは思えないほど、かなりテンションが上がっていました。

ちょうど着いたのが19時ごろになる時だったと思います。

海に落ちる夕陽
何時間でも見ていたい

沈んでいく夕陽を眺めながら幸せな時間を過ごしました。

暗くなる前に帰ろう、そう思ってバス停まで15分ほど歩き、帰りのバスを待ちます。

あれ、バス全然こない。

あたりはだんだん暗くなっていきます。
たしか30分ほど待ったかと思います。
あと10分待ったらタクシーにしよう、そんなことを考え始めた時にやっとバスが来ました。

乗客でぎゅうぎゅうパンパン。
バスに揺られて約40分。
またバスの乗り継ぎです。

そこのバス停ではgoogleの情報だと数十分おきにバスがくるはずだったのですが、待っても待ってもバスが来ませんでした…

結局約1時間そこで待つ羽目に…

まもなく21時、夜ご飯を食べるような場所もなく、お腹も空いてきたし…

当たりは真っ暗、周りの若い男女グループがお酒を飲みながら大声で騒がしくしていました。

頭の中で彼等の笑い声がガンガンと頭の中に響きます…

「なんかクラクラする…寒い…そしてなんかやばい、寒いっていうか悪寒…?ちょっとこれ、異常かも…」

そう言葉にした途端、本当に自分の体調がおかしいのだと改めて実感していきました。

こっちの周りの方はTシャツやタンクトップを着ている中、彼が着ていた上着を借り、それでもブルブルと震える私…

バスにやっと乗れた後も、ホテルまで歩く時も、フラフラと朦朧となりながらメルボルンの街を歩きました。

このままここで死んでしまうかもしれない、なんて考えるくらい、顔を真っ青にしながら命懸けで帰路につきました。

無事、ホテルにはつきましたが、そこからの記憶が全くありません…
次の日は朝4時に起きて空港に出発しなくてはいけない日だったので、急いでシャワーをし、眠りにつきました。

メルボルンでの1日は、無理をして色々なところに周りましたが、1日しかなかったからこそ「ここだけは行きたい…」と無理をし続け、楽しむ余裕がありませんでした…

とっても後悔しています。
たしかに色々なところに行けたのは良かったものの、やっぱり自分の体調と健康第一。
無理をして歩かなくても、きっと魅力たっぷりだったメルボルン、残っている思い出のほとんどが奇妙な悪寒です…

一方で私が帰国した後もしばらく彼はメルボルンで過ごしていましたが、「住みたい!」と思うほどハマってしまったようです。

彼はメルボルンにメロメロ、私はクラクラ、
そんなメルボルンの思い出です。

メルボルンはもう一度リベンジに遊びに行こうと思います…




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