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自分のかけらを集める旅 #8/青い龍・旅の終わりに


このシリーズ、マガジンにまとめました。
11月~1月の一時帰国中のことを書いています。



バリへ戻る2日前、再びKaloさんのセッションを受けることにしました。

前回は私の腕の痛みが酷くてあまり集中できませんでしたが、その日までにはだいぶ回復してきていました。歪みの調整やハートチャクラに原因があったようですが、やっぱり冷えが症状を酷くしていたようで、使い捨てカイロを患部に貼るのを続けていたのが効いたような氣がします。

Kaloさんとは昼間に待ち合わせをして、Kaloさん行きつけのスピリチュアルな本屋さんに行ったり屋外のカフェでお茶をした後、Kaloさんのアトリエに行きました。

前回のように横になり、演奏が始まりました。腕の痛みはそれほど氣にならず、音に集中できました。とっても氣持ちが良くて途中ウトウトしてところどころ意識が飛んでいましたが、今回はしっかり音が私の中で響いているのを感じました。

特に丹田からみぞおちにかけて、エネルギーが旋回しているのを感じたとともに、私にはビジョンが見えていました。

黄色い頭巾の綿入れのもこもこのコートを着た女の子。白いニットのタイツを穿いています。それは私が大宮に住んでいた頃の年齢の私です。その子が私の中をくるくると結構な勢いで回っていました。自分で言うのも何なんですが、その姿はとっても可愛らしくて。

小さい頃の写真は白黒だし、黄色いコートを着ていた記憶は全然ないのですが、第三チャクラの色だと思いました。この子は私の本質です。遊び心いっぱいでいつもいろんなことにワクワクしています。やっと私の中心まで登ってきてくれたんだと思いました。

途中Kaloさんがどんな風にクリスタルボウルを奏でているのか見てみたくて、薄目を開けて盗み見したのですが、白い服に包まれたKaloさんはなんとなく幻想的で天女のように見えました。

終わった後、Kaloさん側で起こったこと(感じたこと)を話してくれました。それは、私が何かにブロックされていて中心にアクセスできなかったということ。で、その正体はジャカルタからついて来た青い龍だったんです。龍が私の中心に下向きに巻き付いていました。

この青龍は私を守るため今回の旅についてきてくれたそうで、悲しみや恐れのクッションとなってくれていました。私は日本に来てからというもの、自分自身に集中することが難しいと感じていて、このためだったのかと思いました。

Kaloさんが青龍に「YUKIEさんはもう強いから守っていなくても大丈夫だよ、安心していいよ」と話すと、空に上がっていったそうです。

それを聞いて『龍は星になった』と思いました。クリスタルボウルの演奏が終わって目を開けると、窓から煌々と輝く星が一つだけ見えてて、しばらくその星をボーっと見ていたのです。周りに他の星は一つもなくてその星だけだったのがなんか印象的で。多分その星シリウス?龍はシリウスって言うし。知らんけど~(笑)

この青龍は私を守ってくれていたと同時に、いろんなところの龍へ案内してくれて、最後の大宮の龍神まで連れていって私のパーツを完成させることがお役目だったんじゃないかと思います。




日本へいくとついつい色々買い込んでしまって荷物が膨れ上がります。大体スーツケースには入りきらなくなるので大き目のボストンバッグを持参してきています。

大荷物でも楽なのでいつもリムジンバスで成田まで行くのですが、いつも乗っている東所沢からのチケットを買おうとしたら、運休になっていました。どうやらコロナ期からのようです。

電車で行くことも検討しましたが、やっぱ荷物のことを考えるとそれも厳しい。ほかのルートのバスは?と調べるとなんと大宮からしか出ていない。

それで最後に兄と大宮へ行くことになりました(笑)

家から大宮までは1時間半くらいかかるというので余裕を持って早朝の4時15分ぐらいに家を出ました。でも休日の早朝ということで道が空いていためかだいぶ早く着いてしまったんです。バスの時間までは40分ぐらいあります。

そしたら兄が「家の場所に行ってみようか」と言い出して。私は内心「何この展開?」と思って笑っちゃいました。まるで最初から仕組まれていたみたいだったから。

兄は大通りから入る道もしっかり覚えいて、昔の家があっただろうという路地まで行きました。でも兄が以前来たときとは様変わりしていて、多分ここだと思うとは言っていましたが、家の場所は特定はできませんでした。

それでもいいんだと思います。おそらく兄とその場所に行くことに意味があったんじゃないかと思うのです。なんとなくそんな氣がします。

車の中では父の話をしました。この競輪場には父がよく通っていたとか、団地に移って4日で入院してしまったとか。3歳上の兄は私が知らない父の姿を知っています。それだけに父の死は兄の人生に私以上の影を落としていたんだろうと思います。

その負のエネルギー調整のために兄と大宮へ行った、そんな氣がしてて。兄には家族で氷川神社へお参りに行くといいよ、と言っておきました。

この後バスで成田まで行き、無事飛行機にも乗れてデンパサールの自宅まで帰りつきました。これで私のパーツを集める旅は終了しました。

考えると今回の旅はジャカルタからすべてが繋がっていたと感じます。そう思わざる負えないのです。すべてのことが必然で、そうなることが最初から決まっていた。そう思います。


見出し画像:兄のアルバムから。
ビジョンで見た黄色い頭巾の私、ちょうど左の写真みたいな感じです。コートは何色だったんだろう?長靴は黄色だったような氣がする。


前回のKaloさんのセッションのこと。

昔住んでいた大宮へ行ったこと。龍神ナビ付w


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