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自分のかけらを集める旅 #6/大宮へ・武蔵一宮氷川神社

日本帰国中です。

このシリーズ、マガジンにまとめました。


山形、長岡へ行った後、昔小さい頃に家族で住んでいた大宮へ行かなければ、というか行きたい氣持ちが抑えられなくなっていました。

大宮には氷川神社に隣接して大宮公園があります。その近くに父が勤めていた親戚の会社の社宅の一軒家があって、私たちは家族4人でそこに住んでいました。

その後東京の団地が当選して移り住むことになったのですが、父が食道がんで入院し、そのまま帰らぬ人となりました。

私はまだ小さかったので僅かな記憶しかありませんが、アルバムには大宮に居た頃の写真がたくさん残っています。そこには本当に明るい家族の姿があります。団地に移り住んでからの写真は葬式から始まり、他のシーンでさえ全く別の世界の重たい空氣をまとっています。私はそれを子どもの頃から見る度に感じていました。

大宮へ行く10日前に、QHHTというヒプノセラピーセッションを受けました(そのときのことはまた別に書きます)。そこでサブコンシャスという存在?に「大宮に行かなければならない氣がしているが、行くことに何か意味があるのか」と聞いたところ、そこで私のパーツが完成する、と言われました。何か起こるのかと聞くと、特に何も起こらないといいます。

年末の29日に普段乗ったことのない線を乗り継いで大宮へ行きました。思ってたより今のところからも近かったんだという印象。新幹線で大宮駅は何度も通ったけど、降りたのは子どものときの引っ越し以来かもしれません。

駅から氷川神社への参道を目指して歩いていると、声が降りてきました。誰かと聞くと、龍神とのこと。

よく来た。お前は家に戻ってきた。ここがお前の故郷。

大宮の氷川参道は2キロの日本一長い参道だそうです。三つの鳥居があるそうで、私は二つ目の鳥居から入りました。三つ目の鳥居をくぐると再び声がして、右に行けと言われました。右に行って何があったのかというと『夫婦楠』と呼ばれる幹が二つに枝分かれしている御神木。

お前の魂はここで宿った。その木を触れ。

私は何も覚えていない。でも触ってると懐かしい感じがして目頭が熱くなりました。二つに分かれた幹の間には窪みがあり枯葉が溜まっている。なんとなく見覚えがあるような。でも私がこの木に会ったことがあるとすればそれはもう50年以上も昔のこと。50年前はどのくらいの大きさの木だったんだろう、そんなことを考えていました。

夫婦楠を離れると真ん中に赤い橋が掛かる池がありました。神池と呼ばれる池です。QHHTでもサブコンシャスに池に行けと言われていましたが、そこで声が降りてきました。今度はその池を一周しろと言われ、半周廻ったところで橋を渡れと言われたので神池を8の字に廻りました。あ、途中で蛇の池があったのでそこにも寄りましたが。

池の後は本殿へお参り。おみくじを引いたら『向吉』というもので初めて見ましたが、悩みはあれど常に偽りのない心でいれば後々良くなる方向へ向かうというもの。悪くはない、と思いました。

お参りの後はまた池に沿って歩いていると腰掛ける場所があり、また声がしました。

暫しそこで休みゆけよ。

そこで座ってしばらく鴨を眺めたりスマホで池の様子を撮ったりしていましたがそれも飽きたので、その声をかけてくる存在にメッセージをお願いすることにしました。

お前はここから来たのだ。
これからの世界を変えてゆけ。
すべては思い通りじゃ。
自分を信じて進みゆけ。

再び夫婦楠に寄ってから氷川神社を後にしました。夫婦楠ってツインレイのことだよなってなんとなく思いました。2本の大きな木なのだけれど、その根元ではしっかりと繋がっている。その間の窪みには何か大切なものを宿している、そんな感じがしました。私はその窪みがとても懐かしく思えたんです。なぜかわからないけど。

大宮の武蔵一宮氷川神社は、明治神宮とも深い関わりがあるようです。それを考えたら兄が明治神宮の絵馬を長年作り続けてきたのも何か深いご縁があってのことなのかもと思いました。

お昼ご飯の後、家のあった場所に行ってみようと思いました。前日に兄に大宮に行くつもりだと言うと、兄は昔住んでいた家の住所を覚えていて教えてくれました。それが333のエンジェルナンバー。前の記事にも書きましたが、調べると一番最初に出てきたのが『家族の絆』という意味だったのです。

兄も何年も前に近くを通った際に行ったことがあるそうです。家はすでに建て替えられていますが、お向かいの家は昔のままその場所に住んでいたとか。グーグルマップで番地を調べて行ってみました。

しかし今の家は防犯のためか知らないけど、ほとんどの家の表札には番地が書いてないのですね。お向かいの家の苗字を手掛かりに探すも見当たらず。そこの住人に聞いてもわからないと言う。1時間以上付近をぐるぐる回って探しましたが昔の家は特定できませんでした。同じところを何度も歩き回っても見つからず仕方ないのであきらめました。でも多分前は通ったと思います(笑)

最後に大宮公園へ寄って帰りました。大宮公園は遊園地やボートに乗った写真が残っています。今回行ってみて、こんなに広い公園だったのかと驚きました。とても雰囲気の良いところで近くにあったら毎日でも来たいと思います。

私たち家族、とっても素敵な場所に住んでいたんだなぁ。来て良かった。父が生きていた頃の空氣を思い出したような氣がして懐かしさでいっぱいになりました。

そうそう、今の兄の家は昔住んでいた団地のすぐ近くなのですが、バス停が団地の中にあります。この日の朝、私は昔の家の前を通り、帰りもそこを通って帰りました。なんとなく、そうしなければならない氣がしたのです。

これは二の鳥居
昭和51年に明治神宮から奉納されました
夫婦楠
奉納酒樽
神池
神池の反対側から
楼門
ここでお参り
光ってるのはネットが張ってあるから
神池のところに稲荷神社があったけれど、
ここには入るなと声に言われた
大宮公園



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