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「世界で一番シンプルな時間術」から学ぶ

 今回は紆余曲折の末、kindle unlimitedで見つけた「世界で一番シンプルな時間術(著者:ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー/マリオン・キュステンマッハー、翻訳:佐伯美穂)」という本の中から自分が使えるなと思ったことをピックアップして備忘録的に文章を書きました。

第1章 シンプルな時間術で「時間の常識」の一歩先へ

短時間でも運動する時間を取る

 まずは短時間でも運動する時間を取ること。これは今私が習慣にしていることです。あんまり日本の職場で許されそうなイメージがない。でもやってみると効果は大きいです。無理にずっとデスクワークするなら運動する時間を作ってみたほうがいい。人間ってデスクワークが苦手なのかもしれないと本気で思う。

毎日、計画する時間を取る

 やる気がなかったり集中できないなら一旦作業をやめて計画を立ててみたほうがいい。いきなり仕事を始めるより計画を立てることで何をするべきか明確にする。自分にスイッチを入れる効果があるんだろうなというイメージです。

 1時間単位で計画を立てる

 気になったところは、少なくとも1時間単位で「やることすべて」を書き出すこと。大雑把ではダメで、細かくやる作業を決める。作業を決めたら30分間計って仕事をやってみてできる仕事内容を確かめる。そうすると時間に間に合うかどうかわかる。

第2章 毎日を充実感でいっぱいにする「時間のコツと原則」

 余裕のないときに「新しい仕事」を引き受けない

  今1番私にささったことです。余裕がないときは優先順位を判断できないのでとりあえず断るくらいでいい。全部自分でやろうとしないで、自分がやるべきことを優先する。言葉にすると当然なんですが割とできてない。

先延ばしグセに効く手段

 私が時間を無駄にしたなと思うよくあるパターンに先延ばしすることがあります。特にやりたくないことはギリギリまで先延ばししてしまいます。第2章では「先延ばしグセ」に効く処方箋として6つの方法を紹介されていますが、そのうち私に効きそうなものは3つありました。
 1つ目は完璧を目指さないこと。私には完璧主義な部分があるので、完璧を目指さないことは正直大事だと思います。「個人的なこだわりを求めている人はそんなにいない」と頭ではわかっています。でもとても気になってしまう。
 2つ目は大きな仕事を小分けにすること。中々始められない理由を減らそうと思うと、1つの仕事がすぐ終わるように錯覚させると確かにやりやすいなと思う。
 3つ目は整理整頓をする。油断すると机の上が散らかってしまう。今文章を書いているすぐそばも散らかっている。これは私にとって絶対にやらなければならないことです。

第3章 シンプルに毎日をすごす「1冊の手帳の使いこなし方」

手帳の使い方を見直す

 第3章の内容は手帳の使い方についてです。自分が思っているほど人生が反映されていない。その通りだと思います。少なくとも私は自分で作ったスケジュールで生活できていない。とても納得いったのは普通は打ち合わせや来客などの「特別な予定」だけ書いている。「いつも処理している仕事の予定」がどこに行くかというと、もちろん予定が空いているところです。「平均的ないつもの仕事をいつ行うか」を書いておくことで1日のスケジュールがより正しくなる。同じ理由で、半年後の予定も「いつもの仕事」が入っているはず。ということは、まずいつも通りの予定を一度手帳に書いておくことがとても大事です。もともとあるはずの仕事なのでその分だけ自由になる時間は減っている。

プライベートの予定を記入する

 人生でやるべきこととなると、仕事だけではないのでとても大事です。私個人のことですが、副業でサッカーのコーチとかやってると確認なしに練習試合を入れられて休みがなくなります。そのため、大分早めからプライベートの予定を作っておかないと休みがなくなる。たぶんスポーツの業界ってお金だけで見ると割に合わないです。

明日の予定はしっかりと明日やるべきことにする

 今日終わらなかった仕事を判断無しに明日の予定にするとやる気がでにくい。そのため、明日やるべき仕事のリストを別に作って、「やり残しの仕事」と一緒に並べて優先順位が高いほうから決めていく。予定を見てより前向きになれるようにデザインする習慣を作る。

第4章 時間となかよくなる「心の持ち方」をマスターする

 自分への要求が高すぎたり、周りからの期待が大きすぎたりなど、いろいろなストレスから自由になるためには心構えが大事です。人は学校や社会の中で不完全なものにストレスを感じるように学習してしまっている。そのためストレスに対応するために4章の内容はアンガーマネジメント的なものが多い。自分にとってすぐに必要なものは次の2つです。

自分の完璧主義に気付く

 私はよくやってしまうことです。少しのミスでイライラしてしまい、全体に悪影響を与えてしまう。気持ちの切り替えがうまくできたら1度のミスだけで済むことを、最初から完璧を求めて結果的により質を落としてしまうこともある。おおらかであることでうまくいくこともある。

他人をコントロールする気持ちを放棄する

 自分がコントロールできるのは自分自身だけです。他人は思い通りに動いてくれないことのほうが多い。

第5章 休日・朝・夜オフタイムで「エネルギーを充電」する

 安息日のもともとの考えは「仕事が終わりになるときなど絶対ないから、自分の方で仕事をするのをやめる」だそうです。
 毎日の予定が詰まってきて余裕がなくなるとやる意味があるかどうかの判断がうまくいかなくなる。そのため、自分の予定、仕事には批判的に見る習慣をつけたほうがいい。

1日を最高の状態でスタートさせるには

 私は朝が弱いので気を付けておきたいところです。基本的には朝からバタバタしないように工夫をすることが大事です。朝は1日のペースを決める力があるので、意識して自分のペースを作る。

  • 目が覚めたらまず体を温める。

  • 自分の体をすみずみまで意識する。

  • そもそも睡眠環境は良いだろうか。寝具の状態は?目覚まし時計の音は好きな音だろうか?等

  • 朝よく使う場所をきれいにしておく。きれいな部屋で目覚めると精神的に良い効果がある。

  • 少し早めに起きて自由な時間を作る。たまにいつもと違うことができるくらいの余裕があるとポジティブにスタートができる。

上質な眠りを手に入れるために

 質の良い睡眠は朝の時間と同様に重要です。しかし、私自身質の良い睡眠のために何もしていない。おそらく朝が弱い理由の一つになっているので、今日の夜から1つは試してみる。

  • ベッドに入る30分前からスムーズに眠るための習慣を作っておくとよい。静かな音楽を聴く、読書をする等、自分にとって親しみやすい方法を見つけて実行するようにする。

  • 就寝前にお茶を1杯飲むと効き目がある。おすすめはシナモンなどの入ったスパイスティーやハーブティー、ルイボスティー等。

  • 足が冷たいと睡眠に大きく影響するので湯たんぽだったり、締め付けない靴下等で対策をとる。

すぐにできそうなのは足を温かくすること。習慣は自分にとって何がいいかわかってないのでリラックスしやすいものを試す。

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