purbre72

30代のフリーター 現在はネットショップのスタッフ 大阪府在住 思ったことを文章にした…

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30代のフリーター 現在はネットショップのスタッフ 大阪府在住 思ったことを文章にしたい 好きな動物は猫と兎。 趣味はいろいろ。寺社仏閣めぐり行ったり美術館博物館にも行ったり 最近は写真撮影も楽しんでいます

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    自分で取りに行った写真 日帰り旅行の日記的なもの

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    ネタバレありです。

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久安寺へ

 今回は大阪では有名なお寺である久安寺へ行きました。趣味に時間を使えるようになってきてとても嬉しい気持ちです。  大阪府外の方にはイメージしづらい所だと思いますが、久安寺は池田市の北部にあってしっかり山の中です。  天気は梅雨っぽい曇天で紫陽花を見るには良いと思いました。 毎年紫陽花の開花情報をホームページに載せてくれているので不安なく見に行けます。 楼門の近くに紫陽花が多く咲いていて、人も集中していたので動きづらい場所もありました。  逆に仏塔やバン字池の方はあま

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      6/30 久安寺

      • EURO開幕

         今年はサッカーの国際大会がとても多いです。アジアカップが終わったので次の興味はEUROに移っています。オリンピックの直前に行われるので、ヨーロッパの若手はものすごい過密日程になる選手もいそうです。特定の選手に注目してはいませんが、ワールドカップに出ていなかったチームが気になります。

        • 枚岡神社

           東大阪市にある枚岡神社へ行きました。枚岡神社は神武天皇即位3年前に創建されたと言われている神社です。中臣氏の氏神である天児屋命も祀られています。春日大社が創建された時に祭神のうち2柱が分霊されているというとても古い神社です。  生駒山の大阪側にあり、自然が豊かな場所にあります。すぐ側になるかわ園地の入り口があり、ハイキングルートの一つに創祀の地へ行くルートもあります。山の影響もあるのか、今日のように夏日でも比較的涼しくて過ごしやすいです。  創祀の地までは40分程かかり

        久安寺へ

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          アジア2次予選が終わりました

           危なげなくシリア代表に勝ちました。シリア代表は守備が上手くいかないまま失点を重ねたように見えました。マークの組み合わせがチグハグに見えていたので、日本代表は相手の弱点をしっかりと突けていたと思います。  後半から4-1-4-1に変更したのは余裕が生まれたのでテストをしたのでしょうか。出す選手の組み合わせでフォーメーションを変える方針かもしれません。

          アジア2次予選が終わりました

          「或る「小倉日記」伝」(松本清張)

           田上耕作という人物が森鴎外の小倉在住時期を調べるエピソードです。「小倉日記」の失われていた部分を補完したかったようです。取材をしていて、身体に麻痺があったせいでまともに取り合ってくれないこともありました。苦しみながら多くを調べ上げた耕作ですが、第二次世界大戦が始まってしまいました。戦時中に取材を続けるわけにもいかず、未完のまま死んでしまいます。  鴎外の足跡を辿り続けた耕作は「小倉日記」の原本の存在を知ることなく死んでしまいました。病が進み、衰弱してしまった耕作が他の何かに

          「或る「小倉日記」伝」(松本清張)

          「背伸び」(松本清張)

           若竹という者が東福寺で修行した後、安芸国にある国分寺の安国寺を再興して安国寺恵瓊と名乗ります。優れた弁舌の力で毛利輝元に取り入り、外交を任されるようになります。外交は主に家老が行うものなので異例のことです。将軍家との折衝、織田家との講和など、大きな仕事を任せられて出世しながら恵慶は増長していきます。勝ち馬に乗り続けていましたが関ヶ原の戦いでは失敗してしまいました。  介錯されるのを思わず避けてしまったところに最期まで武士になりきれなかったということが凝縮されているように思い

          「背伸び」(松本清張)

          「廃物」(松本清張)

           大久保忠教が死ぬ間際に自分の人生を振り返るという作品です。忠教は遠江侵攻から大阪の陣までずっと徳川家に仕えていた人物です。一生のうちに徳川家の立場があまりに大きく変わってしまいました。忠教は家中で上手く立ち回れなかったこともあって出世できないままでした。忠義があっても主君が何を必要としているのか、汲み取る力を欠いていた側面もあると思います。典型的な三河者としての気質がわかりやすいです。

          「廃物」(松本清張)

          「破談変異」(松本清張)

           豊島刑部は島田の息子と井上正就の末の娘との縁談を進めていました。親同士で話がまとまり、あとは正式に発表するだけというところまでこぎつけました。  しかし、春日局が別の縁談を取り持って話を潰してしまいます。春日局側から豊島刑部へ話を通しておいてくれればよかったのですが、サポートが全く無いまま正就が謝りに行き、恨まれてしまいました。  豊島刑部は脇差しで正就に襲い掛かり、豊島家はお家取り潰しになりました。どう考えても誤解されて切られた正就が一番の被害者です。

          「破談変異」(松本清張)

          「三人の居留守役」(松本清張)

           ある日両国の甲子屋藤兵衛という料理屋に身なりの良い三人の武士が訪れました。どこかの藩の居留守役同士の寄り合いのために来たようです。当時、居留守役の交際費は藩から出ているし、藩の方も惜しむことはしなかったようです。  しかし、実際は武士ではなく商人が武士のふりをして騙していました。イタズラのつもりで髪飾りや衣装を盗んだりと、度が過ぎたことをしました。芸者の一人が岡っ引きに相談したことで焦ったために大事になってしまいます。平和な世でモラルの無い人間が暴走しているのは相当ストレス

          「三人の居留守役」(松本清張)

          「噂始末」(松本清張)

           江戸時代、徳川家の上洛の際に通り道になった藩は宿泊の手配が仕事になります。将軍一行はとても人数が多いので、小さな藩では藩士の家に宿泊させたりすることもあります。掛川藩の藩士、島倉利介も一人の武士を引き受けました。接待は問題なく終わりましたが、直後から黒い噂を流されて将軍が帰りの際には利介だけ役目を外されてしまいました。その後噂を流した本人を斬ることになります。武士にとって面目は重んじられるもので、卑怯な手を使った本人は今の意識よりもより強い悪意がありそうです。気になったのは

          「噂始末」(松本清張)

          「夜の足音」(松本清張)

           粂吉という岡っ引きから竜助という若者へ大店の娘への夜伽の依頼が持ち込まれました。娘は実家へ出戻りしているらしいのですが、とても怪しい話です。竜助は欲にかられて依頼を受けることにします。竜助の行動は終始感情的で現状へ不満を持っているように感じられます。舞台が江戸時代ということもあって現代と価値観に大きなズレがあります。身近に戦いがあると攻撃的な結末に近づくのでしょうか。

          「夜の足音」(松本清張)

          泉南までバラを見に行きました

           泉南市にある花咲きファームに行ってきました。芝生公園の中にデビッド・オースチン・ロージス社の直営ガーデンがあります。イングリッシュ・ローズの庭園を見て回れるようになっています。  バラの花は見頃を迎えていてちょうど良いくらいの開花でした。  つるバラもあり、フェンスやアーチで誘引されています。  天気が良かったこともあり、とても楽しめました。

          泉南までバラを見に行きました

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          泉南花咲きファーム

          泉南花咲きファーム

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          「将軍」(池波正太郎)

           陸軍大将乃木希典のもとに息子である乃木保典少尉戦死の知らせが届いたところから始まります。とても冷静に知らせを受けている様子で冷血な印象があります。将として表に出さないようにしているにしても徹底されています。実際にはとても繊細で、全ての兵の死に心を痛め悲しんでいます。  乃木希典は西南戦争時に軍旗を奪われてしまうという失態から自決しようとしたことがありました。当時周囲から止められたものの、常に死に場所を探すようになってしまいました。そんな希典にとって二人の子ども達に先立たれた

          「将軍」(池波正太郎)

          「賊将」(池波正太郎)

           桐野利秋はもともとの名を中村半次郎といい、明治維新の時に名を上げて陸軍少将になりました。西郷隆盛に重用されていたこともあり、桐野利秋という名も西郷隆盛につけてもらっています。二十五にもなって河童退治に行ったりと変わった所がありますが、貧乏な家を一人で支え、鍛錬も続けるところに周囲の人から評価されています。純真で頑固、御恩と奉公を大事にする昔の侍のような人物です。取り立ててもらった西郷隆盛とともに西南戦争にのぞみ、賊軍として死んでしまいます。敵である政府軍の将にも惜しまれる程

          「賊将」(池波正太郎)