2012年。4月。

2012年。4月。

なおくんです。

今日は、改めて自己紹介のような投稿になりますが、昨年2020年の7月から大阪府豊能郡豊能町に移住しました。(2021年現在は豊能町の納豆・お豆腐屋さんで働いています。)


それまでは何をしてたかというと、
(ちょっと長くなるので何回かに分けて書きます。今日はちょい暗めな話ですみません🙏)


2012年当時→トロンボーン奏者でした。


中学生から始めたトロンボーンという楽器で音大を卒業し、

トロンボーンを演奏することやトロンボーンの演奏法を教えることでお金をもらっていました。

こうした仕事は学生時代の先生、先輩や仲間、地元で音楽を通じて知り合った方たちからの紹介がほとんどでした。

音楽の世界に興味を持ったのは中学校のときで、

具体的な目標というよりは漠然としてましたが自分は楽器で生きていくんだとはっきり考えていました。

大学を卒業して社会人になってみたら、確かに楽器でお仕事を頂いていましたが、中学生の頃に思い描いていたものとは全然違う状況にいました。


大学生の頃に、人前に立つと「自分の演奏を貶されたり馬鹿にされたりしないか」という気持ちと緊張が高まり過ぎて、身体がブルブル震えて思うように音を鳴らせなくなってしまいました。

在学中はこれに悩み、改善もせず、またメンタルの弱さは僕にとってコンプレックスでもあったので本気で向き合うことができないでいました。

初めて臨んだトロンボーンのコンクールで予選落ちして、後日審査員をしてた先生にレッスンをお願いすると、「これだけ吹けたらミスさえ無かったら予選は通過しただろうに。ミスが多過ぎたね。」と言われ、徹底してミスを無くす練習を心がけるようになりました。

普段の練習やリハーサルでは以前よりも安定した演奏ができるようになって、少し安心したものの、やっぱり人前に立つと「どう思われるか」と緊張が高まって演奏はボロボロになってしまうのでした。

改善が見られないまま、どうすればいいねん!と複雑に感情が入り混じってだんだん冷静では無くなっていきました。

そうしていくうち、楽器を演奏すると、背中や腰が痛くなったり頭痛と発熱を起こしたり身体の調子まで崩れてきて、「4年間、なんにも残らなかったな…」という気持ちで卒業してしまいました。


こんな感じだったので、卒業したての当時関わってくれた人達には本当に申し訳ないと思ってるんですが、やりたかった音楽の仕事に関わっていても、日々残念な気持ちやみじめな気持ちで布団に入るという生活をしていました。

それでも楽器を続けていきたいし、こうしてお仕事をもらえること自体恵まれていて感謝しなきゃという思いと、ここで辞めてしまったらもう一生戻って来れないと感じていたので断らずに受け続けていました。


それでも本音をいえば、音が鳴らないのに演奏や指導の仕事に行くって、飛んできたボールをキャッチできずポロポロ落としてしまうのにプロ野球の試合に出るみたいな感じで、結構辛かったです。

そんなこんなで、音楽の仕事を続けたいけど、このままいったら身体も心も潰れてしまう、なにかひと工夫必要だって思い至りました。


さて何をしたかは、次回へ続きます(^^)

読んでくれてありがとうございました!


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